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今治山岳探検隊

自然の美しさや厳しさを体験し、生きている喜びを確認する探検隊です。

2013.5.26 石鎚南沢 2

2013年05月26日 | インポート

また行きました。

5月5日に行った時は途中で右側(東側)にコースをはずれてしまい、南沢の半分しか踏破できていませんでした。どうしても南沢をすべて踏破したいと思い、八幡浜の T さんにお願いし同行してもらうことになりました。 雨が多くなると危ないけんね。  

自宅から瓶ヶ森林道経由、長尾根展望台までの距離を測ってみました。

自宅0.0K・湯ノ浦IC前7.2K・三津屋南交差点16.3K・加茂川橋交差点26.8K・新寒風山トンネル高知県側出口47.7K・寒風茶屋55.2K・伊予富士登山口64.4K・瓶ヶ森登山口72.0K・しらさ峠76.0K・よさこい峠79.0K・土小屋81.7K・長尾根展望台86.0K

自宅7:00出発、新寒風山トンネル高知県側出口7:54。

Dsc01040 寒風茶屋(林道入口)で撮影。

平成25年6月28日まで、土・日・祭日以外は時間通行制限中。

Dsc01043 こちらは全面通行止です。来月6月3日(月)~6月15日(土)、発注者いの町役場建設課。

Dsc00956 瓶ヶ森林道は霧が多いんよね。

9:00、土小屋到着、Tさんと合流、1台で長尾根展望台へ。

9:25、長尾根展望台出発。

Dsc00966 10:47、南沢入口。

ここは 45’23”N 06’55”E 。今日は測位できたね。

10:50沢登り開始。

10:59、 45’24”N 07’00”E 

Dsc00975 11:11、標高約1240m、右に滝が見えます。 45’30”N 06’59”E 前回はこの右の滝を上り、コースを外れてしまいました。ここは滝へは行かずまっすぐです。

Dsc00976 11:24、標高約1280m、約90度右に狭い滝(写真)が現れます。この滝です。右折して滝を上ります。よく見るとテープもあります。写真手前の大石上に石ころを5個並べておきました。

GPS測位不可能。 ここは45’33”N 06’58”E あたりです。この後なぜか20分間GPS測位不可能になりました。

Dsc00980 11:28、巨大な石の壁です。そんなに急ではないので濡れていなければ難なく登れます。

Dsc00983 11:29、石の壁(滝)が続きますが、問題ありません。壁の上に T さんが居ます。

Dsc00987 11:36、ケルン作成。

Dsc00990 11:39、右を上れますが、濡れていると危険です。

Dsc00992 11:46、標高約1440m。GPS測位が可能になりました。 45’38N 07’01”E です。

Dsc00104 11:59、途中で間違って右の沢に入ってしまったようです。11:46までは合っているので、それ以降です。 写真の地点、45’38”N 07’04”E 。東側に外れています。

ここで昼食、  西側にコース修正。

Dsc00109 12:23、標高約1450m。

45’39”N 07’01”E 。

Dsc00999 12:39、標高約1540m。辺りが明るくなり、目的地周辺が見えてきました。濡れていれば危険な岩ですが、今日は大丈夫です。 45’45”N 07’00”E 。

Dsc01003 12:46、下に向けて撮影。

Dsc01004 12:49、標高約1560m。沢が分かれていますが、ここまで来ればどちらでも行けると思います。

右を選びます。 45’46”N 07’00”E 。

Dsc00122 13:07、標高約1660m、私登場。

45’50”N 07’02”E 。

Dsc01009 13:12、標高約1680m。ここは最後の滝です。もう少しで最後の笹原です。

13:20、標高約1700m。 45’52”N 07’02”E 。

Dsc01012 13:25、最後の笹原です。これを上れば南沢は終わりです。中沢より長く、深い笹により、わずかに残った体力を奪います。

Dsc01015 13:37、T さんも苦戦しています。向こうに見える道路は今朝出発したスカイラインです。

Dsc01021 13:50、土小屋も見えてきたね。

Dsc00144 13:56、東稜コース上に出ました。矢印に T さん。 撮影地点 45’59”N 07’01”E です。

疲れたので休憩。

Dsc01026 14:28、南尖峰から墓場尾根を撮影。3人居ますね。どこから行くんやろ?いつか行ってみたいね。  

Dsc01031 14:47、今日も大勢の人やね。私を含めて若者が多いような気が‥  

Dsc01034 16:21、土小屋経由、長尾根展望台に帰ってきました。途中、コースを外れたところがありましたが、最短の南沢をほぼ踏破できました。

Dsc01038 17:04、標高約1600m、東黒森下にある、この瓶ヶ森1号林道の看板の後ろに続く道は、どこまで続いているのか‥‥?

Dsc01039 この柵の向こうです。  

今日の写真・動画撮影枚数 157枚。

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2013.5.18 坂瀬林道~五代ヶ森~堂ヶ森~坂瀬川

2013年05月18日 | インポート

前回に続き今回も難コースです。

以前から気になっていたコースですが、一部は踏み跡がなく、一部は行けるかどうかわからないコースです。地形図を見るとなんとかなりそうですが、距離もありますね。歩行時間7時間ぐらいでしょうかねー?

今回は単独なのでこのコースに決めました。

6:55、自宅出発。7:37、国道11号を面河方面へ左折。

Dsc00791 7:46、494号線、唐岬滝の手前で日曜以外通行止めがあります。

8:00、唐岬滝通過。8:05、黒森峠通過。

Dsc00795 8:17、面河ダム通過。

Dsc00796 8:28、494号を大成方面へ左折。

写真はありませんが、ここから約12分で大成方面から坂瀬川上流へ向かう分かれ道を左折、未舗装の林道ですがよく整備されています。左折地点からちょうど3K、約11分で一般車両通行止めの鎖があります。

Dsc00802 坂瀬林道の看板。

Dsc00803 8:51、通行止め地点到着。駐車スペースが余りないけど、登山で来る人はほとんどおらんよね。

ここは 43’11”N 04’14”E 、標高約900m、天候晴れ。

9:10、いよいよ探検に出発。ここから約15分で右に登山口があります。前回は出場がありませんでしたが、今回は3脚で自分撮り。  

Dsc00806 9:24、標高約930m、林道右側に「五代ヶ森」の看板。(黄色矢印) ここから標高差約600mの急坂を尾根まで一気に上ります。

ここは、43’39”N 04’08”E です。

Dsc00811 9:35、よく見れば踏み跡は分かりますが、濡れている時には分かりにくい所もあります。写真左のようにテープが多数あります。

Dsc00812 9:46急坂が続きす。

Dsc00044 9:54、標高約1200m。この看板を表示の通り左折。少し分かりにくい所なので助かります。

ここは、43’44”N 04’31”E 。

Dsc00816 10:13、標高約1370m。最後まで急坂が続きます。  登山道は笹がきれいに刈り取られているのでまだましやね。

Dsc00818 10:30、標高約1520m、尾根に到達。矢印の下に「五代ヶ森」の看板。看板は最近立てられたものですね、昨年10月にはありませんでした。右は風穴方面です。

ここは、43’48”N 04’51”E 。

Dsc00820 10:50、尾根からの展望は余りありません。写真は岩の上から撮影。曇っているね、どこを撮ったっけ?

Dsc00825 11:04、標高1713m、五代ヶ森山頂。ここまでは予定通りの時間です。

Dsc00827 頂上からの展望もいまいちか。木々の向こうに堂ヶ森が見えます。

ここからクラセの頭へ向かいますが、人の通った跡はありません。深く密集した笹、枝を掻き分けての前進です。定期的にGPSで現在地を測定し、コンパスで目的地を見失わないよう、地図で確認します。

11:14出発。

Dsc00833 11:39、だいたいこんな感じです。カメラを頭の上に構えて前方を撮影。深く密集した笹に体を押され、足は笹と枝が絡まり、一歩がなかなか踏み出せません。目的地が確認できません。

Dsc00834 11:43、最初に見えていた丘の頂上、標高1690mに到着。 44’25”N 04’55”E です。

Dsc00058 12:15、2番目の丘、標高1674m、 44’37”N 05’04”E です。この丘の周辺はアケボノツツジ?が非常に多く咲いています。

Dsc00847 12:32、大きな岩が行く手を阻みますが、岩の間をよじ登ります。尾根をはずさないように気をつけます。

Dsc00850 12:41、標高約1650m。ニノ森から石鎚が見渡せます。

Dsc00061 同じく12:41、進行方向を撮影。まだ笹薮が続きます。 ここは 44’43N 05’03”E 。だいぶ近づいてきたね。  

Dsc00858 13:03、標高1700m、3番目の丘。堂ヶ森も近くなったね。 44’51”N 04’57”E 。

腹が減ったので昼食。  13:18出発。

Dsc00864 13:36、振り返って歩いてきた方向を撮影。分かりにくいですが、手前に山が3つあり、一番奥の一番高い山が五代ヶ森です。

Dsc00867 13:50、この辺りは笹が短くなりました。45’01”N 04’56”E 標高1749mの丘の上から進行方向を撮影ですが、地図とGPSの表示が少しずれているね? 遠くに20人くらいの集団が堂ヶ森方向へ歩いているのが見えました。

Dsc00868 同じ場所からの堂ヶ森。景色が良くなったねー。 気持ちが明るく軽くなりますね。  

Dsc00870 14:05、標高1784m。  

最後の丘、45’09”N 05’02”E 。ついに来ましたね、登山道はすぐそこです。体も気持ち軽くなり、ペースが上ります。

Dsc00872 14:08、最後の登りです。ここからはうっすら踏み跡も見えます。 正面がクラセの頭、右がニノ森ですね。

Dsc00070 14:20、一般登山道に合流!  

ここは、45’20”N 05’06”E 、五代の分れ、標高約1800mです。五代ヶ森からは、昼食も挟みましたが3時間と6分でした。予想を30分オーバーです。あの深く密集した笹薮は予想外でした。

今回の探検の半分は達成! いや、100%にならんと達成とは言わんよね。  

愛大小屋まで急ごう!

Dsc00882 14:41、標高1570m、愛媛大学山岳会堂ヶ森避難小屋、 45’22”N 04’13”E 到着。60代?単独男性がおられました。保井野から相名峠経由で来たそうです。いろいろ話をお聞きしました。

Dsc00072 愛大小屋からのクラセ方面。

14:58、水分補給、靴の中の笹や枝を取り除き、出発。

Dsc00886 愛大小屋横にある水場。ここからは踏み跡はどこにもありません。再度地形図を確認しましたが、この沢伝いに降りてみることにします。

Dsc00889 15:09、標高約1520m、45’21”N 4’18”E  誰か来ている!、多数の青のテープがあります。20mおきくらいでしょうか。もの好きな人も居たもんですねー  

Dsc00890 15:14、急な沢・滝などはなく、問題なく降りて行けます。

Dsc00892 15:20、標高約1440m、45’16”N 04’23”E 左から落ちてくる滝と合流しています。ここからは右(南)に沢の向きが変わります。持ってきた1.5リットルの水分が底をついていたので、ここで補給。

Dsc00895 15:27。

超自然の雰囲気が感じられます。

日常とは全く違う世界がここにはあります。

生命の存在が全く感じられません。

自分が自然の一部になっている気がします。

生命の掟を感じます。

自分は生きています。

Dsc00902 15:41、標高約1320m、最初の滝。

Dsc00901 滝を迂回する時にもテープが目印になります。

Dsc00904 15:50、標高m、2番目の滝。

45’00”N 04’21”E 。

Dsc00907 15:53、自分登場。どこに?

Dsc00909 16:00、3番目の滝。

Dsc00911 16:09、4番目の滝。

Dsc00914 16:15、4番目の滝を下から撮影。

44’48”N 04’23”E 。標高約1220m。

Dsc00917 16:20、5番目の滝。

Dsc00918 16:25、6番目の滝。

Dsc00083_2 16:27、標高約1160m、沢を左折します。テープと踏み跡がありますが分かりにくいです。

ここは 44’41”N 04’24”E 。

Dsc00921 16:33、標高約1170m。

44’39”N 04’24”E 、ついに林道に出ました。林道はここで途切れています。もう大丈夫やね。 。険しかった探検もまもなく終わりに近づきます。あとは林道沿いを歩くと自車  に着きます。

Dsc00924 16:41、広い林道はよく整備されています。石ころや枝はきれいに取り除かれ、ほとんど平らですねー。

Dsc00927 16:57、間伐作業中。振り返って撮影。

17:15、朝9:24の五代ヶ森、登山口看板通過。

Dsc00931 17:29、車両通行止めの鎖。

出発から8時間20分、今日の目的はすべて達成です。  予想を1時間オーバーですがよくがんばりました。今日の写真撮影枚数208枚。

未踏のルートを経験できて、たいへんおもしろい探検でした。

Dsc00939 18:00、大成入口、494号線横にある橋、大正14年8月竣工。古っ  

Dsc00941 これも 古っ 。家の何? 中? 鍵? 柱?    金? 

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2013.5.5 石鎚南沢

2013年05月05日 | インポート

石鎚南側の沢、最後の未踏の沢、「南沢」です。

この沢は昨年10月13日に試みましたが、この時は西側にルートを外れてしまい、西沢に出てしまいました。失敗も登山ですが、同じ所で2回は失敗したくないよね。

Dsc00648 8:17、寒風茶屋。5月19日は元気ウオーキング大会のため、瓶ヶ森林道は通行止がありますよ。

Dsc00651 8:41、雲ひとつない快晴やね。 

Dsc00655 8:49、林道端の雪、例年より少ないと思います。

Dsc00663 土小屋に自転車を置いておき、9:35長尾根展望台到着。写真は展望台からの石鎚と、左下に御来光の滝。

御来光の滝手前を右折し、山頂を目指します。

9:45、標高約1220m、快晴 、展望台出発。

Dsc00666 9:49、鮮やかな色やね。 

Dsc00670 10:09、標高約920m、今日の水量は少なめです。簡単に渡れます‥‥か?

Dsc00682 11:08、標高約1110m、南沢入口。2ヶ所のケルンがあります。

GPS(カメラに内臓)で現在地を確認しますが、測位しませんねー 

渓谷と木々に囲まれとるけんねー  

地図で場所を確認  あれ‥‥?

まさか、もういち  ど。‥‥ど?  

ち 、 ち ず を わ す れ た  

成功失敗を大きく左右する地図がない。

GPSがあっても地図がなければ現在地がわからんね。  

まあー  何とかなるかー ははは  

入口の岩は苔が生え、ほぼ全面濡れています。持ってきたロープ(荷物用)をお互いに結び、11:20私が先行します。

Dsc00688 11:44、標高約1280m。

Dsc00690_2  11:46、 標高1240m、11:44の写真の主流の沢を上ると、右に(矢印)小さめの沢が現れます。主流の沢は水が枯れていますが、この右の沢は水が流れています。昨年は南沢を左(西側)にずれてしまったので、この右の沢を行ってみましょう。 

ここは 45’30”N 6’59”E です。

Dsc00691 11:48、右の沢の下。濡れとるけん、またロープを結びます。

Dsc00008 12:01、標高約1330m、滝の連続ですね。

Dsc00701 12:08、標高約1350m、この滝は高く、上方では反り返っています。直登は無理やね。  

この滝の撮影地点 45’33”N 07’01”E です。

この沢を半分まで登り、左にコースを変えてみることにします。ロープを結び挑戦。しかし思った以上に崖になっとるな。不安定な足場、つかみどころのない岩、少ない枝、滑りそうな苔、たまった落ち葉。 少ない枝にロープを結びながら絶壁を横に移動していきます。ロープはあっても、落ちれば危険です。  写真を撮れば良かったですが、余裕がなく思いつきませんでした。

Dsc00704 12:33、やっとの思いで崖を通過すると、また滝が現れたよ(写真)。 これも垂直近くあるね。この滝のすぐ右の岩が上れそうです。

Dsc00710 12:50、滝を通過すると、標高約1400m、沢が現れます。南沢なのか?地図がないけん現在地がわからんね。

知らない間にもう1時か、食事して1:20まで休憩。

Dsc00714 13:26、1490m、笹が密集し体力消耗、ペースダウン。 I 君も苦戦。

Dsc00716 上の写真と同じ場所から上方を撮影。見渡す限りの笹 笹‥‥。  

現在地 45’37”N 07’08” です。

地図があれば大きく東(右)側にそれているのが解かりますが、この時は全く解かりません。ただ、背後に見える面河山は西沢や中沢から見えるそれとは違います。

Dsc00720 14:01、標高約1660m、尾根に到達。ひたすら笹を掻き分けここまで来ました。倒木の上に上って下(南)方向を撮影。

尾根の向こう(北東側)に隣の尾根が見えるけど、あれは東稜の尾根じゃないか?尾根と尾根の間の谷は犬吠谷か?ここの尾根伝いは崖になっていて通過は不可能。

ここで東側にコースをはずれていることに気づく。  

ここまでは笹・木々が視界をふさぎ、左右の状況が解かりませんでしたが、西側の沢(かなり遠い)まで斜面を移動してみることにしよう。

まだまだ笹を抜け出せないねー。  

上の写真撮影地点 45’45”N 07’11”E です。

Dsc00023 14:34、二ノ森方面を撮影。

Dsc00025 14:42、標高約1660m、振り返って東方面を撮影。急斜面の笹藪を掻き分け、I 君が付いてきます。(こんな所に連れて来て申し訳ないね)  

現在地 45’47”N 07’06”E です。

Dsc00030 15:04、標高約1650m、振り返って(東)撮影。深い笹はもう終わりですよ。目の前(西)に沢があります。

Dsc00033 15:08、標高約1670m、沢に出ました。ここが南沢でなくても、もうここを上るしかありません。下に向けて撮影。

現在地 45’50”N 07’00”E です。

Dsc00730 15:09、滝です。少し急ですが乾いている時には問題ないでしょう。

Dsc00731 15:21、1690m。滝ほどではないですが、岩場が続きます。向こうに開けた場所が見えるね。

Dsc00733 15:30、急坂が続くよ。  

Dsc00736 15:33、標高約1730m。ついに姿を表しました。ここが南沢だったんですね。  中沢とは明らかに違います。

偉大な自然の造形物は美しいですね。

圧倒的です。

生きている実感が湧いてきます。  

ここは 45’53”N 07’02”E です。

Dsc00040 15:45、標高約1780m、ここまでの険しかった道のり、そして長い急坂によりスタミナも切れたよね 

Dsc00743 16:10、東稜コース到着。南沢はここで終わりです。写真左側中央で I 君苦戦中。

やはり南沢を東方向にだいぶはずていました。険しい滝、見渡す限りの深い笹、コース修正のための急斜面の移動、1時間以上の時間のロスと疲労がありましたが、めったに経験できないことができて、これも登山の醍醐味です。  

ここで、1つの不安があります。石鎚スカイラインは出入り口に門があり、閉門時間があります。車は滝展望台にあるので、時間を過ぎると閉じ込められてしまいます。冬季は午後6時、夏季は午後8時だったと思います。

はて?今日は何時に閉まるんやろ?もし6時やったら間に合わない可能性があります。間に合わなければ車の中で寝るか、土小屋で宿泊のお願いをしなくてはいけません。今日は帰れなくなります。ここから超特急で東稜を下り土小屋まで帰らんといかんね。

南沢では携帯電話は通じなかったけど、ここでは通じます。知り合いに調べてもらうと、4月29日から5月31日までは午後7時のようです。7時なら間に合いそうです。Fさん・O君・N君お世話になりました。

いったん石鎚神社まで行って、通常ルートを帰ることにします。

あとで通行止め時間の看板写真を貼り付けます。

Dsc00746 16:28、南尖峰。時間が心配になりました。何があるかもわからないので急ぎましょう。ここからは私1人で先を急ぎます。

16:39、石鎚神社通過。

Dsc00755 16:41、若干の残雪があります。

Dsc00759 16:48、以前建物があった1ノ鎖の下。重機と建設資材があります。

Dsc00761 16:57、この布はいったいなんなん?数ヶ所に同じものがありました。

17:04、東稜基部。

Dsc00766 17:18、もう夕方やね。

Dsc00771 17:44、土小屋停留所、伊予鉄南予バス発着時刻表。参考にして下さい。

Dsc00772 17:47、やはり今日は19時の閉門です。

ここからは朝置いていた自転車に乗って展望台まで下ります。

Dsc00775 18:03、展望台から夕焼けに染まる石鎚。

18:30、土小屋にて I 君を拾う。

Dsc00780 18:54、瓶ヶ森林道からの夕日。

以上、南沢、踏破。  

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2013.4.29 津根~赤星山

2013年04月29日 | インポート

赤星は2011年4月24日峨蔵越から、2012年5月4日に野田から行きましたが、今回は3回目です。

赤星は私のブログの中でも特にアクセス数が多く、人気の山みたいなので今年の春も行くことに決めました。

花にはあまり興味がありませんが、この山は花が多いですね。

同じルートはなるべく通りたくないので、カシミールの地図を見て津根からのルートに決めました。頂上からの下りは中尾方面から津根に帰るという超マイナーなルートを選びました。

行ってみるまでは車の通行の可否や、登山道の有無がわかりませんでしたが、迷子になりそうになりながらもなんとか無事帰ることができました。

朝7:18、自宅出発、桜井の I 君を乗せ、途中コンビニに寄る。8:32国道11号線新居浜IC前通過、8:48津根交差点(右に〒あり)通過。

Dsc00488 津根交差点から約300m先を右折、高速道路の下を横切るとすぐに(8:53)上の写真「林道東山線」の看板が現れます。国道11号線右折地点からここまで約1.1Kです。

Dsc00603 上の東山線起点から約800m、最初の分かれ道は「右」です。

Dsc00491 9:16、標高約410m、「面白の滝」入口、左へ下りて行きます。

Dsc00492 面白の滝、上から撮影。どこかおもしろいところありますか?

Dsc00493 9:19、標高約430m、東山線起点から4.8K地点、林道「津根南山線」起点の看板。

林道は未舗装もありますがよく整備され、、平坦で落石なども残っていません。

写真はありませんが、標高約500m地点に左折道があります。しかしこちらは通行禁止です。

Dsc00499 9:53、途中、登山道入口を探しながら、標高約690mまで上ってきました。上の写真の林道右に「赤星山登山口」看板がありました。

ここは 56’20”N 27’09”E 、東山線起点から約8.5K地点です。

ごく最近作られた看板と林道のようです。登山口はここを右折しますが、林道はさらにまっすぐ伸びているので少し行ってみましょう。

Dsc00502 9:57、「神美滝」の看板から見えた滝、これ以上は林道が荒れているため自動車の通行は不可能です。折り返し、先ほどの690m地点まで帰ります。

Dsc00500 標高約690m、「赤星山登山口」看板、ここへ車を駐車して右の林道沿いを歩いて上ります。

10:15、天候晴れ、探検出発。

一部急坂もありますが、右の林道は標高840m地点まで車で行けるようですね。

Dsc00510 10:23、大規模に林道が整備されているので、視界が開けて下界が見渡せます。

Dsc00512 10:39、標高約830m。駐車地点からここまではすべて林道を歩いてきました。青矢印から上って来て、黄色矢印から登山道に入ります。赤矢印は午後5時すぎの帰りに出てきた登山道です。

写真中の横長の看板には「赤星登山入口仮通路」と書いてあります。

このあたりの林道は広いので、車が駐車できそうです。

Dsc00514 上の写真の林道の黄色矢印のように左を見ると、この看板があります。赤字で赤星山と書いてあり、10:40登山道の始まりです。

Dsc00515 11:00、3差路になっている所を振り返って撮影。矢印のように、ほぼまっすぐ進みます。左に見えるルートは、最初の標高830m地点に帰る別ルート(今日の帰りのルートにつながっている?)だと思われます。

写真の地点は 55’57”N 27’05”E です。地図の点線とは違います。ほぼ稜線伝いに登山道が伸びています。

見た通り、はっきりした登山道が赤星まで続いています。雪でもない限り迷うことはないでしょう。

Dsc00517 11:05、山頂まで2.0Kの壊れた看板。

Dsc00521 11:10、気持ちのいいルートです。

Dsc09979 11:30、標高約1200m、 55’24”N 27’06”E 。

Dsc00531 11:48、標高約1280m。ついに「あれ」が登場です。 「カタクリ」?ですよね。踏んでしまいそうになるくらい群生している所もあります。  

しかし、ここまでのルート上には花は見当たりませんでしたので、花と沢の景色を楽しみたいのなら、野田からのルートがおすすめです。

Dsc00541 12:05、赤星山、1453m到着。大勢いますね。向こうの山は二ツ岳です。  とりあえず腹減った!   

Dsc00550 12:43、山頂を「中尾」方面に出発。今日の後半戦です。上写真は12:53、自分登場。

Dsc00551 12:55、標高約1360m、振り返って標識を撮影。ここは標識のようにまっすぐ中尾には行かず右、に鋭角に曲がります。

Dsc00554 13:09、辺り一面「カタクリ」ですね。踏んでしまいそうです。群落での開花期間は2週間程と短いそうなのでラッキーです。

Dsc00555 13:20、鉄塔に出てきました。標高約1140m。

ここは 54’50”N 27’08”E です。 おかしいな?予定していた場所とずれている。踏み跡もなくなりました。どこかでルートからはずれて近道をしてしまったようです。近道はいいですが、ルートが見えません。ここからは標高を維持しながら斜面をトラバースしていくルートです。

進むべき方角は最初に 「北」 その後 「北西」 に向きを変えていきます。

上の写真の鉄塔の表示は 「物部線」 「No.147」 とあります。鉄塔巡視路ははっきりとありますが、こちらは大きく標高が下がっていくし、方角も違います。

あちこち探し回ると、この鉄塔のすぐ下に青の紐があり、藪が一部刈り取られている所がありました。ここか?確証はありませんでしたが、ここしかなさそうです。

すぐにルートらしき跡が現れました。踏み跡もはっきりせず、テープなども一切ありません。ルートでない、と言えばそうとも言えるような所です。

標高を維持しながら、地図・GPS・高度計・コンパスを頼りに進みます。

Dsc00556 13:52、人口物発見。橋が掛かっている?単に上流から流れてきて引っかかっているだけか?

Dsc00560 14:04、お花畑。  

Dsc00562 変わった形の花やね

Dsc00565 14:07、標高約1100m、踏み跡らしき所があったりなかったり、テープなどはありません。時には藪こぎ、急斜面を引き返したりしながら進みます。

怪しい時にはそのたびに、GPSと地図でルートを修正します。

ここでは、勘は当てになりませんね。GPS・コンパスで確認したつもりでも、ルートをはずれることがあります。  楽しいですね。

Dsc00572 14:35、ここは明らかにルートになっとるよね。  

Dsc0057314:51、標高約1100m。ルートは見え隠れしています。

Dsc09990 15:51、標高約1050m、登山道からだいぶ外れてしまった。 55’29”N 26’51”E の沢。

Dsc00577 16:05、真っ黒の へび 。毒はないんかな?

超にがて。

Dsc00579 16:11、踏み跡はありません。

Dsc00582 16:40、標高約930m。分かれ道は左を選択。登山道の終点はもうすぐです。

Dsc00584 16:53、標高約850m、56’08”N 26’59”E、 林道に出ました。  ここまで来ればもう安心だー。

地図の点線からはずれていますが、ここで良かったようです。

ここを右折して林道上を帰ります。

Dsc00588 17:03、タイヤ痕があります。この林道の右上には新しい林道の延長工事中です。そんなに道が要るのか?

17:07、標高約830m、10:39の写真の赤矢印から帰って来ましたよ。残りは来た道と同じです。

Dsc00591 17:12、夕方の景色がいいですね。 

Dsc00601 17:20、夜景もいいかもね。 

17:25、 到着。

帰りのルートはいたる所で道が消え、そのたびにルートから外れました。GPSと地図がなければ帰れなかったでしょう。地図の読み方の勉強にもなりました。

帰りのルートはもう通ることはないでしょう。

いい経験ができました。

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2013.4.13 今宮道~弥山

2013年04月14日 | インポート

今宮道から石鎚は、昨年12月9日にも行っています。この時は大雪のため途中断念でした。今回も同じ所ですが、季節・天候が違うと難易度・雰囲気・山の表情は全く違います。

これも山の楽しさの一つですね。

今回もロープウエイは使いません。と言っても4月17日までは運休のようです。大勢の観光客が居ないのでちょうどいいかもね。

特にめずらしい事もなかったので簡単に報告しておきます。

7:59自宅出発、8:52下谷駅数百m手前を右折、林道今宮線に入る。林道入り口から約4K地点、下の写真、標高約720mに  駐車。

Dsc00376_4 天候晴れ、気温暖かい。9:14探検に出発。

Dsc00381 9:58、標高約1200m。1000mを超えた辺りから雪が見え始めました。

Dsc00385 10:07、スキー場はもうすぐです。

Dsc00386 10:09、雪はないな。

ロープウエイ駅に行って見ると、入り口は閉まっており、関係者に1人会いました。聞いてみると、雪は11日(木)から12日(金)朝にかけて降ったようです。

この時期に、ここに雪があることは想像していませんでした。 

駅から成就社までは3~4人の足跡が雪に付いてます。

Dsc00397 10:32、成就社から見える石鎚。

Dsc00401 注意事項 一から七 を読みましたが、私は1つも当てはまる項目がありません。  失格。

10:39、スパッツを付け、とりあえず出発。

自分以外足跡はありません。

Dsc00404 10:43、幹が N 型に折れ曲がり他の木にくっ付いています。 どーしたの?

Dsc00409 11:05、標高約1430m、積雪約10cm

Dsc00412 11:19、試し鎖。 行って見よー。 

Dsc00413 鎖は一部雪に埋まり、凍って動きません。指を掛けるために雪を掻き分けるので、指も凍りそうです。足場も氷の壁があります。 

注意事項その二、登山計画は安全第一。 失格。

Dsc00415 11:24、指が凍りそうや。

Dsc00419 もうちょっとですよ。

Dsc00424 11:34、頂上から。

Dsc00432 11:50、標高約1660m、振り返って撮影。

Dsc00437 11:57、夜明峠。いい眺め。 

Dsc00441 12:24、大勢のグループ、15人くらいか?土小屋からは多くの足跡があります。

Dsc00444 雪はやわらかいですが、階段などでは固く締まっています。

Dsc00449 12:50

Dsc00452 12:55、腹減った。スタミナ切れ。

360度の展望です。昼食   13:23下山。

14:40、成就社。

14:56、ピクニック園地スキー場。

15:34、 到着。

Dsc00465 んー、へたくそ。  

Dsc00468 ?  

Dsc00483   花の名前はわかりません。

春ですね。  

コメント (3)
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