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今治山岳探検隊

自然の美しさや厳しさを体験し、生きている喜びを確認する探検隊です。

2014.3.22 表参道~土小屋道~東稜~天狗岳

2014年03月23日 | インポート

今回も疲れたけど面白かったね。

先週は東稜を断念したので、今回はリベンジです。  

ルートを変え、上りはロープウエイを使います。

雪の状態によっては今日も10時間を超える可能性があります。

石鎚スキー場は3月16日で終了しとんやね。

ロープウエイの始発は8:40なので、帰りは真っ暗かもしれません。

下谷駅には8:25くらいに着いたけど、すでに30人くらい切符売り場の前に並んでいました。

始発に乗れるのか?

心配しましたが、定員は50人、始発には全員乗れたみたいです。

今週も木曜日に雨、金曜日に雪、今日は天気良さそうです。  

気温約マイナス2℃、標高約1300m、8:50出発です。

Dsc043448:51。

新雪は1㎝程度でしょうか。

Dsc04351 9:03。

9:08、成就社。

Dsc04362 9:38。

I 君登場。  いい天気、いい景色。

Dsc04376 10:18。

いやー、なかなかこんな景色見れんよね。  

少し残念なのは山頂にガスがかかって見えんね。

Dsc04383 10:28。

左に写っているのは広島から来たという 「yamanbou」 さん。

いいカメラをお持ちのようで、ブログでいい写真を拝見させていただきました。

ずっと後方から、Gパン・素手・4本爪アイゼン・スパッツなし・ピッケルなしの高校生らしき若者が来ています。 すごいね、大丈夫か?  

Dsc04388 10:40。

もうすぐ土小屋道分岐です。

Dsc04398 10:44。

これから左折し、土小屋道を行きます。

先週土小屋からここまで来た足跡はもうありません。

この時期の石鎚北壁側の積雪量は2~3m、場所によってはそれ以上あるでしょう。

昨日に比べて今日は気温も上がっています。

急斜面が多く、雪崩の危険もあります。

Dsc04413 11:15。

硬い斜面の上の数十センチの新雪、急斜面、アイゼンの爪がしっかり雪をとらえられず、新雪と共に谷へ流されそうになる所が多くあります。足を一歩踏み出すごとにピッケルを深く突き刺しながら横に移動していきます。

谷を横切る所では上部の雪の状態に気を付けながら急いで渡ります。

Dsc04421 11:23。

ルートは雪に隠れ、1枚の斜面にしか見えません。

I 君 のスマホの地図アプリが威力を発揮しています。

Dsc04430 11:37。

標識発見。

Dsc04433 11:58。

東稜基部到着。

積雪はまだ多いですが、雪質は適度に硬く、悪くありません。

時間も体力もあり、挑戦しましょう。

Dsc04442 12:31。

ルートは見えませんが、経験からだいたいわかります。

Dsc04449 12:42。

土小屋方面です。

Dsc04453 12:43。

矢筈岩と南尖峰。

Dsc04458 12:54。

Dsc04464 12:59。

美しい自然の姿。  めったに見れんよ。

Dsc04467 13:00。

斜度は50~60度くらいでしょうか?

アイゼンはよく引っかかっていますが、滑ると50~100m滑落です。

Dsc04472 13:06。

上から下に向けて撮影。

Dsc04477 13:11。

厳しい急斜面が続くね。

Dsc04484 13:22。

振り返って撮影。左は矢筈岩方面、右は南沢。

Dsc04513 13:41。

右下は中沢、高度感があります。

落ちると大変ですよ。

Dsc04527 14:02。

南尖峰より、登ってきた方向を撮影。

ガスが晴れ、遠くが見渡せるようになりました。

Dsc04530 14:08。

14:27、石鎚神社。もう誰も居ません。

しかし、1人の男性が表参道から上ってきました。

西条の方で、今日は避難小屋に泊まるそうです。すごいね。

食事タイムにしましょう。

14:45、表参道に向けて出発です。

Dsc04543 15:04。

Dsc04551

15:21、夜明峠。 美しいね。

15:31、前社森。

15:58、八丁。

Dsc04564

16:17、成就社。

16:25、西之川分岐。ロープウエイは使いません。

Dsc04578 17:37。

Dsc04579 17:42。

御搭谷橋。

17:44、車到着。 登山開始から約9時間。

昨年3月に続いて2度目の冬の東稜、美しく、険しい東稜が堪能できました。

コメント (4)
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2014.3.15 西之川~土小屋~石鎚神社

2014年03月15日 | インポート

12時間の長旅で疲れ果てました。

冬の西ノ川~土小屋道は3年連続です。

昨年は3月3日、一昨年は2月19日、ブログにあります。

Dsc03977 7:00。

いつもの大宮橋登山口、うっすら雪が見えます。

2日前の雨で雪は締まり、歩行に大きな支障はないと思われます。

天候晴れ、気温0℃、標高432m、7:09出発。

Dsc03983 7:33。

標高約600m、動物の通り道やね。

Dsc03991 8:05。

岩原、標高約900m。

Dsc03995 8:30。

標高約1100m

Dsc04006_2 9:02。

標高約1260m、松山の I 君登場。

積雪は多そうですが、雨の影響か雪は硬く、平地での歩行には影響が少ないね。

9:18、標高約1270m、気温約マイナス4℃、天柱石方面と土小屋方面の分岐地点でアイゼン装着。

Dsc04025 9:59。

沢を渡る。斜面は氷のように硬く、アイゼン・ピッケルが必要です。

Dsc04039 10:14。

標高約1340m、南向きの斜面に変わると景色が一変。

期待通りの世界が広がっています。

Dsc04047 10:19。

遠くに瓶ヶ森。

Dsc04050 10:21。

夢のような世界が続きます。

10:38、国民宿舎の駐車場、標高約1450mに出ました。

Dsc04074 10:46。

駐車場からの瓶ヶ森。

Dsc04079 10:52。

標高1492m、積雪は約1m。    昼食タイム。

Dsc04085 11:06。

今日の土小屋道はどうでしょう

Dsc0409311:18。

深い所は2mくらいあるよ。

Dsc0410311:56。

ルートは雪の下に隠れて1枚の平面にしか見えません。

どこを歩いても同じ、だいたいこの辺りやろ。

Dsc04109 12:00。

Dsc04118 12:13。

標高約1550m、すばらしい。

Dsc04126 12:16。

贅沢過ぎる景色。

Dsc04132 12:29。

奥に土小屋と岩黒山。

Dsc04146

貫禄があるね。

Dsc04153 12:53。

Dsc04164 13:20。

東稜基部、標高約1670m、積雪は3メートルを超えていると思われます。

予定の時間を約1時間オーバー、この積雪、東稜に行くことに不安を感じます。

今回はやめておこう。

土小屋道で鳥居を目指します。

Dsc04169 13:43。

積雪はさらに多く、ルートは分かりません。

時々遠くに見える夜明峠方面を目指すのみです。

雪質は硬いですがアイゼンはよく刺さり、確実に前進できます。

Dsc04194 14:14。

Dsc04203 14:34。

振り返って歩いて来た方向を撮影。

Dsc0420814:35。

天狗岳方面を撮影。

Dsc04228 14:42。

出発してから7時間半、標高約1800m、鳥居到着です。 

今日初めて自分登場、またげそうやね。

ここまで来たら神社まで行きますよ。

帰りは夜になること決定ですね。

持ってきた2.5リットルの水分はここで終了。

Dsc04241 15:23。

3の鎖迂回路。

通路をふさぐ雪は氷のように硬く、ピッケルでさえ刺さらない所があります。手すりも半分雪に埋まっています。落ちれば数十メートル下に真っ逆さま。

Dsc04240

下に向けて撮影。

Dsc04244 15:28。

危険な斜面に足がすくみます。

Dsc04254 15:35。

Dsc04271

避難小屋の扉を開けてみました。

コンクリートに囲まれた内部は3人程度なら寝れそうです。

15:50、下山。

Dsc04277 16:01。

危険地帯の下り。

Dsc04304 16:26。

天狗岳北壁。

Dsc04321 16:41。

夜明峠、標高1652m。 日が傾いてきたね。

16:55、前社森小屋、標高約1570m。

17:25、八丁、標高約1330m。

アイゼンを外し、ピッケル収納。

Dsc04325 17:52。

標高1400m、水分補給したいね、白石旅館でジュース購入。

なんと、1日で3リットルも飲んでしまいました。

Dsc04327 18:09。

ロープウエイはもう動いていません。

西之川分岐を右へ。

18:20、ヘッドライト点灯。

Dsc04328 18:58。

暗くなると不気味な杉林。 なんか写ってない?

19:27、自車到着。

疲れたー。

出発してから12時間18分の長旅。

この季節にはなかなか行けないような場所で、

なかなかお目にかかれないような景色が見れ、

貴重な経験が出来ました。

今日の写真撮影360枚。

Dsc04338_2

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2014.3.1 鹿森ダム~銅山峰ヒュッテ

2014年03月01日 | インポート

昨年2月16日と同じコースです。

Dsc03840 鹿森ダム横の「仲持ち像」。

標高約230m、ここが始点です。

ヒュッテのおばあさんはお元気でしょうかね、1年ぶりです。

ご高齢の一人暮らし、今年の冬は例年にない大雪、燃料・食事など不自由はないんでしょうか?

2日前に電話をしてみましたが通じませんでした。 

Dsc03844 8:55。

気温約6℃、天候くもり。

今日も松山の I 君との探検です。

ここから約100m先の県道沿いに登山口の看板があります。

Dsc03858 9:30。

標高500m余り、何の施設やったん?

Dsc03866 9:43。

ルートは一石などもありますが、よく整備されており、要所には看板もあります。冬山登山の経験者なら、少々の雪ではアイゼンも必要ないでしょう。

Dsc03868 9:45。

左側は狭くて深い渓谷、激しく水が流れています。

Dsc03874 9:50。

標高約640m、気温約6℃、ヒュッテへは左の橋を渡って行くのが近道です。

右は歴史資料館方面。

帰りは歴史資料館方面からここへ帰ってきます。

Dsc03881 9:58。

登山道は一部崩落がありますが、整備されています。

Dsc03882 10:03。

かわいそうな「えごのき」。  

何年前に札が付けられたのか、針金が幹の中に食い込み、さらには札まで刺さっとるよ。

1人の男性が下りてきました。資料館まで行って今帰りとのことでした。

Dsc03884 10:10。

標高約740m、地図の第三通洞前広場。

Dsc03888

最も一般的な柳谷コースを使います。

Dsc03897 10:33。

積雪は予想外に多く、足が埋まります。

Dsc03899 10:35。

東平発電所で作業する人2名。

Dsc03908 11:04。

膝近くまで埋まる所もありますが、大きな支障はありません。

Dsc03911 11:15。

ヒュッテはもう目の前。

Dsc03912 11:18。

第1通洞の内部。 なんと不思議な幻想的光景。   

Dsc03921 11:21。

ヒュッテ到着。

「こんにちわ」  ‥‥‥? (しばらくの間)

窓からこちらを見る人影。

お元気そうですね。  

「良ければまたまき割りをさせて下さい」

Dsc03927

私が自宅から持ってきた斧でまきを割る I 君。

ちょっと腰が甘いな!経験不足じゃ!

Dsc03928 2人でこれだけ割りました。ちょっとしただけで腰が痛くなるね。

Dsc03931 12:40。

おばあさんに言われるまま、お部屋におじゃま。

またまたおもてなしを受けてしまいました。

今年の積雪は例年になく多かったそうで、食糧には不自由したとのこと。

つづいて、昔のお話をしだしたら止まりません。

「下山の時刻が来ましたので」  

10月下旬には何やら手伝ってほしいことがあるとのことをお聞きしました。

おばあさん、80の真ん中あたりらしいですが健康だとのこと。

高齢で、何もかも1人での生活は想像以上に大変なことと思われます。

生活環境・気持ちの持ち方により健康状態は変わると思います。

しかし大切なことは自分で努力をすることです。一部の人は恵まれすぎている生活環境に甘え、努力をしないために健康を損なっていると思われ、自業自得です。

そしてその健康状態を言い訳にしてやはり努力しない。

13:20、出発です。

Dsc03936 14:10。

おばあさん、あさって3日下山予定とのことで、ここまで空のポリ容器を持って下りました。

Dsc03941 14:23。

この撮影地点の下に鹿森ダムへ続く登山道があります。

Dsc03954 15:10。

やはり使われていない様子の立派な「遠登志橋」(おとしばし)

Dsc03956

15:16、車到着。

おばあさん、元気そうでなによりでした。

Dsc03963

またやってしまったね。  

コメント (2)
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2014.2.11 高瀑

2014年02月11日 | インポート

今日も自然と大いに遊ばせていただきました。

松山の I 君の希望により、今日は高瀑を2人で探検です。

今治では8日(土)、十数年に1度という大雪に続いて10日(月)も大雪でした。

2年前に死亡事故のあった高瀑、今日は大丈夫でしょうか?

アイゼン・ピッケルは当然ですが、ザイルもあるといいでしょう。

7:15自宅を出発、JR小松駅近くのコンビニで I 君と合流。

8:21河口の三差路を右へ。

Dsc036528:30。
標高約320m、民家はここまで、舗装路もここまでです。
この後まもなくチェーン装着。

Dsc036568:55。

積雪は約20㎝、2WDの私の車はチェーンをしていても空転を始め、リアタイヤも横に振り始めます。

標高約530m、48’03”N 05’01”E、御来光滝手前に駐車です。

駐車地点から先にはまだ車の通った跡があります。やはり4WDは違うね。

登山口駐車場までは、ナビでまだ6.6キロもあります。

9:03、気温約マイナス4℃、出発です。

Dsc036589:04。

登山口までどのくらいかかるんやろ?

テリオスが林道を下りてきました。滝をあきらめて引き返してきたのか?
Dsc0366410:00。

標高約770m、47’36”N 04’59”E。

出発して1時間、愛媛ナンバーのアウトランダー3人パーティが路肩に駐車しようとしていました。

タイヤの跡はここで途切れています。

チェーンも付けていましたが、これ以上先には進めないとのこと、さすがの4WDでもこの積雪ではねー。

目的地はもちろん「高瀑の滝」のようです。

私たちはお先に失礼します。

Dsc0367210:10.
積雪は20~30cm、タイヤ跡があった時とは違い、雪の抵抗でペースが落ちるね。
松山の I 君登場。

Dsc0367810:23。
岩がむき出しのトンネル。標高約830m、気温約マイナス5℃。
Dsc0368610:51。
積雪はさらに深くなります。
Dsc0369011:12。
出発して2時間9分、やっと登山口到着です。
Dsc0369311:16。

「川をわたる」?の看板。

Dsc03698 11:24。

登山道は川伝いに続いています。

Dsc03699 11:42。

ルート上には最初から多くのテープや看板があり、この道の経験者なら 迷わないでしょう。

積雪は30~40cm 。

Dsc03705 11:53。

斜面上のルートは雪に隠れています。

ロープ・手すり・はしごなどが至る所に新しく付けられています 。

人工物は可能な限り目にしたくはありません。

気温約マイナス6℃

12:27、崖の通過前にアイゼン装着。ピッケル準備。

Dsc03712 12:30。

ここも新しく橋が架け替えられとるね。

Dsc03715 12:32。

数十メートル真下に崖です。

Dsc03718  12:39。

ここも滑り落ちると大変です。

Dsc03721 12:47。

急斜面が多いですよ。

Dsc03731 12:57。

美しいね。

Dsc03734 12:59。

急斜面を這い上がり、途中右折します。

積雪は約50~60cm。

Dsc03738 13:05 。

アルミはしごとロープ。 やりすぎ、自然を損ないます。

Dsc03744 13:15。

滝は近い。

ここから矢印のように道は続いています。

Dsc03748 13:32。

ここを上がれば滝は目の前です。

Dsc03753 13:43。

出発して4時間46分、高瀑の滝。

Dsc03751 気温が低いため、全面の氷ですね。

一昨年2月10日の写真とは全然違います。

Dsc03757 真下から。

Dsc03784 上部のアップ。

14:23、 写真もよーけ撮ったけん帰ろかー。

Dsc03796 15:01。

断崖絶壁を通過 。

途中、どこか記録していませんでしたが、恐らくアウトランダーの方々でしょう、後から来た足跡がありましたが、引き返していました。

Dsc03799 15:32。

気を抜くと落ちるよ。

Dsc03800 15:34。

登山口。

Dsc03802 16:07。

トンネル通過。

Dsc03804 16:19。

雪崩? 今日やね。

アウトランダーも帰っちゃったね!

Dsc03805 16:42。

林道ーは続くーよー どーこまでもー 。

17:12、マイカー到着。

合計7時間40分、、登山口からの往復だと4時間22分。

楽しい会話をしながらの山行、1人ならさみしくて途中で引き返していたかもしれません。

写真165枚、動画9本。

「深雪と全面凍り付く高瀑の滝」、貴重な経験が出来ました。

コメント (3)
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2014.2.1 東之川~瓶ヶ森~菖蒲峠~東之川

2014年02月01日 | インポート

今回も、自然と大いに遊ばせていただきました。

昨シーズン冬(2012.12.23)に続いて今シーズンも挑戦しました。

冬の瓶ヶ森はきれいですが、登山口からの標高差が大きく、訪れる人はほとんどおらんよね。しかし毎年冬に1回は行ってみたい所です。

今日は2月1日、時期としてはここは厳しいですが、ここ数日の好天と高温、そして今日の天気予報により挑戦を決意しました。  

Dsc03470

自宅からちょうど1時間で写真の地点到着。

7:43、標高432m、ここから探検開始。

Dsc034748:06。

東之川登山口までの道路は落石・土砂崩れ・崩落が数多くあります。

写真奥に見える橋が登山口です。

8:08、標高約550m、天候晴れ、気温約2℃、登山口通過。

山頂まで5.8K。

Dsc034788:50。

標高約980m、杉林の切れ間からやっと雪が現れ始めました。

ここ数日の気温でかなり解けたんやね。
Dsc034859:17。
標高約1170m、気温約4℃、急に気温が上がったね。
Dsc034899:24。

斜面ではルート判断が難しくなってきました。

Dsc034929:50。
ようやく日の出。古いトレースが残っとるね。
積雪は約60cm、アイゼン装着。

Dsc0349510:25。

標高約1500mの看板。

中途半端に硬さのある雪は歩行に大変支障があります。膝まで埋まりながら、1歩を踏み出すために足を大きく振り上げる必要があります。

Dsc0349910:44。
積雪は約1m、雪の表情・林相・テープなどを観察しながら前進です。
古いトレースの跡がかすかに残っています。

10:52、 47’38”N 11’06”E トレースの跡はここで途絶えています。
Dsc0350311:15

テープと勘が頼りです。

さらに雪は深くなり、これ以上はアイゼンでは進めません。

スノーシューに履き替えます。

Dsc0350811:39。

樹林帯を抜けると視界が急に開けました。

やっぱり瓶ヶ森はいいね。  疲れを忘れるね。

向こうに見えるのは御存じの山。

Dsc0351411:47。
自分登場。帽子が目立つね。

駐車場方面に行き、男山から女山を目指します。

Dsc0351611:51。
石鎚が背景の瓶ヶ森ヒュッテ。
Dsc0352212:02。
お   あ 足跡? 新しい。今日か?昨日か?西之川から来たのか?

Dsc0352412:08、駐車場。

Dsc0352512:10、林道。
先ほどの足跡は林道を子持権現方面に続いていました。

男山へ出発。

Dsc0353212:23。
登山者発見。 子持権現方面からこちらに向かって来ています。

もう少しでお会いできていたんですがねー、  残念。

Dsc0353412:32。
まるで春のような雰囲気。
Dsc0354212:44。
セルフタイマーでいい眺め。

Dsc0354812:58。
男山からの眺め。 西黒森方面。
Dsc0356113:25。
予定より若干遅れて女山到着。

いい天気で暖かいね。 シャツ1枚では少し寒いけど。
Dsc0356413:38。

Dsc0356813:45。
さて、ここは風が弱いのでカロリー補給だ。  
持ってきた1.5リットルの水分はここで終了。

足りんね。  
10分ほどで再出発。  気温約1℃
右奥に見える木の方向に向かって菖蒲峠を目指します。
一応自信と経験はあるつもりですがここからは北斜面、積雪はさらに多く斜面のトラバースがつづくので、条件は今までよりはるかに厳しくなります。

Dsc0357014:08。
本来のルートは分かりません。テープも発見できず、GPSと地形図によりルートを作っていきます。写真は歩いて来た方向を撮影。

積雪量は分かりませんがかなり深そうです。

雪質は硬くて滑る所、腰まで落ち込む所、急な谷間など、数歩歩き滑って転び、数歩歩いて腰まで埋まりの繰り返し、ほとんど這うように移動、1歩1歩にかなりの時間と体力を消耗します。  
Dsc0357114:38。
ルートを外れると大変です。たびたびGPSで確認。
Dsc0357615:00。
テープ発見。やっと正規のルートにめぐり合いました。
少し安心。
Dsc0357915:04。
ここからは北に向きを変え、尾根伝いです。
このペース、この時間で、この場所、‥‥急がねば。  
Dsc0358215:09。
ここは標高約1670m  47’54”N 11’29”E 

Dsc0358715:48。
テープと記憶、時々GPSが頼りです。

このあと思わぬトラブルが発生。

15:50頃~16:20頃まで違う尾根を下っていたことが分かり、慌てて引き返しました。

貴重な時間が30分も失われ、ますます厳しい状況に追い込まれていくね。  

記憶はあいまいです、同じような林相はいくらでもあります。

雪があるとないとでも林相は全く変わります。

油断は禁物、おかしいと思ったらすぐ確認、引き返そう。

とりあえずは菖蒲峠から伸びる林道まで出れば、暗くなっても何とか帰れると思いますが‥‥暗闇の中、ヘッドライトで本当に帰れるのか?
喉もからから、水分もなく、たびたび雪を口にします。

Dsc0359016:42。
もうすぐ林道が左側に見えてきます。

日もだいぶ傾いてきました。
Dsc0359116:58。
左下に林道、やっとここまで来たか。
Dsc0359217:02。
標高約1400m、林道の足跡は鹿のようですね。

右の斜面を何度も上がろうとした形跡が残っていました。
積雪はまだ深く、陰で50cm程度。
Dsc0359617:30。
とうとう日の入りになってしまいました。  

標高約1250m。

石鎚に沈む夕日と気持ち。  
Dsc0359817:31。
振り返って歩いてきた方向を撮影。
遠くは瓶ヶ森。

ここで秘密兵器を取り出す。それに雪を詰め込みザックへ収納。
そして、ついにヘッドライト装着。

Dsc0360117:46。
菖蒲峠です。
矢印の方向に東之川へ下るルートがあります。
Dsc0360417:53。
樹林帯に入ると真っ暗です。

のども乾いた。

しかし、なんとかなりそうです。  
Dsc0360617:59。
標高約1000m、尾根伝いから南に方向を変える地点。
Dsc0361018:23。

標高約750m、あと少し‥‥。
しかし、ここまで来て急に足に力が入らなくなりました。

足が震え始めます。

真っ暗で気味も悪いね。  

Dsc0361318:47。
無事に帰ってきました。
河原で水分補給。
足はもうふらふらです。

Dsc0361519:19。
終点です。  疲れた。
しかし、充実感がいっぱいです。
9時間40分、写真撮影172枚、動画2本。

記憶に残る登山でした。
Dsc03618
秘密兵器の目的はこれ。

翌日に作成。 3時間で消滅。

コメント (2)
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