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青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

そのていど。

2011年07月21日 23時21分07秒 | 青裸々日記。
日々草(東京都千代田区)

 こんにちは。
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 やる気や興味、好き嫌い。
 こういったものを計るには、行動を見ればわかるものです。
 たとえば、カレーをものすごい勢いでニコニコ食べている人がいたら、
 「ああ、この人はカレーが好きなんだなあ」ということがわかりますよね。
 ところが、この「行動」だけで全てがわかるかといえば、そんなことはないのです。

 「カレーが好き」というのは同じなら表に出る行動もいつも一緒…とはいかないのです。
 好きだからこそ
 →早く食べる
 →少しずつ味わう
 →明日の楽しみにとっておく
 →自分は食べないで人に勧める
 →味比べをしてみる
 などと、表に出る行動も、状況や人によってかなり幅があるハズです。
 逆に言えば「あんまり食べないから」こそ嫌いかもしれないし、実は好きだからじっくり味わっているのかもしれません。


 このように、表に出る行動から人の気持ちを推測するのは、
 本当は軽々しくしていいことではないのです。


 「行動を起こさないならその程度の気持ちなんだ」とか、
 「そんなぐらいで嫌になるならやめてしまえ」という、一歩間違えれば煽り文句にしか聞こえないようなことを言う人がいます。
 しかし、大切に思っているからこそ慎重にやり方を考えたり、
 あるいは嫌でしかたないはしかたないけど、なんとか好きになる手掛かりを掴みたいという場合だってあるハズです。
 同じ「やらない」のでも、やる気がなくてやらないのか、前を向いているからこそやらないのかでは、
 全く意味が違う
のです。
 それらを一緒くたに、「行動しない=その程度だ」という短絡的な考えをするから、
 出来ることもできなくなり、また可能性の芽も摘んでしまうのです。


 くりかえしますが、やる気の出し方はそれぞれ、表に出ているのが全てではないのです。
 もしどうしてもやる気があるのか、興味があるのかを知りたいなら、
 裏にある気持ちまでしっかり見ることです。
 やらないだけの理由をはっきり言えれば、いかに大切に思っているかもわかるし、許せる気持ちにもなれるもの。
 もちろん、それでも本当に意欲に欠けるとか、好きな素振りをしているだけだとわかったなら、
 そこで判断しても遅くはありません。


 声の大きい人が正しいとは限りません。
 どう考えたか、そこを見抜く力が、人を見る上で大切なのです。

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