道端鈴成

エッセイと書評など

Tube's dilemma:「対日中ロ領土同盟」は菅政権が生みの親

2010年11月03日 | Tube's dilemma
「対日中ロ領土同盟」は菅政権が生みの親 

 中国とロシアが領土問題で連携して日本を追い詰める図式ですが、21世紀の現代で、この東アジアで前時代の帝国主義的領土紛争に私たちの日本国が完全に取り囲まれていることを強く自覚できたことは意義があると言っていいでしょう。
 ・・・
 中国とロシア、両国の打算の産物でにわかにできた「対日中ロ領土同盟」ですが、この生みの親は非力な菅政権であるとも言えましょう。
 しかしおそらく管首相は今の事態を自分たちの非力が招いた側面など考えも及んでいないでしょう。
 やれやれです、ふう。(木走日記、11月2日)


先日、全共闘世代だろうか、夫人の家を訪問する機会があった。談たまたま政治の事におよび、全共闘世代の話題になったので、反省している人もいるが過去の犯罪を懐かしがっているようなにも多いというと、いやそんな悪いことをしたわけではないしと言い、仙石官房長官の批判をすると、日本はなくなってもいいんですなどと言った。ああ、この人は、国から距離をおいたような発言をすることが知的であったり良心的であるかのように思っているのだな、パスポートが通用しない人の苦労や難民の苦難も、現在も他国に支配される苦しをなめさせられているチベットなどの人々のことも、具体的に考えたことはないのだな、日本の箱庭のような平和のなかで安易な感想を言っているだけだなと思わざるをえなかった。言っても無駄だと思ったし、そういう場でもなかったので、議論はしなかったが。おばちゃん左翼というか、団塊の世代にはこの程度の考えの人が多いのだろう。そして、こういう人々が、いまだに菅民主党政権を支持しているのだろう。

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