就職氷河期が叫ばれてから、かなり永い期間ですね。雪解けも見えない状況です。平成になってから本格的なIT社会になり、人力の削減が相次いでいます。PCや携帯(スマホ)でできる事がホント大きなウェイトを占めています。例えば「問屋」といわれる生産から小売に至る経路もメーカー直販(BtoB)や大規模PCサイトに押され、様々な業種でいわゆる「中抜」現象が出ています。ヤマトや佐川等の流通革命も拍車を掛けていますね。ホント日々苦しい時代になりました。
で、その就職活動には必需品であるのがスーツですが、どういうわけか、思い違いをしているのか通称「ドレススーツ」で訪問してくる学生さんも多くなったそうです。日本の高校・大学で「身だしなみ」について教えていない事もありますが、デザイナーズブランドなどのスーツが日中の社会で認知されていないのが現実です。その職場に合った服装(ルール)が今、求められているようです。「服装で判断してほしくない」という甘えは通用しません。
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TPO(ティーピーオー)は、ビジネスなどでよく使われる言葉で、Time、Place、Occasion(Opportunity)の頭文字を取った略語(和製英語)のこと。
T:time…時間 P:place…場所 O:occasion/opportunity…場合/機会
上記の通り、和製英語で「時間と場所、場合(機会)に合った方法」という意味を持ち、ビジネスや一般社会ではこのTPOに応じて、行動や服装、言葉やマナーなどを使い分けるということが常識。また、人と会う時だけでなく、電話などにもTPOのマナーがある。