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モバイルの要、電池事業売却!?・・・・SONY

2012年11月30日 01時58分32秒 | 知識の泉

こんな話題ですとガラスのお城に見えますね、世界のSONY本社

 経済新聞でも経済雑誌でもビックリするような報道がありますが、ハンディモバイル機器には必ず高性能電池(バッテリー)が必要ですね。特にこの分野で世界をリードしてきたSONYがなんとその十八番(オハコ)分野である電池事業部を売却を検討中!?というとんでもないニュースが流れています。噂される売却先は毎度お馴染みの台湾の鴻海精密工業との事です。不採算事業の売却ならいざ知らず、その企業の生命線といわれる部門の売却、どう考えても私には分かりません。日本の家電メーカーはもう戦闘(先頭:リードする)意欲を無くしたのでしょうか?

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週刊ダイヤモンドでは~かなり詳しく解説されています、買いましょう!

ソニー20123月期の決算で、過去最悪の5200億円(売上高64000億円)の最終赤字となる見通しを発表した。「大変重く受け止めている。聖域なき改革でさまざまな施策を打つ」10日にソニー本社で開かれた緊急の記者会見。壇上の加藤優・最高財務責任者(CFO)の声が、会場にむなしく響き渡った。ソニーが同期の業績を下方修正するのは、なんと4回目だ。当初は売上高75000億円、営業利益2000億円をうたったが、主力の液晶テレビで赤字拡大に歯止めがかからず、タイの洪水や円高も重なり、売上高と営業利益が大幅に縮小した。さらに今回、米国での業績回復が見込めないため、「繰延税金資産」の取り崩しなどにより、最終損失がさらに約3000億円膨らんだのだ。必然的に、社内では抱え切れない事業を譲渡・売却するなど、リストラが加速している。昨年11月には中小型液晶ディスプレイを作る「ソニーモバイルディスプレイ」を切り出し、新会社のジャパンディスプレイ傘下で東芝や日立製作所と統合。化学系子会社「ソニーケミカル」も、日本政策投資銀行に譲渡すると発表した。両社に所属する計約5000人の従業員を含め、国内外の社員ら計1万人にリストラの大ナタを振るっている。そして、次なる「切り出し」の候補としてささやかれているのが、電池事業だ「サムスンなど韓国メーカーの電池が、あまりにも安く手に入るようになってしまい、競争力が落ちた」と、あるソニー幹部は明かす。スマートフォンや車載用として注目を集めるリチウムイオン電池は、1991年にソニーがハンディカメラ向けに初めて事業化したもので、今も多くの特許や先端技術を抱えている。ところが高コスト体質に加えて、東日本大震災で一部生産施設が被災。10年度に約15%だった世界シェアも、直近では8%とほぼ半減(テクノ・システム・リサーチ調べ)しており、「韓国メーカーとの真っ向勝負はもう難しい」との見方が強い。そこで相手先として浮上しているのが、エコカーのラインナップを増やしている米自動車メーカーのフォード・モーターだ。「自動車用の電子機器や音響商品を納入しており、古くからのパイプがある」と、複数のソニー関係者は期待を寄せており、他の電池メーカー関係者も注目しているという。エレクトロニクス事業の弱体化により、内側から支えてきた「部品」や「材料」の事業を次々と切り離すソニー。新しいビジネスモデルの構築に、残された時間は少ない。


平成24年度富士駿東地区商工会連絡協議会の金融部会11/27

2012年11月29日 03時48分54秒 | 各種会議等

会議の冒頭でごあいさつする勝又裾野市商工会長

平成24年度富士駿東地区商工会連絡協議会の金融部会が平成24年11月27日、沼津市の沼津リバーサイドホテルで開催されました。部会の当番事務局が裾野市ですので議事進行は当会の高藤金融委員長が務めました。議事では各商工会における経済金融情勢と管内状況と意見交換が行われ、引き続き開催された講話では日本政策金融公庫 沼津支店長兼国民生活事業統轄 山田 明彦様により「『最近の景気動向と金融情勢について』をお聞きしました。

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尚各商工会における経済金融情勢は経営改善貸付・普通貸付状況は件数・金額とも前年と横ばい又は減少傾向にあるとの報告でした。


電子マネー加速中!

2012年11月28日 00時02分00秒 | 知識の泉

 日頃は余りご縁がないコンビニエンスストアですが、出張や外仕事ではその便利さは格別ですね。前にもお伝えした事のある「電子マネー」ですが急速な伸びを示しているそうです。チェーン化していない中小零細にはかなり痛いシステムですが、多分カードの普及と同様に広がっていき、そのうちどこでも「電子マネー」が通用する時代になるんでしょうねぇ。因みに私の場合でも電子マネーを2つ持っていますし、チャージは10,000円位しているでしょうか、これで助かるのは小銭が要らないことですが、ついでにポイントも付くんですね。

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2012年11月25日(日)時事通信では~電子マネーの普及が拡大している。日銀がこのほど発表したリポートによると、IC型プリペイド(前払い)方式の電子マネー発行枚数が、6月に1億8217万枚となった。電子マネーが本格普及し始めた2007年から5年で約3倍だ。日銀決済機構局によると、このところ年15~20%のペースで伸び続けている。 電子マネーは、現金に代わる決済手段で「Suica(スイカ)」や「楽天Edy(エディ)」などで知られる。普及の背景には、電子マネーの利用環境が整いつつある時期に社会人になった30歳代が、電子マネーの積極的な利用者となっている実態があるとみられている。 

 電子マネーってなんだろう?~私たちの生活に欠かせない“お金”、この姿が少しずつですが変わろうとしています。電車に乗るときに「ピッ」、コンビニでの支払いに「シャリーン」と、支払いにこれまでの現金の代わりにカードや携帯電話を利用する電子マネーを使う機会が増えてきました。電子マネーとは、文字通り、「電子的なお金」のことで、お金そのものが電子的なデータに姿を変えたもの、もしくは物やサービスに対してお金を支払うという決済の仕組みを電子的に行うこと、と考えることにしましょう。では、電子マネーとは具体的にどのようなサービスがあるのでしょうか? 現在、電子マネーの代表と言えば「Suica」や「PASMO」「nanaco」「WAON」といったサービスの名前が浮かぶのではないでしょうか。これらは非接触ICカードを利用した電子マネーと呼ばれますが、このほかにも電子マネーにはいくつかの種類が存在します。今回は電子マネーの種類について考えてみましょう。

ネットショッピングの決済手段として登場した仮想マネー~電子マネーは、大きく分けると2種類に分類することができます。1つは前述した非接触ICカードを利用した方式(詳しくは後述)、もう1つはいわゆる「仮想マネー」です。「電子」と「仮想」、何がどう違うのかと疑問に思うかもしれませんが、ここで言う仮想マネーは、インターネット上での利用のみを想定したサービスを指します。具体的には、ビットキャッシュがサービスを提供する「BitCash」、ウェブマネーの「WebMoney」などが、これに相当します。仮想マネーの特徴は、お金を文字や数字などの文字列情報に変換することで、インターネット上のオンラインショッピングやサービスの購入が手軽にできる点です。実際の利用方法をBitCashを例に取ってみていきましょう。BitCashの場合、ひらがなによる16文字のIDを決済に利用します。利用者はコンビニエンスストアなどで希望する金額分のIDが記載されたシートを購入します。このシートには16文字のひらがなが記載されており、これがお金の代わりになるのです。


平成24年度優良従業員表彰式11/21

2012年11月27日 00時03分00秒 | 事務局

勝又裾野市商工会長より表彰される勤続40年表彰者代表の杉山精一さん(ライオンファイル株式会社)

 裾野市商工会会員事業所(約800社)で構成する平成24年度優良従業員表彰式が11月21日、裾野市商工会館にて開催されました。本年度は勤続40年表彰者4名、35年1名、30年4名ほか勤続10年表彰まで42名の方が表彰されました。少し前に「トラバーユ」なる言葉が流行りましたが、永年勤続の皆様には頭が下がる思いがします。今後もがんばってくださいね。

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iPhone5の半分以上を構成する日本製部品と売れるクリエイティブは・・・・

2012年11月26日 00時03分14秒 | 知識の泉

 ほんの少し前までは基本的に何を購入するにもなるべく「国産製品」を選ぶようにしていました。日本の持っている技術力が「凄い」事は周知の事実ですし、車にしても時計にしても、海外の人からみれば「なぜ日本人は自国にある素晴らしい商品を選ばずに海外のものばかり買い求めることをステータスとしているのか?」っていう感じらしいです。「海外では逆に日本の車や時計を持っていることがステータスです」なんていうのも聞いた事があります。なんか、日本が世界に誇れるいいところですよね。でも、一変して最近私が購入するものは海外のものが多いのです。iPhone等のapple製品もその一つです。

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日本のメーカーからリリースされているから日本製?~こんな記事と出会いました。内容はほとんどがAppleに関することでけっこう勉強になったのですが、私の目をひいたのが「Apple製品を構成している部品って実は日本製のものが多い」という事実です。(構成比率では50%強)、Apple製品のなかでも、この前リリースされたiPhone5に至っては60%強が日本製の部品です。半分以上が日本製の部品を使用しているんだったら、もう日本製でいいじゃん。というふうにはなりませんよね?逆に日本製のパソコンなんかにも、中国や他の国の部品が多く使用されているわけですから、それと同じです。じゃあ何をもって「日本製」とするのでしょうか?ここが、私が「日本製品離れ」した理由を探るヒントになるのかもしれません。

クリエイティブな仕事は苦手?~日本の技術って、砲丸投げの鉄球をものすごい精度で削る技術。既存のパーツを超小型化する技術。テレビなどで紹介されているもののほとんどが緻密さを要求される、まさに「職人技」的な内容です。伝統工芸品などについても、細かな絵付けや細工がされているものをフォーカスして「これを未来に引き継がなければならない」的な締めくくりで番組は終わります。逆に海外では「こんな面白い発想で新たな取り組みを始めました」とか、「こんな奇想天外なものをつくってみました」っていうのが多いと感じています。ただしこれは、日本が全くクリエイティブな発想がないというわけではありません。ただそういうのって海外の人たちの方が多いかなぁって感じているだけです。You Tubeの動画なんかでも、「確かにこの発想は今までになかったけど、いったい誰がマネするの?」「確かにスゴいものだけど誰も買わないでしょ」っていうものも多いような気がします。そしてやはり仕事の緻密さという点では、海外の人たちはダイナミックです(大ざっぱともいいますかね)。その発想や商品の善し悪しは別として、面白いことを考えるのはやはり日本人より海外の人の方が得意なような気がします。

クリエイティブな海外の発想と、日本の緻密な技術力が合体したiPhone等apple製品~つまり面白くて魅力的でワクワクするアイデアと、それを実現するための高い技術力が集結したものがiPhoneだと私は解釈しました。今と昔じゃ事情が違うのですから、私が「日本製品離れ」したのも時代の流れに乗っかっているだけで大きな問題ではないのだとも解釈しました。今の私は、「日本製品」にお金を払うのではなく「日本の高い技術力」にお金を払っているのだと考えれば、別に今も昔も大きく変化していないようにも受け取れますが・・・。それにしてもつい数年前まで世界を驚かせ続けた日本の家電メーカー(アッセンブリーメーカー)、本当に心配になります。