エルピーダメモリHPのhead画像には「Be the World's No1」寂しくなりますねえ
[半導体]は様々な家電製品や電子機器に使われる「産業の心臓」と呼ばれ、80年代に世界市場を席巻して日本の“お家芸”と言われていましたね。85年には、生産量で米国を抜いて世界一となり、米国との間で半導体摩擦と呼ばれる貿易問題まで引き起こすほどでした。それがやはり85年ドル高是正で先進5か国財務相・中央銀行総裁会議で合意。急速な円高が進み始め、日本の競争力は次第にそがれていきました。その後は絞り込み戦力に出た日本と巨額投資を続けた韓国との間で価格競争がありました。まさにそんな時大企業が出資した国策企業と云ってもいいのがエルピーダメモリでした。
OSはアメリカ、DRAMメモリは韓国・台湾・中国、アッセンブリーはアジア諸国
どこにも日本の入る余地は無くなったようです。
いつまで技術立国といてられるのか少し心配になりました。
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エルピーダメモリ株式会社(英訳名:Elpida Memory, Inc.)は、東京都中央区に本社を置くDRAMの開発・設計、製造、販売及び半導体製品のファンダリー受託を事業内容とする会社。日本における唯一のDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリー)専業メーカー。 日立製作所と日本電気のDRAM事業部門の統合により設立されたNEC日立メモリが前身。現在の日立製作所と日本電気の出資比率はそれぞれ9.87%と5.97%(2008年(平成20年)3月26日現在)DRAMのうち、価格変動が激しいパソコン用については、大半のDRAM製品の生産を、台湾の力晶半導体(Powerchip)社や中国の中芯国際(SMIC)社に委託している。
DRAMとは=半導体記憶素子の一つ。読み書きが自由に行えるRAMの一種で、コンデンサとトランジスタにより電荷を蓄える回路を記憶素子に用いる。情報の記憶が電荷によって行われ、電荷は時間と共に減少することから、一定時間毎に記憶保持のための再書き込み(リフレッシュ)を行う必要がある。コンピュータの電源を落とすと記憶内容は消去される。SRAMに比較して回路が単純で、集積度も簡単に上げることができ、価格も安いため、コンピュータのメインメモリはほとんどがDRAMである。