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トヨタが燃料電池車関連の全特許を無償開放

2015年01月08日 02時17分21秒 | 知識の泉

次に来るのは「燃料電池」、といわれて十数年、世界に先駆けようやく市販製品化したトヨタさんですが、なんと太っ腹に燃料電池車関連の全特許を無償開放するそうです。世界標準を見据えた狙いもあると思いますが、さすが世界に冠たる企業さんですね、立派!因みに我が裾野市には、その燃料電池開発を勧めているトヨタ東富士研究所があります。郷土自慢が増えました!

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[ロイターwebでは] - トヨタ自動車<7203.T>は6日、同社が単独で保有している燃料電池関連のすべての特許約5680件を無償で提供すると発表した。トヨタの特許を無料で使えるようにすることで、燃料電池車の生産や燃料となる水素のステーション整備を後押しし、燃料電池車の普及を加速させる狙いだ。トヨタはこれまで提携先の企業に限って有償でハイブリッド車などの技術の特許使用を認めてきたことはあったが、今回のように不特定の企業などに対して無償で特許を提供するのは初めてという。対象となる特許は燃料電池システムの制御に関連した約3350件や燃料電池の中核部品であるスタック関連の約1970件など。燃料電池車の開発や生産の根幹となる燃料電池関連特許の無償提供は2020年末までの期限付きとする。一方、水素供給・製造といった水素ステーション関連の特許約70件については無期限で無償提供する。自動車メーカーは技術流出などを警戒し、特許は有償で、あくまでも提携先に限るのが一般的といわれる。トヨタは昨年12月、自動車メーカーとして初めて燃料電池車「MIRAI(ミライ)」の一般ユーザー向け販売を開始した。だが、市場創造のためにはトヨタ1社だけでは難しいと判断、異例の対応に踏み切った。無償開放により、燃料電池車の規格でトヨタ方式が事実上の標準になることも期待される。


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