毎度おなじみの商工会女性部によるエコキャップ推進運動です。今回は浜松の集荷業者のトラックでの運搬です。因みに不定期に掲載していますが商工会館の集荷場には毎日多くの善意が届けられています。この運動なんですがなんと女子高生の発案なんだそうです。当初ペットボトルのリサイクルが進んでキャップは捨てられていたそうです。発想が柔らかい女子高生、らしい素晴らしい発案ですね。
今回は深良中学校さん、富岡中学校さん、母親クラブさん、みどり作業所さん、根っ子の会さん、豊富士商事さん、裾野市社会福祉協議会さん、県立小山高校さん、小山中学校さんにご協力いただきました。
(お問合せ 裾野市商工会:055-992-0057)
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横浜市の女子高生数人が、ペットボトルは回収されているのにキャップはそのまま捨てられていることに疑問を持ち、「もったいない」「何かに利用できないか」と、ある人を介して話が持ちかけられました。 これを受けペットボトルの再資源化状況を調査したところ、ペットボトルは、年間約250億本が生産され回収率は62%、ペットボトルのキャップを付けたままで回収すると、大半が焼却処分され、再資源化率は37%で完全再資源化には、ほど遠い状況となっています。 再資源化を促進するには、ペットボトルからキャップを外すことが重要です。 ペットボトルの本体は、PET(ポリエチレンテレフタレート)でできており、ペットボトルのキャップはPP(ポリプロピレン)という異なった材質となっています。 ペットボトルからキャップを外しても一般のゴミに混ぜてしまうと、焼却処分されCO2(二酸化炭素)の発生源になります。 また、埋め立て処分されると土壌汚染を引き起こすこととなり、リサイクル資源にはなりません。 キャップを分別回収するだけで、環境改善と再資源化に向けた取り組みができるとしたらすばらしいことではないか、一方、世界の発展途上国には、まだ栄養失調や下痢(げり)、あるいは予防できる感染症で命を落としたり、後遺症に苦しんだりしている子どもたちがたくさんいます。 ワクチンさえあれば命が助かる子どもたちは、世界で1日に約6000人にも達しているそうです。
その子どもたちを救済することが、世界の友人として私たちの役割ではないかと考えました。私たち1人1人が共生の立場でワクチンを届けることができれば、それは国境を越え、未来へのすばらしい贈り物になると思っております。
○ペットボトルのキャップをみんなで集めよう♪ ⇒ キャップは約400 個で10 円になります。
○ポリオワクチンは1人分20 円⇒ 20 円(キャップ約800 個)で1人の子どもの命が救えます。
○キャップをゴミとして捨てると400個で3150gのCO2を生み出します。