「・」？

《英雄・本色》というタイトルみたいね。
もともと主役は、ジェイシー・チェン（ジャッキー・チェンの息子）が予定されていたようだけど、降板したのでPeterにその役が回ってきたのか、あるいは、製作側が大風呂敷を広げていたのか。
ジュゼッペ・トルナトーレを芸術指導に招いている、なんて宣伝しているところからして怪しい。
↑の監督は、わたしの大好きな映画『ニュー・シネマ・パラダイス』や、『海の上のピアニスト』を撮ったイタリアの巨匠。
それだけでもマユツバに思えるのに、南京の中脈道和影業という製作会社役員たちが喜々として映画にエキストラ等で出演するらしい。
会社として初めて映画製作をするということで意気込みがハンパないようだけれど、なんだかなあ…。
ネットで見られる予告編も、《英雄本色》の映像を初っ端に使っているけれど、使用許可とかとってるんだろうか。
この映画、大丈夫なんかしら？

愛拍網　　　中脈道和影業《英雄本色》預告片

直銷專業網　　道和影業即將開拍《英雄·本色》 高管劇照逐一亮相

開心網

新浪微博　　章小軍微博

新浪微博　　　katrinasad

どうして一人でやきもきしているかというと、この春撮っていた《江淮依旧》が資金不足で撮影中断、そうしてスタッフには給料未払でトラブっているらしいから。

百度網　　江淮依旧吧　　
維權道路好艱辛啊，但是我們要拿回劇組拖欠的工資要鬥爭到底，要堅持到底……

↑に画像も貼ってあるけれど、スタッフへの給料が未払いのままでプロデューサーらはどこかへ逃げちゃったらしい。
残されたスタッフたちは給料の支払いを求めて揚州市委員会へ訴えているといったところだろうか。

揚州網　　　《江淮依舊》劇組總製片人]欠款"落跑"投資方將換人

ドラマのプロデューサーは債務未払のまま朝３時にまるでドラマのような方法で揚州のホテルから逃げ去ったとある。
ホテル代やらエキストラへの給料やら未払のため支払いを催促され部屋に缶詰状態だったのだが、そこへ債権者の態をした男たちがやってきて取り囲みホテルを出ていった。
一芝居うって、本当の債権者たちをだまし、その場から逃走したわけだ。
この記事には、
「劇組還欠何潤東三四十萬的報酬，很多賬都沒有結清掉。」
とある。
つまり、Peterは自分の出演部分は撮り終っているけれど、ギャラをもらってないってことだ。
このドラマのスポンサーは、プロデューサーを替え、パートナーを探して、はやく仕事を再開したいと考えているそうだ。

ふぅ～～っ

今度出演する映画はごたごたがないように祈っている。
それに、佳い作品となってほしいし、興行収入も高くなってほしい。

だからね、「・」をつけただけのパクリのような題名の映画で本当に大丈夫なの？と老婆心から心配しているわけよ。
取り越し苦労だよね、きっと。

しかし、Peterはやっぱ顔が長いよな…。




ドラマ挿入歌や主題歌を集めて出す予定のアルバムには、映画《遍地狼煙》のテーマ曲《愛的盡頭》も入るかな。

新浪微博　　　録音師-趙會濤