カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの世界遺産】 ~ ブッダガヤの大菩提寺 ~

2011年01月26日 20時16分59秒 | 東インド / EAST INDIA
北東インドのビハール州のブッダガヤ(ボードガヤー)にある仏教寺院、
マハーボディ寺院は2002年に世界遺産に登録された。
ブッダガヤは釈迦(ゴータマ・シッダールタ)が悟りを開いた、
仏教随一の聖地である。

高さ52mの塔を持つ本殿は、
紀元前3世紀頃アショーカ王によって仏塔が立てられ、
7世紀頃には現在の姿になったらしい。

本殿の中は意外なほど狭く、ご本尊様を拝んだら、
足早に通り過ぎなければならない。
傍らには熱心に祈る僧侶もいる。
            


もちろん寺院の外側にも祈りを捧げる各国の僧侶たちの姿がある。
(本殿に向かっての右側。)
            


本殿に向かって左側の回廊。
            


境内は塔門やストゥーパがあり、
チベット僧がマニ車を回したり、五体倒地していたり、
タイ僧、ミャンマー僧、日本僧などの読経も聞こえる。

また、欄楯(らんじゅん)には、仏陀の生涯が浮き彫りになっている。

本殿の裏側にある釈迦が悟りを開いたと言う菩提樹は、
仏教弾圧により切られてしまったため、
現在は2代目が生い茂っている。
 ( オ○ム真理教の麻原何某が座ったのがこの場所。
    そんな人が出ないように柵に囲まれている。)
            


境内に入って最初に52mの塔が見えた際に、
何とも言えない物を感じたのだったが、それも一瞬だった。

なぜならば・・・境内にいる僧達の中には、
携帯電話で通話したり、写真を撮ったり、雑談をしたりして、
およそ修行中とは思えない態度の僧たちがいたからだ。

 服装から見て彼らは若いチベット僧だった。

村の中でもネットカフェやレストランにたむろしていたり、
リクシャーに乗っていたり、
気軽に話しかけてくるのも大概はチベット僧だった。

 本当に修行しているのはどうか怪しいものだ。
私のチベット僧に対するイメージは崩れ落ちた。

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