カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

ボタニカル・ガーデン(コルカタ)。

2019年05月23日 21時22分59秒 | 東インド / EAST INDIA
コルカタの観光場所は少ない。
今回は植物園に行ってみた。
1997年10月に初めて訪れた時には、
あまりの広さに出口が解らなくなって困ったものだ。
その時は言葉も通じなかったし・・・・。

20年以上ぶりに行った所、
入口から50Rsで乗れる電動の乗物があった。
それに結構な観光客がいた。こんなふうに・・・
いちゃいちゃしているカップルはどこにでもいるものだ。



さて、この植物園はコルカタの南西部にある。
歴史は古く1787年に東インド会社により設立され、
その後、茶の木の栽培などが行われた。

2009年にインドの科学者である
ジャグディシュ・チャンドラ・ボースの名前を冠して
アーチャルヤ・ジャガディッシュ・チャンドラ・ボース植物園になった。
(アーチャルヤはヒンディー語で教授とか学術に秀でた人の事。)



この植物園の名物は・・・・
世界一大きなバニヤンの樹(ベンガル菩提樹)である。

念のため入口で係員に場所を聞いたら、
まっずぐ行けと・・・・・
こんなススキのような草原を超えて・・・



こんな花を見ながらマイナスイオンを浴びながら進む。

 

こんな碑の先に・・・・



いよいよ・・・・



グレート・バニヤン・ツリーへの道は開けた。



道の突き当りには森があった。いや森ではない。
樹齢240年の一本の木である。
高さは約25m、周囲は400mを超える。
陸上競技場のトラックが400mだとすると、
まぁそれより大きいと言う事になる。



昔は木の中央まで近づけたが、
今は柵に囲まれており近づけない。
この小道の突き当りが元の幹であろう。

バニヤンの樹は一本の幹から枝が伸び、
その枝から気根が垂れ下がり地面に到達する。
その数は2800本以上で、どんどん増えている。
(一部人工的な支柱で支えている。)

バニヤンの樹の前には池もあり、
草の上に座ってのんびりとするのもいいだろう。



植物や樹木が好きな人は楽しいと思う。
名も知らぬいろんな木や草、花がある。

 

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