カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

日本フェザー級タイトルマッチ

2006年05月21日 22時30分59秒 | スポーツ / SPORTS
チャンピオン:渡邉一久(角海老宝石) 12勝(7KO)2敗 

             

      同級1位:小林生人(横浜光) 13勝(8KO)  


いつも思うことだが、無敗の選手の行く末が気になる。
挑戦者の小林選手は、
東洋太平洋フェザー級チャンピオンの榎選手に負けるまで無敗だった
金井選手にも勝っているし、
日本スーパーフェザー級チャンピオンの「小堀選手と戦うまでは負けない。」
と言っているので、見届けたかった。

          

入場時から場内は、異様な雰囲気に飲み込まれた。
ディスコ(クラブ?)かと思うほどの、
色とりどりのライティング。ペンライトが揺れる。
こんな入場シーンは初めて見た。

なんと渡邉選手は赤コーナーから入場せず、
南側の客席の非常口から登場した
K兄弟もビックリの派手な登場シーンだった。

ついでに・・・角海老宝石ジムの興行では
いつもファンサービスが素晴らしい。

会場の入口でイーグル京和選手がサイン会と
写真撮影会をしているし、
なんと!チャンピオンベルトまで付けさせてくれていた。

試合が終わるとチャンピオンみんなでリングに上がって、
記念撮影に応えるなど、とてもいい事だと思う。

           

試合は開始早々から渡邉選手のペースだった。
最初から小林選手を飲んでいた。
人を食ったようなパフォーマンス(挑発行為)と
変則的なボクシング。

小林選手のパンチで形勢が逆転しかかると、
クリンチで逃げる。クリンチは反則ではないが、
ここまで多すぎると見ていて気持の良いものではない。

小林選手もペースを掴むほどまでは、
まとめて攻めきれない。

中盤以降も渡邉選手のラフファイトに、
正統派の小林選手はリズムを乱され続け、
自分のボクシングが出来なかった。
試合は3-0の判定(97-96、98-94、98-94)で、
渡邉選手が初防衛に成功した。

写真:右側の赤いグローブ、渡邉選手の右が小林選手にヒット。

              

ホールドまがいのクリンチから相手を持ち上げたり、
投げたり、ロープに押しこんだり、タックルしたり、
総合格闘技かと思うほどの渡邉選手の身体能力は、
ボクシングで終わらせたくない気がした。

好みの問題だが・・・
私はクリーンなボクシングが見たかった。
加山選手の引退試合でのインタビューを思い出した。

 ≪ 関連記事 ≫ 

日本フェザー級王座決定戦

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東洋太平洋スーパーフェザー... | トップ | 【インドの神様】 ~ アルダ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スポーツ / SPORTS」カテゴリの最新記事