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カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~家族の四季(愛すれど遠く離れて)~

2008年08月30日 22時57分59秒 | 映画 / MOVIE
 今日から始まった「ボリウッド・ベスト」の第1弾。
2001年、カラン・ジョーハル監督作品。

先日のボリウッド講座で、
教えて頂いた見所をチェックしながら観てみた。

◆豆知識◆ その① 上映時間の長さ。

インド映画では、映画の最初に何だかよく解らない、
ヒンディー語で書かれた紙が映る。
映るのは一瞬なので全部は理解できないのだが、
制作された年月日やらが書いてある、あの紙である。
観た事がある人もいるだろう。

その紙の右上あたりに、フィルムのリール数が出る。
平均的なヒンディー映画は18本で約3時間。
それ以下だと3時間未満、それより多いと3時間以上と言う事だ。

この作品は・・・21本だった!3時間半もの超大作

                

ビッグBことアミターブ・バッチャンと
キング・オブ・ボリウッドことシャー・ルク・カーン、
2大スターの豪華共演のカージョルも花を添え、
さらにビッグBの妻ジャヤ・バッチャンも共演。

◆豆知識◆ その②

若かりし頃のアミターブ・バッチャンは、
背が高く(190Cm)痩せてて、頭が大きくて、
全然カッコよくなかったらしい。

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■ ストーリー ■

デリーの大富豪のラーイチャンド(アミターブ・バッチャン)は、
一家の歴史と伝統にのっとって、
長男ラーフル(シャー・ルク・カーン)の結婚相手を決める。
 しかしラーフルは、下町のお菓子屋のアンジャリー(カージョル)
と恋に落ちてしまう。家柄が全く異なるため父親は大反対。
母親(ジャヤ・バッチャン)は理解を示すものの、
ラーフルは勘当され、家を出てロンドンで暮らす。

ラーフルの弟のローハン(リティク・ローシャン)は、
寄宿舎で学生生活を送っていたため、
家族が離れ離れになっていたことを知らなかった

 10年ぶりに家に戻ったローハンは、
ラーフルが養子だった事をしりショックを受けるが、
何とか家族の絆を取り戻そうとロンドンに向う。

ローハンが太った子供の頃と違って、
長身のイケメンに成長していたため、
ラーフルもアンジャリーも乳母さえも気づかなかった。

ローハンはアンジャリーの妹プージャ(カリーナー・カプール )の
協力を得ながら、家族を再開させることに成功する。

 とにもかくにも、涙なくしては語れないのである。
父の心、母の心、息子の心、嫁の心・・・・。
サブタイトルの「愛すれど遠く離れて」
家族の愛と絆を描いた感動の大河ドラマである。

 何の脈絡もなくエジプトロケを敢行し、
ピラミッドの前で踊ってしまうと言うスケールの大きさも、
絢爛豪華なキャスティングからか。

『何かが起きてる』と同じカラン・ジョーハル監督で、
キャスティングがシャー・ルク・カーンとカージョルと同じ、
役名もラーフルとアンジャリーと同じである。

『何かが起きてる』の歌が入っていたり、
『何かが起きてる』を回顧するようなシーンもあった。
『何かが起きてる』を観ていた人は、 ニヤリとしたに違いない。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (lunta)
2008-08-30 23:25:02
おお、この映画おもしろそうですね。
二大スター競演で豪華、これは見に行かねば。

ところで先日のインド、道端のポスターに「ミッション・イスタンブール」というのがあって笑いました。見たかったな。
返信する
パクリですか? (サントーシー)
2008-08-31 00:25:55
 luntaさん。

ただの歌って踊るマサラムービーではないです。
絶対に泣きますので、
ハンカチとティッシュのご用意を。

9/19迄、六本木シネマートでやってます。
返信する

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