


2001年、カラン・ジョーハル監督作品。
先日のボリウッド講座で、
教えて頂いた見所をチェックしながら観てみた。
◆豆知識◆ その① 上映時間の長さ。
インド映画では、映画の最初に何だかよく解らない、
ヒンディー語で書かれた紙が映る。
映るのは一瞬なので全部は理解できないのだが、
制作された年月日やらが書いてある、あの紙である。
観た事がある人もいるだろう。
その紙の右上あたりに、フィルムのリール数が出る。
平均的なヒンディー映画は18本で約3時間。
それ以下だと3時間未満、それより多いと3時間以上と言う事だ。
この作品は・・・21本だった!3時間半もの超大作





ビッグBことアミターブ・バッチャンと
キング・オブ・ボリウッドことシャー・ルク・カーン、
2大スターの豪華共演のカージョルも花を添え、
さらにビッグBの妻ジャヤ・バッチャンも共演。
◆豆知識◆ その②
若かりし頃のアミターブ・バッチャンは、
背が高く(190Cm)痩せてて、頭が大きくて、
全然カッコよくなかったらしい。
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■ ストーリー ■
デリーの大富豪のラーイチャンド(アミターブ・バッチャン)は、
一家の歴史と伝統にのっとって、
長男ラーフル(シャー・ルク・カーン)の結婚相手を決める。

と恋に落ちてしまう。家柄が全く異なるため父親は大反対。
母親(ジャヤ・バッチャン)は理解を示すものの、
ラーフルは勘当され、家を出てロンドンで暮らす。
ラーフルの弟のローハン(リティク・ローシャン)は、
寄宿舎で学生生活を送っていたため、
家族が離れ離れになっていたことを知らなかった

ラーフルが養子だった事をしりショックを受けるが、
何とか家族の絆を取り戻そうとロンドンに向う。
ローハンが太った子供の頃と違って、
長身のイケメンに成長していたため、
ラーフルもアンジャリーも乳母さえも気づかなかった。
ローハンはアンジャリーの妹プージャ(カリーナー・カプール )の
協力を得ながら、家族を再開させることに成功する。


父の心、母の心、息子の心、嫁の心・・・・。
サブタイトルの「愛すれど遠く離れて」
家族の愛と絆を描いた感動の大河ドラマである。



ピラミッドの前で踊ってしまうと言うスケールの大きさも、
絢爛豪華なキャスティングからか。

『何かが起きてる』と同じカラン・ジョーハル監督で、
キャスティングがシャー・ルク・カーンとカージョルと同じ、
役名もラーフルとアンジャリーと同じである。
『何かが起きてる』の歌が入っていたり、
『何かが起きてる』を回顧するようなシーンもあった。
『何かが起きてる』を観ていた人は、



【インド映画】 ~ディル・セ(心から)~
【インド映画】 ~パヘリ~
【インド映画】 ~DDLJ~
【インド映画】 ~Swades~

【インド映画】 ~Devdas~
【インド映画】~オーム・シャンティー・オーム~
二大スター競演で豪華、これは見に行かねば。
ところで先日のインド、道端のポスターに「ミッション・イスタンブール」というのがあって笑いました。見たかったな。
ただの歌って踊るマサラムービーではないです。
絶対に泣きますので、
ハンカチとティッシュのご用意を。
9/19迄、六本木シネマートでやってます。