カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

「バウルの唄」公演

2007年06月10日 22時03分59秒 | 音楽・舞踊 / MUSIC & DANCE
「バウル」とは・・ベンガル地方に古くから伝わる
民間修行者のグループの事。

 インドの東部の西ベンガル州を中心に活動する
  ヒンドゥー教の修行者を「バウル」と呼び、
  バングラデシュを中心に活動する
  イスラム教の修行者を「フォキル」と呼ぶ場合もあるが、
  両方を「バウル」と呼ぶ事もあるようだ。  

さて、私はバウルの事を全く知らなかった。
インドへ行っていても観光で行っている範囲では、
このような集団に出会う事は、まずない。

           

演奏は唄が中心で、バウル特有のエクタラ(写真上の一弦楽器)、
ドタラ(写真左下の4~5弦の楽器)、コモク(棹のない弦楽器)、
ドゥギ(写真上で左腰につけている小太鼓)、
タブラ(写真中央下の太鼓)、マンディーラ(小型シンバル)、
グングル(足首につける鈴)・・と言うシンプルな物を使用。

          
   
わずか4人編成で(今回メンバーの一人は来日できず。)
これらの楽器だけで、深みと味わいを出せるのは凄い。
いつしか引き込まれて行ってしまう唄声にも感動した。

 たぶんベンガル語と思われるが、
神を讃える歌詞以外は良くわからなかった。
1曲ごとに解説をつけていたのでは、
盛り上がらないのかもしれないが、
説明があっても良かったように思う。

それから最後の1曲を除いては、
リズムとテンポが同じような唄が多かったので、
感じが違う他の唄も聴いてみたかった。
コメント (6)
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