カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

東洋太平洋クルーザー級タイトルマッチ

2006年12月14日 22時27分59秒 | スポーツ / SPORTS
東洋太平洋クルーザー級チャンピオン
 ナーミン・サバノビッチ(オーストラリア)
       7勝(5KO)1敗2分
                
                    東洋太平洋ヘビー級6位
                    高橋 良輔(金子)
                     16勝(9KO)4敗1分

写真右側:日本人唯一のヘビー級ボクサー高橋選手は、
昨年3月東洋太平洋ヘビー級タイトルマッチに挑んだが、
チャンピオンのオケロ・ピーター選手に3回KO負け。
その後は、3連勝中だ。

今夜は階級下げてクルーザー級に挑戦する。
勝てば、西島洋介山選手以来
10年ぶりのクルーザー級チャンピオンとなる。

写真左側のスキンヘッド:サバノビッチ選手は42歳で、
アマで300戦以上(驚)のキャリアがあるが、
プロではわずか10戦しかしていない。
途中10年のブランクがあるとの事、チャンスはあるぞ。

                

1ラウンド:スピードに勝る高橋選手が左ジャブから攻める。
サバノビッチ選手は、早くも左目をカット。
これは高橋選手の有効打によるもの。
  (高橋選手:10-9:サバノビッチ選手)

2ラウンド:高橋選手は左右のボディブローを放ち、
ロープにつめるが決定打が出ない。
サバノビッチ選手は、左フックから右ストレートを放つ。
  (高橋選手:10-9:サバノビッチ選手)

3ラウンド:サバノビッチ選手が前に出始める。
高橋選手はプレッシャーに負けて下がるが、
左ストレートを当ててサバノビッチ選手がダウン。
  (高橋選手:10-8:サバノビッチ選手)

4ラウンド:サバノビッチ選手は、左フックを振るうが大振り。
高橋選手もダウンを奪った後だが攻めきれない。
  (高橋選手:10-10:サバノビッチ選手)

5ラウンド:サバノビッチ選手は、ワン・ツーから攻める。
高橋選手は手数が減ってきた。
バッティングで高橋選手は左前頭部をカット。
  (高橋選手:9-10:サバノビッチ選手)

6ラウンド:サバノビッチ選手がワン・ツーと左フックで前に出る。
高橋選手は手が出ない。
  (高橋選手:9-10:サバノビッチ選手)

7ラウンド:高橋選手がワン・ツーを放ちながら前に出る。
サバノビッチ選手が、下がり始めたが、
高橋選手攻めきれず。
  (高橋選手:10-9:サバノビッチ選手)

8ラウンド:高橋選手がプレッシャーをかけながら前に出る。
サバノビッチ選手をロープにつめるが、
逆に左フック、ボディーをもらう。
  (高橋選手:10-10:サバノビッチ選手)

9ラウンド:高橋選手の右ストレートがヒットし、
サバノビッチ選手がグラリとする。
またもやロープにつめて連打するがまとめて当てる事が出来ない。
サバノビッチ選手はバッティングで右目をカット。
  (高橋選手:10-9:サバノビッチ選手)

10ラウンド:疲労の見える高橋選手は、
サバノビッチ選手の右ストレートをもらい危うい。
高橋選手は、全く手が出ない。
  (高橋選手:9-10:サバノビッチ選手)

11ラウンド:高橋選手は、疲れか?スタミナ切れか?手が出ない。
サバノビッチ選手が連打でロープにつめるが、高橋選手も粘る。
  (高橋選手:9-10:サバノビッチ選手)

12ラウンド:サバノビッチ選手がチャンピオンの意地で、
最後の力を振りしぼり連打する。
場内の良輔コールを受け高橋選手は持ちこたえる。
  (高橋選手:9-10:サバノビッチ選手)

         

試合終了後、隣の席の若者が声をかけてきた。
  「勝ちましたよね
私は答えた。
  「ダウン取った分だけ・・・。でも微妙ですね。」

私の採点では115-114で高橋選手の勝ちだが、
ジャッジは日本の福地、オーストラリアのイングラハムである。
この二人はどちらも自国の選手につけたと思われる。
残りは、フィリピンのアバインザだ。

採点が発表された。
予想通り、福地:115-114で高橋選手、
イングラハム:115-112でサバノビッチ選手。
アバインザ:115-112・・・高橋選手

やったぁ~!! 

なお、あくまでもヘビー級にこだわる高橋選手は、
タイトルを防衛するか、返上してヘビー級へ向うかは、
ジム関係者と話し合って決めるとの事だ。
コメント (6)
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