カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの城】 ~ アンベール城 ~(ジャイプール)

2005年09月06日 23時05分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
シティ・パレスも素晴らしいが、ジャイプールと言えば、
な~んたって「アンベール城」だ。

■ 世界で一番美しい門 ■

その名を「ガネーシャ門」と言う。
ガネーシャとはシヴァ神の息子で、象の頭をした神様である。
 (なんで象の頭なのかは、豆知識のコーナーを見てね。)

確かに緑色と金色を貴重とした繊細な色使いと、
そのデザインは美しいのだけれど、
私的には世界一と言う程でもないかと思った

その理由は・・・・
ガネーシャ門がペインティングだったからだ。
もしも門が、象嵌細工であったならば、
間違いなく世界一だと思ったのだけれど、
ペインティングとなると、評価を落とさざるを得ない。

■ 勝利の間 ■(別名:鏡の間)

透明感のある素晴らしい輝き、
写真のように、見事な鏡がちりばめられている。
天井や壁や柱一面に張り巡らされた鏡は、
細かいデザインに沿ってカットされていて、
その煌びやかさには、目も眩むようだった。

どちらかと言うなら、こちらがいいかも。

            

 ◆ 豆知識 ◆

「ガネーシャ神」は、もともとは人間だった。

ある日、父:シヴァが外出した後に、母:パールヴァーティは、
ガネーシャにこう言った。
「沐浴の間は、誰が来ても通してはなりません。」

そこへ、シヴァが帰ってきた。
ガネーシャは、パールヴァーティの言いつけを守った。
「沐浴の間は、通す事は出来ない。」
その言葉に怒ったシヴァは、こともあろうか、
怒りのあまりにガネーシャの首を刎ねてしまった。

パールヴァーティは悲しみ、シヴァに懇願した。
「ガネーシャ返してください。」

そこでシヴァは言った。
「この場所に最初に通りがかった者の頭をつけよう。」と。

最初に通りがかったのは象だったので、
その頭をガネーシャの身体につけたのでした。

めでたし、めでたし。(?)
コメント
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