■ Batu Caves ■
今回の旅の最大の目的は、このヒンドゥー教の聖地である洞窟を訪れることでした。
(写真は洞窟にいた、シヴァ神の息子「ガネーシャ」)
ヒンドゥー教の祭りに「タイプーサム」というのがあるのですが、
毎年1月~2月の満月の夜に行われる、祭りの舞台となるのがこの洞窟です。
チャイナタウンにある「スリ・マハ・マリアマン寺院」からこの洞窟まで、
背中や顔やからだ中に突き刺した、針やフックで山車を引っ張りながら、
歩いてくると言う・・・それはもう、世にも恐ろしい身の毛もよだつ祭りです。
本国インドでは禁止されていて、現在ではクアラ・ルンプールとシンガポールだけで行われています。
今回の旅の日程と祭りが一致すれば見たい(ホントは怖い、でも見たいような・・・。)と
思っていたのですが、残念ながら今年は、1/25が満月でした。(ホッと胸をなでおろしました。)
洞窟があるのは、クアラ・ルンプールの北約2Kmくらいの所です。
272段の石段を登っていくと、その上に洞窟があり、中には思ったより広い平らな広場があります。
この広場の上にも、さらに広場があり、いくつかの祠もあります。
この洞窟は「ムルガン」と言う神様が祀られている聖地です。
でもこの神様の名前を「スブラマニヤム」と書いている説明もあったりします。
いろいろ調べたのですが、この二つが同一神かどうかは、わかりませんでした。
「ムルガン」と言うのは、写真の「ガネーシャ」と共にシヴァの息子です。
ヒンドゥー教の神様たちは、決まった持ち物や動物と一緒に描かれていますので、
顔で判断できなくても、持っている道具や一緒にいる動物で
何と言う名前の神様なのかが判断できます。
例えば、コブラを首に巻いていたり、ナンディ(牝牛)が一緒にいれば「シヴァ」ですし、
琵琶を弾いていれば「サラスヴァティー」、獅子がいれば「ドゥルガー」、
ほら貝を持ちガルーダ(鳥)がいれば「ヴィシュヌ」です。
この洞窟への階段を昇りきった所にある像は、孔雀が一緒にいますので、
そこから判断すると「ムルガン」と言うことになります。
またヒンドゥー教の神は、同一神だったり、生まれ変わりだったり、化身だったりして、
名前が多いのも特徴です。
この「ムルガン」も「カールッティケーヤ」と同一神と言われています。
私は以前、この洞窟のタイプーサムを、何かのTV番組で見たことがありましたので、
階段を昇りきり洞窟へ入った時には、感動しました。
(タイプーサムの写真は、恐ろしくて載せられませんでしたけれど・・・・。)
たぶん、インド好きでない人やヒンドゥー教を知らない人にとっては、
ただの洞窟でしょうけれど・・・。涼しいので行ってみてください。
チャイナタウンのマスジット・ジャメ近くのバス停から
69番のイントラコタ・バスで30分くらい、料金は1.60MR(約45円)。
場所がわからなかったら、インド人(マレー系・中国系はダメ)に聞けばわかります。
(KLタワーからも、洞窟の外見は見えました。)
to be continue.
今回の旅の最大の目的は、このヒンドゥー教の聖地である洞窟を訪れることでした。
(写真は洞窟にいた、シヴァ神の息子「ガネーシャ」)
ヒンドゥー教の祭りに「タイプーサム」というのがあるのですが、
毎年1月~2月の満月の夜に行われる、祭りの舞台となるのがこの洞窟です。
チャイナタウンにある「スリ・マハ・マリアマン寺院」からこの洞窟まで、
背中や顔やからだ中に突き刺した、針やフックで山車を引っ張りながら、
歩いてくると言う・・・それはもう、世にも恐ろしい身の毛もよだつ祭りです。
本国インドでは禁止されていて、現在ではクアラ・ルンプールとシンガポールだけで行われています。
今回の旅の日程と祭りが一致すれば見たい(ホントは怖い、でも見たいような・・・。)と
思っていたのですが、残念ながら今年は、1/25が満月でした。(ホッと胸をなでおろしました。)
洞窟があるのは、クアラ・ルンプールの北約2Kmくらいの所です。
272段の石段を登っていくと、その上に洞窟があり、中には思ったより広い平らな広場があります。
この広場の上にも、さらに広場があり、いくつかの祠もあります。
この洞窟は「ムルガン」と言う神様が祀られている聖地です。
でもこの神様の名前を「スブラマニヤム」と書いている説明もあったりします。
いろいろ調べたのですが、この二つが同一神かどうかは、わかりませんでした。
「ムルガン」と言うのは、写真の「ガネーシャ」と共にシヴァの息子です。
ヒンドゥー教の神様たちは、決まった持ち物や動物と一緒に描かれていますので、
顔で判断できなくても、持っている道具や一緒にいる動物で
何と言う名前の神様なのかが判断できます。
例えば、コブラを首に巻いていたり、ナンディ(牝牛)が一緒にいれば「シヴァ」ですし、
琵琶を弾いていれば「サラスヴァティー」、獅子がいれば「ドゥルガー」、
ほら貝を持ちガルーダ(鳥)がいれば「ヴィシュヌ」です。
この洞窟への階段を昇りきった所にある像は、孔雀が一緒にいますので、
そこから判断すると「ムルガン」と言うことになります。
またヒンドゥー教の神は、同一神だったり、生まれ変わりだったり、化身だったりして、
名前が多いのも特徴です。
この「ムルガン」も「カールッティケーヤ」と同一神と言われています。
私は以前、この洞窟のタイプーサムを、何かのTV番組で見たことがありましたので、
階段を昇りきり洞窟へ入った時には、感動しました。
(タイプーサムの写真は、恐ろしくて載せられませんでしたけれど・・・・。)
たぶん、インド好きでない人やヒンドゥー教を知らない人にとっては、
ただの洞窟でしょうけれど・・・。涼しいので行ってみてください。
チャイナタウンのマスジット・ジャメ近くのバス停から
69番のイントラコタ・バスで30分くらい、料金は1.60MR(約45円)。
場所がわからなかったら、インド人(マレー系・中国系はダメ)に聞けばわかります。
(KLタワーからも、洞窟の外見は見えました。)
to be continue.