カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

パンク記念日

2005年09月30日 20時29分59秒 | 南インド / SOUTH INDIA
インドの道路は、ガッタガタのボッコボコである。
自動車も多少(多々?)ポンコツでも、平気で走る。

                
写真のワゴン車は、南インドのマイソールから
近郊の町や村へ行くためにチャーターした車である。

正しいバックパッカー(自称)である私が、
専用車をチャーターするとは、
身の程知らずもいいところだが・・それには理由がある。

州政府主催のバスツアーに参加申込をしたのだが、
シーズンオフで他に参加者がいなかったためだ。
私一人のためにバスツアーを催行するわけにもいかず、
不本意ながら仕方なく、車をチャーターする事になったのだ。

バスツアーならば、たった265Rsだが、
1000Rsもかかってしまった。とんだ散財であるが、
ここまで来て足踏みするわけにもいかない。

        

この日は遠出であった。
一番遠くの町ベルールへは、マイソールから約150Kmだ。
そこからハレービートへは約20Km、
シュラヴァナベルゴーラ約50Km戻る。

                
最初のパンクは、マイソールからベルールへの途中だった。
旅にはハプニングがあった方が、面白い。
運転手がパンク修理をするのを余裕で見守った。
この写真を撮った時には、心にはたっぷりとユトリがあった。
次のパンクは、シュラヴァナベルゴーラの村の中だった。
そのまま修理屋へ持っていった。修理の間の時間を利用して、
普通は行かないチャンドラギリに登ることができたので嬉しかった。
まだ心には、ユトリがあった。
3回目のパンクは、マイソールへの帰路だった。
どこだかわからない真っ暗な道の真ん中だった。
インドの田舎道には街灯などない。
街灯も懐中電灯もない所でのパンク修理・・・。
手元も見えない。ムチャクチャ時間がかかってパンクは直った。

マイソールのホテルに着いた時、すでに夜9時を過ぎていた。
ドライバーが気の毒になったので、50Rs余計に支払った。
ドライバーは返そうとしたが、 
私が「取っておいて。」と言うと嬉しそうに笑った。
ついでですが・・・エンストも2回あった事を付け加えておきます。
コメント
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