ココロ磨きの寺あそび

むかしむかし、寺はみんなの心の拠所であり生活の工夫を重ねる場であったようです。

その8 洞泉院 研修旅行 名古屋日泰寺法戦式 11/19~11/20

2013年12月09日 12時05分39秒 | こぼれ話

 いよいよ「首座法戦式」。

首座法戦式とは・・・下の画像に詳しい説明があります。クリックすると拡大できます。

 

 

 

準備が整った本堂。

日泰寺。

洞泉院 御詠歌の皆さんもスタンバイ。

広い本堂でちょっと緊張気味。

午前10時打ち出し。本堂の鐘が打ち鳴らされると、順番に修行僧が上殿します。そして、知事、頭首といわれる両班の僧が、住職のいる部屋に上がって、お迎えに行きます。

僧は、東西に分かれて並びます。

大きな太鼓を激しく打ち鳴らして、導師をお迎えします。

問答を前に、本尊に蜜湯、菓子、茶を献じます。

お供えを献じた後、全員で揃って、礼拝をします。

問答を前に、般若心経を読経します。

問答のテーマになる話を首座が大きな声で唱えます。

 問答を行うときに持つ法具である「しっぺい」を導師からお借りします。

準備が整った首座に対し、弁事という者から順番に修行僧が問答をかけます。

本堂に響き渡る力強い声で、問答が繰り返されました。

問答を終えた首座が、その無事円成を喜び、満座の僧侶に対しお礼をいいます。

「しっぺい」を導師へ返却します。

全員揃って礼拝をします。

問答を終えた首座に対し、役付の僧がお祝いを述べて、その力量を讃えます。

導師から総括のお話があり、首座の力量をたいへん褒めらました。

(つづく)

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。