オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

大奥

2007年01月25日 23時32分44秒 | 水曜日は映画の日
ポイントが溜まって1本タダで見られる、てんで見ました。
…水曜じゃないのに見たのは、だからさ。
しかも諸事情により、午前中しか時間がなくてさ。
じゃなかったら「それでもボクはやってない」見るよ!!
うわーん、なんで昼からしかやんないのー!

えー。

年末に大奥の2時間スペシャルを見ました。
だもんで、えー、たとえば浅野ゆう子や木村多江や松下由樹が
もっと出てくると思ってました。
…まあ、インパクトはあったけどな!
てか、この人たち、こわ!と思ったけどな、充分!!

えー。

おいらはこの映画の題材にもなってる「絵島生島事件」を知りません。
ただ、ドラマの大奥で、木村多江が絵島をやってた時に、ちら、と見た。
そうなの、それも一生懸命見たわけじゃないの。
なので、真相を知りません。
でも、その時と今回と、ちょっと描かれ方が違うなと。
どっちかっていうと前回のドラマのほうは、
今回の高島礼子と北村一輝の関係に近いかな。違うかな。

ともかく、キャスティングの豪華さは、見ててお正月気分に浸れます。
目の正月です(笑)。特に女優陣は百花繚乱です。
でも、年末のスペシャルでなんかあるよね、と匂わされてた
谷原章介がほんのチョイ役でびっくり。え、そこだけ?みたいな。
それは松下由樹や木村多江もそうだなあ。
いやいやそれでも、松下由樹の、京女(だよね?お公家さんの娘なんだっけか?)らしさにはびっくり。
この、なんちゅーか、物腰柔らかいし言葉もすごい丸いんやけど、
ものっそ、こわいとこなんか。ほんとに。
あと、隠し球キャラ(!)に竹中直人。
なんて贅沢な!!

…でもこれをなんで映画にしたかなあ。
ドラマではいかんのか?
と思いました。
…ああ、そうか、豪華すぎてテレビ放映じゃ
もとが取れないのか?(いや、知らないけど)

本所深川ふしぎ草紙

2007年01月25日 23時06分14秒 | ほぼ、文庫本
本所深川ふしぎ草紙/宮部みゆき/新潮文庫

キーワード/回向院の茂七、片葉の葦、置いてけ堀、落ち葉なしの椎など計七つの不思議

「あかんべえ」からこっち、宮部みゆきの時代劇に手が伸びる。
多分この本が、作者の時代劇歴(ってなんだそれ)の初期だと思う。
読んでて、やっぱりこの人はこういう短編集が読みやすいなあ、と思う。
でも、他書で書かれるような、がっつりどっぶり長編謎解き万歳(だから!なにそれ)みたいなのも好き。
本書はかつてNH@(某国営放送局)(伏字の意味なし)で放映してた、茂七の事件簿の原作。
てこともあって、どうにもこうにも、茂七親分の顔も声も年恰好も見た目も、高橋英樹になっちまう。
そうそう、「ぼんくら」に出てきた、政五郎さんは出てきませんでした。
この本で出てくる下っぴきは文次。
いやー、こういう時代モノはいつ読んでもいいねえ。