オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

永遠のガンダム語録

2007年01月16日 21時54分15秒 | ほぼ、文庫本
永遠のガンダム語録/PHP文庫

キーワード/アムロ、ブライト、シャア、劇場版、テレビ放映、絶叫、呟き、泣き言、恨み節、愚痴、説教、おだて

つい勢いで買ってしまっていた一冊…
つい読み始めてしまったら、読み終わってしまった。
ほんの2時間ほど。昨夜寝る前に。
おいらのお気に入り
「スレッガーさんかい?早い、早いよ」
がなくて寂しかった(苦笑)。
いろいろなセリフがあって、それぞれに個人の解釈があって、勿論おいらのそれとは随分異なるところもある。
それは、わかってる。
でも、一個だけ、言わせていただきたい。異を唱えたい。是非。

「ガンダム一機の働きでマチルダが助けられたり、戦争が勝てる
などと言うほど甘いものではないんだぞ!」

というウッディ大佐のセリフ。
これを本書では、「人一人の力なんてたかがしれているけれど、それが二人三人と集まれば侮れない
(中略)あなたがいたから私がいた、これが私のモットーです。」と解釈してあったけれど、
あいや暫く!ここはそうやないで!
ウッディ大佐にしてみれば、婚約者が殉職しているのである。戦時下で軍属とはいえ、婚約者の女性が殉職。
これを、下手すりゃ自分の半分ほどしか生きていない子供に
「ボクが至らなかったばっかりに死なせてしまってすみません」
なんて言われたひにゃア立つ瀬がない。
そう言いたくなる気持ちもあるだろうが、それを思い上がりと言わずして何をか言わんや、である。
人にヒトの命を左右することなんて出来ない。不可侵領域だ。したらいかんのだ。
経緯や状況はどうあれ、死は死である。それ以上でも以下でもない。
おいらだったらここでアムロをたこ殴りだよ!
ぶっ飛ばして、張り倒して、蹴散らしてやる!
ふざけんな、餓鬼!てなもんである。
それをせず、静かにこう言ったウッディ大佐は、大人だなア…

ちなみに本書に出てくるうち、ZZだけは未見。あとの3作品は何回見たことか…
セリフのほとんどをシーンごと思い浮かべられるおいらって…いや、皆まで言うな!(苦笑)