日々、花を愛でよ

この週末は、珍しく家にいましたよ、二日間とも。
「だー」も「こじこじ」も風邪っぴきで、天気もよろしくなかったし（さらに言えば、寒かったよねー！）、桜もすっかり衰退期（え）だし。
ほんでも、元来家にいるのが嫌い（だとしか思えない）「だー」は、今日の昼を外に食べに行こうと提案。ええんかいな、風邪ひいてんのに。いや、風邪だからこそ、の理屈（なんてあるのか）でラーメン食べに行きました。しかも、よく行くところじゃなくて、初めての店ですよ。勇気あるよなー。こーれで失敗したら風邪が悪化するんじゃなかろうか。おいらだったら悪化するよ、間違いなく。食べ物の影響って大きいよ、精神的に。
結果的に、まあ、及第点というところか。
我が家にしては珍しい醤油ラーメン。しかも、ちょっと醤油が強くってさー、正直、しょっぱいよ！と思いました。でも久し振りの醤油ラーメンだから、ま、許してあげよう。

あ、タイトルと全然話題が合っていませんね。

おいらは、一年のうちで早春と思われる時季が一番好きです。
少しずつ、昼間の時間が長くなっていって、心なしか陽の光も強くなってきて（光の春って言いますね）、気が付けばそこらの道端や公園の隅っこに雑草が芽吹いてきて、ハコベやオオイヌノフグリが花をつける。そのうちに蒲公英もちらほら咲き始めて、顔を上げると桜のつぼみがまあるく膨らんでくる。
…このあたりが、もう、なんていうか気分が最も高揚する頃です。それはもう、雨後の筍のように、ぐぅいぃぃーーーん！！と急上昇します。なにもなくても、日々、朝が来るだけでうきうきします。
その高揚感は桜の花が咲くのと同時進行で、頂点に達します。七分咲きの頃が天辺です。そこからは「高値安定期」（笑）です。充実した毎日です。気持ちだけは充足しきってる、と言ってもいいかも。それが満開をすぎて、花びらがそよ風にも舞う、頃まで高値維持します。結構長いよね。
で、やはり、桜の花が散るのと共に、気持ちも少しずつしょぼくれていきます。
が。
そこはB型女の天晴れ（笑）なところです。しょぼくれたまま日々を送る、なんてことはいたしません。せっかくの春なのに。
まさに今頃ですね。桜はもう、衰える一方。それでもまだ、樹の上の方は花がたくさん残っていますが、下の方はすっかり葉桜です。
だけども、ちょっと目線を下げれば、あらチューリップが、おやパンジーが。先日紹介しました、花蘇芳も見事ですし、八重桜のつぼみも花びらがのぞいてきました。山吹の力強い黄色も眩しいです。
まさに百花繚乱。
昨今、花屋をのぞけば、年がら年中美しい花を見る事が出来ますが、そこは、やはり野に置け菫草、てなもんです。（…意味が若干合わない気がする、のはご愛嬌）
日々、花を愛でましょう。
美しいものを見て美しいと思える日々、ってだけで、ああ、幸せです。
…春ですね。