オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

白夜行

2006年03月17日 10時11分08秒 | テレビがお守り
たまに書くと思えばテレビっ子な話題で、すみませんほんとに。

白夜行、たまりません。ハマりまくりです。
やっぱこれはな、綾瀬はるかの女王様っぷりと山田くんの振り回されっぷりのバランスがいいんだろうな。世界の中心で愛を叫ぶ、でも(意地でも略さない)(笑)そう思ったけど。

でもね、それだけじゃないんだな。

実は、いや書いたかもしれないけど、とうとう誘惑に勝てず、文庫本を買ったんだよ、原作の。あーこれは禁じ手だー、ドラマの途中で原作読んだら、イメージが崩れるー、と思いつつ、どうしても最初の血まみれ山田くんのシーンが忘れられなくて、その答えを早く知りたくて。
だから本買ったときも、最後を繰って、そのシーンを探して、そこから結末まで読んで、ああ、あれにはこういう意味があったのか、て納得してから、さて最初からやっつけようか、と読み始めた次第ですがな。

これね。
この原作をね、ドラマ見ないで読んだ人、いやベストセラーだからかなりいらっしゃると思うんですが、とりあえず尊敬します。
おいら原作だけだったら絶対挫折してる!(威張るな)
ドラマを見てるから、こう、なんだろうな、視点がそれこそカメラのアングルのようにごろっ、と変わっても全体的な話の流れとしてついていけてるようなもので、これ原作だけだったら、つまりドラマの映像が伴ってなければ、あまりの切り替わり様に目を回してます。

で。
来週がドラマ最終回ですが、このドラマの脚本家はうまい。(何をえらそうな)
原作の、この分厚さをよくぞドラマにしましたよ、ほんとに。
しかも原作のおおまかなラインが崩れてない。
さらに、純愛ドラマ的なものを一本すこーんと置いてるから、万人向けになってる。だからおいらも見てるんだしな!
いやー、これは武田鉄矢がキーマンだろうな。二人VS武田ていう図式がいいんだろうな。
それにね、ドラマの中でいくつかどきっとした台詞があった。
いつだったか、田中幸太郎くん(若手刑事)の奥さんが言うの。
「母性は良心じゃないですよ。何があっても自分の子だけは可愛いっていう、親の業(エゴだったかも)ですよ」
みたいな(詳細は問わないでね)ことをさ。
いやもう、あれね、テレビの前で一瞬息が止まったよ。まさに!て感じ。
昨日の放送の中でも、なんかあったなー、今もう覚えてないけど。

来週、最終回までに、原作を読破しよう、というのが当面の目標です。…ち、ち、ちっさー…