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身体に「やさしい」色

2010-07-26 | 色に関するヒトリゴト
「ライト・トーナス値(light-tonus value)」という言葉をご存知でしょうか。

わたしは野村順一先生のベストセラー「色の秘密」での記述が初見だったのですが、もう少し詳しく知りたいと思い、現在「調査中」です。ためしに検索してみると複数のサイトがヒットしますが、どれもほとんど同じ文章で、内容も「色の秘密」に既出のことばかりなので、おそらくどなたかが最初に紹介されたものが使い回されているのでしょう

英文サイトまで範囲を広げると、なーんとFaber Birrenの“Selling with Color”がヒットしましたよ~~(色彩検定2級以上のかたならお分かりでしょうか・・あのフェイバー・ビレンさんですよ♪)この中の“Physical Reactions”(身体反応)という項目に“light-tonus”についての記述が出て来ます。1910年にSteinと言う人が発表した説によるとされています。

ビレンさんの記事はめっちゃ端折って紹介されているので(爆)もう少し補足してご紹介すると、要するに人間の身体は生理的に「光刺激」に反応すると。光=波長が380~780nmの範囲の電磁波で、その波長の違いによって人間は「色相(色合い)」を感じ分けるのですが、眼で見なくても「肌」でもその違いをキャッチしているというのですね。それによって筋肉が「緊張」したり「弛緩」したりするそうなのです。

もっともニュートラルな状態の値は「23」で、Stein氏によればブルーは「24」でかなり平常値に近く、レッドは「42」で相当刺激が強いということが分かります。現在一般的な「色彩学」のテキストでは、ブルー=沈静色=心身の活動を抑制する色として紹介されていますが、言い方を替えれば「興奮状態から元に戻す」作用がある、ということでしょうか。

・・・

ちなみに先の野村先生の著書によれば、ニュートラル値である「23」になるのは「ベージュ」だそうで、ついでパステルカラーも刺激は少ないそうです。なぜ「ベージュ」なのか、という論拠や具体的なマンセル値などは残念ながら載っていませんでしたが・・。

わたし自身は、あまりベージュを好んで着ませんが(というか「似合うベージュ」があまり出回っていないんですよ)代わりにV 6.5くらいの杢グレーをちょくちょく着ています。特にホームウェアとしてよく選んでいますね。自分の肌明度に近く、無彩色なので文字通り「ニュートラル」なのかも(笑)

ここ最近の猛暑で、ただでさえ生理的には過酷な環境。。せめて身につけるものくらいは「身体にやさしい」ものを、と無意識にニュートラルカラーや涼しげなブルー系を選んでいる気がします。わたしと出会う相手の方も、その方が心地良いでしょうから、ね

light-tonus valueについては、引き続き調査していこうと思います。原著にあたるのが一番確実なんでしょうけど、1910年だからなあ。。あ、1918年の同種の論文(昆虫と光刺激に関するもの)なら見つけられたので、根気よくやれば何か出て来るかもです。あまり期待しないでお待ちくださいね(笑)




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