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カラーコーディネートを「わざわざ学ぶ」意味

2015-09-29 | 色に関するヒトリゴト
非常勤で入っている、短大の後期授業が始まりました。

前期は「色彩学」、後期は昨年から「カラーコーディネート論」という授業を担当しています。色彩学は全コース対象の一般科目なので「広く浅く」というスタンスですが、後期は専門科目なので「狭く深く」突っ込んでいけるところが、教える側としては、というかわたしとしては、非常に好ましい科目です(笑)

通常「〇〇論」とつく科目は「講義」つまり「座学」なんですよ。でも「カラーコーディネート」を座学で学ぶなんてありえない。なので毎回がっつり演習です。「カラダで覚える《色彩感覚》向上委員会」同様、自分の目と手を使ってはじめて理解できるものだというのが、わたしのポリシーです。

で、そうした「体験的理解」を助け、補うのが「リクツ」なんですよねー。

いわゆる「センスのいい人」たちは、しばしばこの「リクツ」を軽視する傾向があるように思います。むしろリクツでコーディネートするなんて「負け」くらいの感がある(笑)そういう場面に出会うたびに、そんなに敵視しなくてもいいのになー。リクツをどう活かすかも「センス」なのに、と思うんですよね。

なんでわざわざ「カラーコーディネート論」なんて授業があるのか?

特に大学側から明確に指示されたわけではありませんが、わたし個人としては「体験」と「理論」に橋を架けることで、それぞれの表現したいアイデアが、もっと自由に行き来できるようになればいい、そんなふうに考えています。例えば「クールエレガンス」を表現したい時、そのアイデアにふさわしい《色とカタチと質感》をリクツとして知っていれば、早く「スタートライン」につける。そこから「実際にやってみる」中で、完成度を高めていけます。リクツを知っていることで余計な回り道をしなくて済むし、迷った時も軌道修正がしやすくなる、それが「わざわざ学ぶ」ことのメリットですね。

カラーコーディネートのリクツは、決して「机上の空論」ではないですよ
言ってみれば「先人の知恵」です。

長年の経験の末に、その人が身につけた「コツ」の集大成。それらを関連づけ、あるいは系統立てて整理したものが「リクツ」です。どんなにセンスのいい人でも、一人で身につけたものと、大勢の先人たちの知恵とを比べれば、後者のほうが豊かであることは想像に難くないですよね?

来週の授業に備え、近所の100均でカラフルな水玉の折り紙を買ってきました。これをどう使って「体験と理論の橋渡し」をするかは、ネタバレになるので書きませーん♪が、学生たちの反応が良ければ、10月の岡山でのワークショップでもやろうかなっ。

この半年、学生たちが少しでも「カラーコーディネート」の面白さに目覚めてくれますように!


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