love your color*大津・湖西でパーソナルカラー&スタイル+オーラソーマ+数秘+禅タロット=あなたの色発見!

あなたの色=パーソナル・クオリティを知り「本当の自分」を生きてみませんか?「カバラジュエリー」取り扱ってます。

〈根っこ〉がしっかりしているからこそ、可能性は広がるんだよ。

2017-06-20 | 色に関するヒトリゴト
週一回非常勤で、京都市内の短大に「色彩学」を教えに行ってます。毎年100名前後の学生たちが履修してくれますが、一人ひとりの「温度差」は正直かなりありますねー。前期も折り返し地点を過ぎると、その辺が出席日数なんかにも如実に現れてくるという(笑)

これまで短大以外にも美容系の専門学校やカルチャーセンター、カラーリスト養成スクールなど様々な教育現場で「色彩学」を教えてきましたが、「色の勉強をしたい」という人たちに、どこまで【理屈】を伝えるべきか、そのバランスにはいつも試行錯誤しています。その一方で、もしかして彼らが本当に知りたいことは「色の」勉強ではないのかも?という思いも、常に頭の片隅をよぎります。

シンプルに言えば、色をセンス良く使いこなすための【コツ】が知りたいだけなのかもしれない、と。

どちらがいいとか間違ってるとかではなく、単に「ニーズの違い」なんでしょねー。まあ、学校教育においてはソレデヨシというわけにもいかんのですが、わたし個人としては「色の勉強」を始める動機として「すぐ使えそうな【コツ】をいくつか知りたい」というのは、全然オッケーだし自然な発想の一つだと思っています。

で、あわよくば──そう思っていた人が、やがて習ったコツが「通用しない」地点に来た時に、その「理由」を知りたい!と思ってくれたらとっても嬉しいな。

とはいえ実際には「せっかく習ったのに『使えない』じゃん! 結局は『自分の感覚』でやるしかないよねー」というところへ行く人も少なからずいて、仕方ないと思いつつも悲しくなってしまう自分がいるのです。そこで「戦って」も事態は好転しないであろうことも、過去の経験からよーーく分かってはいるのですがね



わたしにとって、少なくとも色彩にまつわる【理屈】は、日常からかけ離れた高尚なものではなくて、むしろ「日常で色を有益に使いこなすための【根っこ】」だと思ってるんです。「感覚でやる」のは、その上に生えた枝葉を剪定するような感じ。だから【根っこ】がヒョロイとしっかりとした樹にならないので、トリミングの自由度もその分下がると思うんですよね。

もちろん「これがわたしのスタイルなの!」と、特定の見せ方にこだわるのはアリだと思います。だけど例えば、あの草間彌生センセイだって子供の時から水玉しか描いてないかといえば、そんなことないでしょーという話なのよ(笑)

巷に溢れる「色の本」の多く(特にパーソナルカラーや色彩心理系)が、学術書ではなく「HOW TO」本や「豆知識」本だということを考えても、おそらく世間のニーズはそっち寄りなんでしょう。繰り返しますが、それ自体を否定はしないし、わたしが特にアカデミックな「理論派」ってわけでもないですよん。「仕組み」に関する探究心は人一倍強いほうだとは思いますが。ただ

「たまには【根っこ】のことも考えてあげてー」

と言いたいだけなのでーす
わたしが本当にやってて楽しいのは【根っこのしっかりした樹を、自由自在にトリミングする】こと。その楽しさに共鳴してくれる人々と色の知恵やスキルを分かち合える時、何より幸せ♡に感じます。

そしてね、多分この【根っこファースト】なスタンスって、わたしが色以外のこと──数秘禅タロットを教える時にも共通していると思います。根本的なエッセンスがしっかり染み渡っていれば、その後に花開くものは、その人のアート。いろんなバリエーションがあったほうが、その世界自体が豊かになりますよね。

だけど、ちょっと風が吹けば飛ぶような葉っぱや花びらでは心もとない。その人自身も確信が持てなくて、居心地が悪いのとちゃうかしらん。もしあなたが、これまでやってきたことに急に自信が持てなくなったら、その時は【根っこ】を見直すチャンスかもですね。

見直してみて「やっぱりそれで良かったんだ」と思えればよし、グラつきの原因がわかれば修復し、よりがっちりした土台を築き直せばよし。

そんな風に考えて、わたしはこれまでもこれからも【根っこファースト】で行こうと思っています。もしわたしの色彩やその他のスキルが、あなたの【根っこ】に必要だと感じるなら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいね
<一緒に可能性を広げましょう!

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