それがあなたの【ダメなところ】だったとして……

内面と外見、双方に言えることだと思うんですが、

あなたが自分で「ダメなところ」だと感じてること。放っておくと命に関わるとか犯罪行為ではないけれど、日常において何かしらの「困難さ」を感じる部分。前へ進むのを阻む「ブロック」や「ブレーキ」のように感じる側面。欠点、短所、あるいは課題とか弱みとか。

そんなふうに【問題視】しているものに、もし別の視点を与えるとしたら──全く別の景色が見えてくるかもしれません。

と言っても、別に無理して「ポジティブに考えてみましょう！」と言いたいわけではないんです

もちろん「ポジティブに捉えなおせる」なら、それはそれで素敵なことだけど、これまで【問題だと思っていたこと】を【問題のまま持っておく】ことにＯＫを出してみると、どうなるのかな？というハナシなんですよ。

ここ数日のセッションで、具体的な内容は異なれど、同じような流れになるケースが続いていて。

何であれ「それが今、自分にはある」という事実を、無理に打ち消さない。うん、あるよね。と同意してみる。それを「強みに変えようぜ！」とか、カラ元気も出さない。笑

……何も【解決】しないように思うでしょ？
ところがねえ、そうでもないんです。

必死に「何とかしなくちゃ」と硬くなっていた心と体が、ぽっ。とゆるむんですね。するとね、これまで考えてもみなかったようなアイデアが、自然とご本人の口から出てきます。その瞬間の様子は


「拍子抜け」


っていう言葉が、一番ぴったりくるかも。笑

これまで機械のように「正確なリズム」で生きなきゃ！と頑張っていた人が、ふと、自分が「ムラがあって当たり前」の生物＝イキモノ・ナマモノだった！ということに気がついた瞬間なのかもですね。

そしてまた、ひとつの【事実】として、地球上に「あなただけが困っている問題」というのは、案外ないものです。

つまり、あなたの「困っていること」は、誰かのニーズとつながっている可能性が高い。

そういう捉え方も出来ます。ビジネスチャンス、あるいは何らかの「生きがい」を見つけるきっかけになるかもしれません。何も困ってない状態って、一見素晴らしいことのように思えますが、実は「そこからはもう何も生まれない」状態とも言えるんですよね。

自分には問題がある──だからこそ、創造出来るものがあります。問題を「なくす」のではなく「あること前提」で、仕切り直してみませんか？
＜お手伝いしますよー