もしかして本当は、好きなんじゃないの？

ここしばらく、ある仕事がユウウツで　まあモチベーションの上がらないことよ（爆）

相手のネガティブな反応に心身のエネルギーを消耗してしまい、ヤッテラレンワーと心のちゃぶ台をひっくり返しつつ、一応やることはやらなあかん→やりたくない→ついつい後回し→時間がなくなる→ムキー！

てな具合にジタバタしておったわけです。で、ある時ふと気づいた。
──なんだかんだ言いつつ、気がつくとこの仕事のことばかり考えてるんじゃない？

しかも、どうすれば相手からもっとポジティブな応答が引き出せるかを、あれこれシミュレーションしている。その時間はむしろワクワクしている……ような気がする。……あれ？

もしかしてわたし、この仕事を本当は「好き」なんじゃないの？？

こんな風にしてみたらどうだろう、あんなことも出来るかな、もっとこうしたほうが楽しいだろうか。どうすれば相手が喜んで、わたしの話を聴いてくれるようになるかな？──そうやってアイデアを膨らませている時、確かにわたしは楽しんでいることに気づきました。にもかかわらず、いざそのアイデアを実行しようとする段になると「先日のあのイヤな気分」をリピートさせているのは何故なんだ。

かつてのわたしなら、ここで「その無意識の奥に潜んでいるのは……恐れだろうか、それとも？」なーんてさらに「分析」しようとしたでしょう。そうした思考のプロセスから、思いがけない気づきを得たことも多々ありましたが、今回は違いました。何となく直感的に「そこじゃない」と思ったのです。そっちを掘り下げることにエネルギーを使うのではなく、わたしが本当は好きで、楽しんでいるという「事実」にフォーカスするほうが正解だと感じたんですね。

そうして昨夜、10日以上放置していた書類の束に手を伸ばしました。とりあえず何も考えないで手を動かすことから始めよう。何もしないよりは、やれば確実に片付くことからやろう。と。で、時間も遅かったので、本当に「とりあえずこれだけ」って感じで始めたのです。……結果から言えば、予想以上に仕事が片付きました。正直に言えば、途中何度かコンチクショーと思うこともありましたが　そんな時はひとまず大きく息を吐いて（笑）それ以上「過去のドラマの再放送」が始まらないうちに、さっさと続きの作業に戻りました。

すると不思議なもので、ちょっとした「ほほえましいこと」を発見したり、書類の残りの少なさに達成感を覚えたりして、だんだん気分も上向きに。結局、３時間ほどで予定していた以上の作業を終えました。

「わたしたちの唯一の権利は、ネガティブにならないことです」

──この一連の出来事がわたしに教えてくれたことは、オーラソーマの創始者であるヴィッキー・ウォールの言葉そのものでした。
わざわざネガティブな思考と感情をリピートさせて、本当は「好きだし楽しい♪」と思っている自分を、うっかりスルーするところだった……今思えば「悔しかった」のかもしれませんね。楽しいはずの仕事が、思ったようにいかなくて（笑）それが悔しくてスネてたのかも。

作業はもう少し残っています。さ、楽しみながらやっつけちゃおう！