12月25日「近江神宮(おうみじんぐう)」に行ってきました。 滋賀県大津市神宮町
京阪電車 石山坂本線「近江神宮前駅」下車歩いて10分ほどです。
画像は境内にある火時計です(日時計ではありません)。説明は後ほど (^^♪
09:00駅に着きました。
踏切を渡って。線路一直線です。 (^^)/
大津は「かるたの聖地」です。近江神宮のご祭神は天智天皇。百人一首の一番目の
和歌の作者が天智天皇なのでこの地が聖地になったのことです。 (^^♪
住宅地を歩いていきます。
広場にパネルが (^^♪
「近江大津宮錦織(にしこおり)遺跡」天智天皇6年(667年)3月19日 中大兄皇子
(なかえおおえのおうじ)が飛鳥より遷都した都跡です。翌年、即位して天智天皇と
なり崩御後廃都わずか5年間の都でした。ここにあったのね。
秋の田の かりほのいほの 苫を荒み わが衣手は 露に濡れつつ
(天智天皇)百人一首第一首目
秋、田んぼの掘立小屋で雨宿りをしていたら屋根の目が粗いので袖が濡れてしまった。
現代語訳にするとただの貧乏くさいお話ですが、和歌にするとなんか優雅になりますな。
百人一首にはそれぞれ歌番号が付けられています。 では歌番号百首目の歌をご紹介と。
百敷や ふるき軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり
順徳院(後鳥羽上皇 第三皇子 第84代天皇 )承久の乱で佐渡に流刑
宮中の古い軒端のしのぶ草をみるにつけ偲びつくせないほどのなつかしい昔だ。
鎮守の森 こっちかな 鳥居が見える。
「木漏れ日街道」 言いえて妙ですな。 (^^♪
「一の鳥居」 線路のすぐ近く。 ということは回れ右か (^^♪
反対方向へと。
「近江時計眼鏡宝飾専門学校」 昭和44年開校 近江神宮さんが経営する専修学校です。
天智天皇10年4月25日(671年6月10日)天智天皇が水時計を作らせ、時報を始めたと
日本書記に記述があります。そのご縁なのね。6月10日は「時の記念日」です。 (^^♪
ここからね。そば屋の「善庵(よいいおり)」さんの前を通ります。
「手水舎」 正月の準備してはります。
「近江神宮」皇紀2600年を記念して昭和15年(1940年)に創祀されました。主祭神
は「天智天皇」です。因みに皇紀とは明治政府が明治5年に定めた紀元で、初代天皇
「神武天皇」が即位した年を西暦紀元前660年とし、その年を皇紀元年としました。
石段を上がります。ゼロ戦(零式艦上戦闘機)の名称の由来は当時、日本の軍用機の
型式名は皇紀の下二桁を冠する規定があり昭和15年皇紀2600年に正式採用されたので
規定により零式となりました。 戦史オタクの雑学でございます。(^^)/
「楼門」 なんか重機入ってます。そうですなこの時期神社仏閣はお正月準備の最中
ですわな。 お忙しいところおじゃまします。
来年は「壬寅(みずのえとら)」であります。本来の干支(えと)は12支と十干
じっかん)の組合わせたもの60種類をいいます。十干とは「甲・乙・丙・丁・戊・
己・庚・辛・壬」中国殷の時代の時間と空間を表す言葉ということですが解説読ん
でも難しすぎてようわかりゃんとです。 降参 !(^^)!
「外拝殿」から「内拝殿」にあがります。
「本殿」ここから拝みます。
おおきな太鼓 (^^♪
「轟(とどろき)太鼓」 昭和天皇御在位50年奉祝 有志寄進。
階段を下りてと
「栖松遙拝殿」
有栖川宮様と高松宮様にご縁があるのね。
「狛犬」さん。阿像しかないね。普通二つでワンセットと思いますが、なにか謂われ
があるのかな。 (^^♪
ここで終点です。
境内に出てきました。 巫女さんとバイトの学生さんかな。 えっちらおっちら。
「漏刻(ろうこく)」
毎年、「時の記念日」にこの地で「漏刻祭」が行われます。
「火時計」最初の画像を正面から。 (^^♪
「FIRE CLOCK」イングリッシュにするとなんかかっこいい (^^)/
胴の上に張ってある金網に線香をのせて、その火で順番にヒモを切り球が下の銅鑼を
叩いて時を知らせます。 風流やね。 (^^♪
「ROLEX」さんの寄贈なのね。
「時計館 宝物館」を観に行きます。 撮影禁止。時計いっぱい。水時計からROLEX
まで展示しています。 (^^♪
こちらは館外の休息処前。うわっ高そう。 いくらくらいすんねやろ (^^♪
こちらは「日時計」ですな。
これもそうかな。
「矢橋(やばし)式日時計」天文・科学学者「矢橋徳太郎 」考案 全国200ヶ所に設置
1983年「立体解析幾何学の知識を駆使し誤差が1分以内という日時計を製作し、作品は
各地の公共施設に多数設置される。」との功績でCBCクラブ文化賞受賞。よくわからん
けど、すごい人、すごい時計みたい。 !(^^)!
境内を出て右へ。
しばらく歩くと「近江勧学館(おうみかんがくかん)」に着きました。
数々のかるたの全国競技会が行われています。
「ちはやふる」 広瀬すずちゃんだ。わーい。 !(^^)!
今日も教室ではかるた競技の研修会が行わていました。ロビーは撮影可能ということで。
ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くゝるとは
(在原業平) 百人一首 第十七首目
神代から聞いたことがない。竜田川の水に紅葉が落ちてあざやかな紅にくくり染めにするとは。
「ちはやふる 成りきり撮影スペース」 (^^)/
「ちはやふる」奉納イラスト 原作者(末次由紀 氏)作
ちはやふる 和歌をひねると 思いしが それは無理やと 三言歩めず
最後は啄木かい! とつっこみながら (^^)/~~~
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