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Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
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2001年5月27日の
「痛みに耐えてよく頑張った。感動した」から、ある種のパターン化された「感動」が、しきりに出回るようになったわけです。
羽生結弦の練習中の激突→怪我をおして出場→みんなで感動
というのもありましたね。
24時間テレビでは、脚の悪い子供に登山をさせるとか。
怪我や障害を乗り越えて頑張ったすごーいパターンですが、毎度同じようなことでいちいち感動するのかね、日本人は。

このパターンで少し前にあった貧困女子高生バッシングもあるんじゃないですかね。
「それは俺の考えている貧困とは違う」みたいなもの。

日本における学費や奨学金の問題というのは非常に深刻なんですが、なんですかね、学費が無料になったり、給付型奨学金が普通にもらえるようになったら、野口英世やキュリー夫人の伝記に出て来る困難を乗り越えて偉業を達成した系のストーリーにならないからつまらないみたいなのがいるんですね。
こういうやつって、「感動」のつかないポルノも、「最初はあれで次がこうで・・最後は正常位から女性が口で処理」とかパターンが決まっていないと興奮しないんじゃないかと思ってしまいますね。

もうこれからは小学校の道徳の時間に、「感動」も教えちゃいなよ。
学校は家畜養成所。
みなが同じもので同じように感動する世界。同じようにできない者は落第。
かつてSF小説の中だけの世界だと思っていたものが、日本で実現するのです。
素晴らしいですね(棒

全く何も関係ないですけど、ようつべ見たらあなたへのおすすぬで出てきたバンド。
もうとにかくまるっきりいかがわしさに満ちています。
Queen Adreena - Pretty-Like Drugs
こういうバンドの映像は普段見ないけど、なんでおすすぬになったんだろうか(笑)

落ち着いた曲にします。
Killing Me Softly With His Song

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ごく稀に北朝鮮のような国家体制を好む一般市民(というか家畜としか思えませんが、それはそれとして。)がいらっしゃいますが、普通は、あのような国には住みたくないですよね。
「中国が~」「北朝鮮が~」と言っている人たちはかなりの割合でアベ自民を支持して止まないわけでね。
しかし、アベ政権のやっている事を見れば、その北朝鮮のような、あるいは中国の悪いところをまとめたような国になって行くということは普通にわかると思うのですが、なぜか彼らはそれがわからないのですね。

なぜわからないかというと彼らの使っている言葉「サヨク」、これが魔法の言葉と化しているからではないですかね。あとは「アカ」
まあ、朝鮮労働党とか中国共産党とかポル・ポト政権あたりは一応、「アカ」「サヨク」なのですよね。一応。

でも、別にクソみたいな政権は左翼も右翼も関係ないわけですね。ナチスはもとより軍事独裁政権の類、イスラム原理主義、なんでもいいのですよ。
イデオロギーでも宗教でも、その時代のその国で国民を支配するのに都合のいいものをただ使っているにすぎないのですが、アホの子は「サヨクが~」といっていれば、それで幸せなんですね。
ナショナリズムは支配の定番だし、レイシズムも基本ですね。

とにかくサヨクでも中国でも韓国でもなんでもいいから、ターゲットを作ってそれを攻撃するように扇動すれば簡単に引っかかる人たちはいるわけですね。
単純なので、何も考える必要がないわけですね。
「これは中国や韓国、あるいはサヨクが反対しているから正しい政策に違いない」というバカ言説がまかり通る世界ですからね。
政策の内容を見て行けば、北朝鮮のような異常な世界になって行くのは普通にわかるところが、「サヨクが~」で終わってしまうわけですね。
自分で判断しないとそういうことになります。



11月3日はテルミンさんの命日だそうで。
Clara Rockmore - Vocalise
クララ・ロックモアさんという人の演奏で、ラフマニノフのボカリーズ。

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現在の日本で「倫理」が破たんしているのはなぜかと考えると、基本的に「倫理とは何か」ということを考えないからですかね。
日本では「道徳」というのは偉い人の言うことをきくことですからね。
偉い人のためにあるのであって、本当はみんなのためではないわけですね。(名目上「みんな」のためになってますが)
そして、その傾向がここに来てより顕著になってきましたね。

道徳の教科書の副読本にはあの曽野綾子様が見習うべき「偉人」として出てきます(爆
お金持ちの家に生まれたことだけが自慢のアパルトヘイト推進者で、弱者老人は「死に時」を考えるべきと語りながら自分の旦那が認知症になると強気の発言はしなくなったあげく、介護に疲れたのでフランスに2週間旅行に行った曽野綾子様です。
日本の偉人はたいしたものですね。(人間としては最低の部類かと思いますが)
そして、これからは道徳心や愛国心を学校で「評価」の対象にする予定のようです。
この辺りの異常さに気がつかない人には、「倫理」はわからないと思います。

その社会の中で何が正常で何が異常かということは、なかなか中にいては気が付きにくいのですが、今は日本以外のことをあれこれ知ることが可能です。
異常な国家体制なら北朝鮮を見ればわかります。
中国でも韓国でもアメリカやその他の国でもよその国でやっているおかしなことはニュースで知ることが可能です。
普通は、そういうのを見て「北朝鮮はやばいな」などと思いますよね。
反面教師でも他山の石でもいいですが、「自分の国はあのようにはなってほしくないな」と思わない人は珍しいと思います。
(「北朝鮮化していることに気がつかない人々」は、いずれまた)

だから「倫理」も自分一人だけの世界では出てこないでしょうけど、周りを見回してあれこれ考えることで生まれるわけですが、そういう感覚が日本人の場合、欠如しているのではないかと思いますね。
道徳が「教えてもらうもの」になっているのですね。

倫理とはどういうものかを考えたり、あることが倫理的であるかどうか否かを自分で判断しない限り、倫理とコストの面もつなげて考えられないでしょう。

昨夜は眠ってしまって、朝、妙に早い時間に起きてしまいましたが、外は雪が積もってますね。

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