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国連・表現の自由調査官であります。スペシャルリポーターですか。
昨年m来るはずだったのが、
政府のドタキャン
国連「表現の自由」に関する特別報告者が突然来日を延期。日本政府が土壇場でキャンセル
日本政府が後にしてくれと言って、結局、先日来たわけですね。
当然、昨日の報道の自由度ランキングには、今回の調査の結果は反映されていません。
来年はどうなることやら。もちろん、その時にまだ日本があったらの話ですが。

さて、デヴィッド・ケイ氏ですが、
11日に日本に来て、いろいろヒアリングを続けてきましたということで、
外国特派員協会での記者会見を開きました。(リンク先は田中龍作ジャーナル)
ていうか、また外国特派員協会です。日本の記者クラブではないのですよ。
デヴィッド・ケイ氏の会見
これなども含めてケイ氏の発言をざっと拾ってみます。(ソースはいろいろ)

「日本の報道の独立性は重大な脅威に直面している」
「多くのジャーナリストが、自身の生活を守るために匿名を条件に私との面会に応じてくれましたが、国民的関心事の扱いの微妙な部分を避けなければならない圧力の存在を浮かび上がらせました。彼らの多くが、有力政治家からの間接的な圧力によって、仕事から外され、沈黙を強いられたと訴えています。これほどの強固な民主主義の基盤のある国では、そのような介入には抵抗して介入を防ぐべきです」
「政府に放送局を直接規制する権限を与えた放送法のうち(政治的公平性などを定めた)第4条を廃止し、政府はメディア規制から手を引くべきだ」
菅官房長官を名指し
「自分の放送法の解釈に従わない番組がある事を、オフレコ懇談で批判したと聞いた」
("電波停止"恫喝の高市総務相について)「何度も会いたいと申し入れたが、国会会期中などを理由に断られた」
「メディアの構造として政府からの圧力に弱い」

特に記者クラブに関してはいろいろ語ってますが、当然廃止すべきものですね。
「報道の独立性」というのが、実に皮肉な話で、記者クラブは率先してそれを捨てているわけですよね。
圧力に弱いのはそのためで、圧力に弱いどころか、政府と一体になって圧力をかける側に回っているメディアもあるわけですからね。

記者クラブは既得権益そのもので、水槽の金魚よろしく、政府などが餌(情報)をくれるのをボーッと待っているだけの簡単なお仕事なのです。
記者クラブ以外のメディアを締め出して、情報のトリクルダウンを待つだけです。
楽だよね。
ジャーナリズムのかけらもないです。

他に

「従軍慰安婦への言及は、中学校で必修科目である日本史の教科書から削除されつつあります」
「第二次世界大戦中に犯した罪の現実を教科書でどう扱うかについて政府が介入することは、国民の知る権利を脅かし、国民が日本の過去の問題に取り組み理解する力を低下させます」
「日本は、広範囲に適用できる差別禁止法を採択しなければなりません。ヘイトスピーチに対する答えは、まず、差別行為を禁止する法律を制定することです。そうした法律が整えば、憎しみに満ちた表現に対する政府の広範な対応が、憎悪に反対する教育的かつ公の声明などの形で、差別との闘いに真の影響をもたらすようになるでしょう」


などなど。

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