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東京オリンピックのロゴデザインですっかり時の人となった佐野研二郎氏の、過去の仕事ぶりに対する称賛の声(爆)が日に日に大きなものとなっています。
彼のこれまでの個々の業績(爆)については、より詳しい人に任せるとして、いろいろ見るにつけ彼がほとんどパクリで生きてきたことについてはまず疑いの余地がないという感想を持たざるを得ないわけですが、当初、彼を擁護していた彼と同じ業界に人たちも、じわじわとその業績(爆)を評価されるようになってきてます(超爆)

佐野氏のこれまでの「仕事」については、見たらわかるレベルで「あ、これはあかん」というものもあるし、完全にコピーしているもの、あるいは、それが単独なら「インスパイアされました」で逃げ切れそうなものなどさまざまありますが、まずほとんどがパクリ。
職種としてクリエイター系のお仕事ですから、過去にはかなりの技術(腕)が必要だったわけですが、今ですと、たとえば、画力がなくても出来てしまいます。

これ、能力的には、ぼくでもすぐに出来そうですよね。
ネットで適当なデザインを探してきて、画面上で切り貼りする小手先だけで出来る簡単なお仕事です、
ということになってしまうんですよね。
もちろん、そんなことはしませんが。
元来、デザインのお仕事をする人には敬意を払えばこうはならない。
ぼくの場合、絵を描くのが超苦手なので(特に人間)、そういったお仕事をする人たちの世界に踏み込むこと自体がおこがましいとしか思わないのですが、実のところ、佐野氏などを見ますと、そういうことをまったくおこがましいと思わない人間が業界のトップランナーとして君臨しちゃっていたわけですね。

そして、彼を擁護していた人たちも、次々とパクリを暴かれています。
残念ながらそういう業界なのだなあと。
要領が良くて厚かましい人間が~って話になってしまいそうですが。

パクリといいますと、ここのブログでは音楽系のパクリを時々紹介しておりますが、日本人のパクリは酷いんですよね。
B'zや菅野よう子の場合、パクリを通り越してコピーですよね、あれ。
その時に書きましたが、あれは、「そもそもB'zを聴くやつは、洋楽なんてろくに聴かないだろう」という認識があるからできる行為であろうと。
「ドリカム聴くやつはエリック・カルメンなんて知らないだろ」みたいな。

佐野氏方面に関しても、同様のことが言えるのではないでしょうか。
今回はオリンピックというまさに国際的なイベントのロゴだったので、海外にいて佐野氏と本来あまり関わらないはずの人に、気がつかれてしまったと。
井戸の中のムラ社会では通じたものがグローバルな世界では通じなかったと。それだけですよね。

「佐野しごと」が日本から減っていきますように。
原則としては、いい仕事には敬意を払う。いい仕事かどうか見る目を養う(聞く耳を養う)と言うことなんでしょうけどね。

注:江戸しぐさはフィクションです。

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