朝日は読者より官邸を選びました

朝日新聞の記者が、ツイッターで、安保法制賛成デモのほうの人たちが（ええ、賛成のほうですよ）、日本のネオナチのやつらだということをつぶやいたんですが、これが炎上。
ハーケンクロイツを掲げる写真つきだったのですが、それが、去年の他の人が撮った写真だったんですね。
そこは問題ですが、記事の内容に関しては全く問題ない。
それが、ネトウヨが騒ぎ、なんとまた官邸が文句をつけた。
さすが、落書きを取り締まる美しい国ですね（爆）

記事には今年の写真であるとは書いていないのです。
先日のことであるかのような錯覚は生み出す可能性はあるけど。
写真自体は、秋山理央さんというジャーナリストが撮ったもので、本人は文句言ってませんからね。
昔からツイッターで公開されている実質的にパブリックドメインに近いような写真です。
今回も秋山さん自身がんがん広めてますけどね。

そこは官邸が口を出すところではありませんよね。
デモのメンバーが主にレイシストとネオナチで構成されているのはまず間違いないです。
そして、事前に在特会の創設者である桜井誠がフィーチャーされていたわけですし。

それが、本人は謝罪してアカウント消して、朝日も紙面で謝罪。
あほか。
内容は間違いないのだから、誤解を招きそうな部分だけ説明しておけばいいのに、官邸の怒りをかったら困るんですかね。
ツイッターでは、事実なんだから負けるな、というツイートがかなり多かったんですが、あっさり負け。
もう、いらんよね。
朝日は読者より官邸を選びました。

あれだね、「天声人語書き写しノート」でも売って、小銭稼いだらいいねん。
これバカだよね。
天声人語は毎回、全部で６０３文字だからって、それにピッタリな書き写しのノート（１冊３００円）売ってるんだよね。
気持ち悪いでしょ。
いかす歌の歌詞とか、文学作品（の１部）とか、覚えたくなるようなものはあるけど、他人の意見（説明文）をカキ撃つさなあかんねん。
あれは、読んで自分も同じ問題などについて考えるものでしょ。

もはや、朝日の売り上げが激減しても、朝日のせいです。

朝日は、去年の秋にジャーナリズムを捨てたのですが、
一方、最初からジャーナリズムのかけらもない読売の様子がわかる一件。
読売の社内報には、退職者を紹介する「ご苦労さまでした」の欄があるのだそうですが、引退することになった記者の方が、その社内報で、原稿依頼を受けたので寄稿したところ、掲載されなかったそうです。
その記者の方のブログ。現行の内容も書かれています。
記者の途中下車 風景が広がって見えた
（ジャーナリストとして）自省的な内容で、まったく過激でもないですよね。
これが没になるというのは、かなり異常ですよね。
読売としては、何としても戦争したいんですかね。
日本マンセ―で中国の悪口を書かないといけないんですかね。