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テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事71~4月4日までの1週間の陽性率は4.1%(前週3.0%)と続伸!第4波はすでに始まっています!!

2021年04月06日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事71~

4月4日までの1週間の陽性率は4.1%(前週3.0%)と続伸!

第4波はすでに始まっています!!

◆検査数は微増も、陽性率は続伸、1ポイント上昇

確実に感染拡大のピッチは上がっています、

先週示した4つケースのうちのcase①、

陽性者数が増え、陽性率も上昇、という状態です、

陽性者数と陽性率のcaseのおさらい

(case①) 陽性者数が増え、陽性率も上昇なら

これは確実に第4波に突入したという証だと考えます、

検査数が大幅に減ることは想定しにくいので、

どんどん検査をしたら、どんどん陽性者が見つかる!

そんな状況になっていると云うことです、

(case②) 陽性者数が増え、陽性率が下降なら

これは、検査が充分な数だけ行なわれているが、、、

感染拡大は確実に進行している、という意味になります、

(case③) 陽性者は横ばい(もしくは減少)、陽性率は上昇したら

この状況も危険です!!

これは検査数が感染拡大に追いついていないことを示しています、

つまり、捕まえ切れていない陽性者がいることを示しています、

すぐにcase①に転じると予測されます、

(case④) 陽性者が減少、陽性率も下降なら

これは感染拡大に一定の抑制が効いている、と観ることもできます、

◆大阪の感染拡大状況からの来週の陽性率予測

大阪の感染再拡大グラフ、

なんとも綺麗な相似的曲線を描いて急上昇しています、

感染減少のスピードと同じスピードで再拡大するとすれば、

今週末、4月11日までの陽性率は5%台に乗ります

それ以上の陽性率なら、第4波の感染拡大スピードは第3波を上回る、という信号になります、

(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1%  236143 14474人
12月6日 6.1%  251480 15445人
12月13日  5.9%  292670 17189人
12月20日  5.6% 330070 18593人
12月27日  6.1% 348965 21432人
 1月 3日 10.8%  218184 23642人    ※年末年始で検査数が減少
 1月10日   8.6% 460951   39821人    ※1/8首都圏 緊急事態宣言
 1月17日 9.2%  450028 41521人     ※1/14関西中部福岡栃木 緊急事態宣言
 1月24日 7.2%   536485 38365人
 1月31日 5.7%   454648 26081人
 2月 7日  4.3%   389517 16693人 
2月14日  3.2%   349441 11037人
2月21日  2.8%   364258    10035人
2月28日  2.4%    299619  7233人  ※2月末、1都3県以外の緊急事態宣言解除
3月7日    2.1% 351169  7216人 
3月14日  2.3% 340145  7917人
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日  4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用

※厚労省発表日報から集計 各日正午までの集計

第4波が来ることは分かっていました、

でも、第3波とは違うところもあるのかもしれません、

その特徴をいくつか挙げてみると、

◆クラスターが多様化

クラスターの発生が感染拡大の大きな要因であることは間違いありません、

如何にクラスタ発生を防ぐか?

如何に素早く濃厚接触者を隔離できるか?

これが、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の具体的なアクションになっています、

飲食店の営業規制、イベントの入場規制、

ところが新しい場所やシチュエーションでのクラスターの発生が増加中です

COVID-19も多様性を尊重しているようです、

毎日新聞4月6日朝刊記事 ⇒

この記事では従来のクラスター発生源である飲食店での飲み会、病院、高齢者施設に加え、

昼間のカラオケ、不動産会社、物販イベントなどでのクラスター発生が確認されている、と報じています、

なるほど、人と人との接触がじんわりと拡がってきたこの時期、
(季節要因と慣れによる緩み)

いろんな場所で感染するリスクが高まって来ている、ということですね、

◆もう一つは変異ウイルスの影響

もうひとつ、変異ウイルスの影響も無視できなくなってきました、

英国型(N501Y)は従来より感染力が強いと言われていました、

大阪や兵庫の感染拡大がこの英国株によるものである可能性が高くなってきたので、

やはり、“英国型は従来型(欧州型)より感染力が強い”ことは事実かもしれません、

変異自体はこれからも継続的に起こるので、

変異自体を過度に怖れることは避けたいですが、

感染力が強いとなると、これは由々しき事態です、

南アフリカ由来の型(E484K)に似ている日本国内の変異株は、ワクチン効果を減少させるかもしれない、

という不穏なニュースも流れました、

これも、少し心配、

◆結局、決め手は無い

結局、これまでの緊急事態宣言や、ん延防止等重点措置のアクションでは、

COVID-19の感染拡大を抑えきれない、、、

ということは、だいぶハッキリと分かってきました、

無力感が漂います、

かといって、

中国の都市封鎖や、欧州各国の強力な外出禁止・学校休校などの強硬策は

いまのところ日本政府の視野に入っていません

ワクチン接種もとても間に合いません、

このまま、第4波の大きな感染拡大を甘受しなければならないのか?

とにかく、各人が自分を守る、

マスク着用、手指の消毒、密の回避、呑み会の回避、テレワークの推進

出来ることはこれくらいしか無いのかな、、、

個人的には一人呑みは継続中です、

これもそのうちNGになるのかな、、、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事70~3月28日までの1週間の陽性率は3.0%(前週2.3%)と反転上昇!!第4波襲来!!??

2021年03月30日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事70~

3月28日までの1週間の陽性率は3.0%(前週2.3%)と反転上昇!!

第4波が始まったと云って良いと思います、

◆陽性率が反転上昇!陽性者数も1万人超え、

これは感染拡大のピッチが上がったことを示しています、

検査態勢が整った現状では、充分な検査数が確保されています、

そのため、陽性率は(過去経験値からすると)低位で推移していますが、

これはもう安全証明にはなりません、

検査数が多いので陽性率は低いです、

でも、前週に比べて、

検査数はほぼ同じ36万検査ほど、

陽性者は前週から2500人ほど増えて11211人に、

この陽性率、検査数、陽性者数は2021年2月14日の週と同等の数字です、

6週間くらい前の状態に戻った、ということです、

来週も陽性者は増えると考えます、

検査数がどれくらいになるのか?

各地で無作為抽出検査も始まっているので、検査数自体は高位で推移するでしょう、

要点は陽性者数と陽性率、

来週の状況をcase別に観ると、

(case①) 陽性者数が増え、陽性率も上昇なら

これは確実に第4波に突入したという証だと考えます、

検査数が大幅に減ることは想定しにくいので、

どんどん検査をしたら、どんどん陽性者が見つかる!

そんな状況になっていると云うことです、

(case②) 陽性者数が増え、陽性率が下降なら

これは、検査が充分な数だけ行なわれているが、、、

感染拡大は確実に進行している、という意味になります、

無作為検査などで早めに陽性者を見つける、という対応は出来てはいるが、

感染拡大を抑制するには至っていない、ということです、

(case③) 陽性者は横ばい(もしくは減少)、陽性率は上昇したら

この状況も危険です!!

これは検査数が感染拡大に追いついていないことを示しています、

つまり、捕まえ切れていない陽性者がいることを示しています、

すぐにcase①に転じると予測されます、

(case④) 陽性者が減少、陽性率も下降なら

これは感染拡大に一定の抑制が効いている、と観ることもできますが、

こういう推移を示す可能性は少ないと思います、

(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1%  236143 14474人
12月6日 6.1%  251480 15445人
12月13日  5.9%  292670 17189人
12月20日  5.6% 330070 18593人
12月27日  6.1% 348965 21432人
 1月 3日 10.8%  218184 23642人    ※年末年始で検査数が減少
 1月10日   8.6% 460951   39821人    ※1/8首都圏 緊急事態宣言
 1月17日 9.2%  450028 41521人     ※1/14関西中部福岡栃木 緊急事態宣言
 1月24日 7.2%   536485 38365人
 1月31日 5.7%   454648 26081人
 2月 7日  4.3%   389517 16693人 
2月14日  3.2%   349441 11037人
2月21日  2.8%   364258    10035人
2月28日  2.4%    299619  7233人  ※2月末、1都3県以外の緊急事態宣言解除
3月7日    2.1% 351169  7216人 
3月14日  2.3% 340145  7917人
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
※厚労省発表日報から集計 各日正午までの集計

◆なかなか賢いCOVID-19

今週は年度末、ワタシも少々忙しいですが、

世間では卒業旅行、春休み、入学式、スポーツ開幕、送別会、懇親会、引っ越しと、

人が集まったり、大勢が移動する時期です、

第3波が正月をピークに拡大したのと同じようなこのタイミング、

年度末~年度始めに掛けて第4波が襲ってきそうです、

この時期に緊急事態宣言を全面的に解除したので、仕方ないことではありますが、
(年末に緊急事態宣言発令のタイミングを逃したのと同じ)

そのチャンスを逃さず勢力を広げてくるCOVID-19、

なかなか賢い、したたかなウイルスです、

◆そんな中のトピック

今週は少々忙しく時間が取れないので(言い訳^^)

トピックをいくつか、

厚生労働省職員20数人で深夜まで送別会
何をか況んやです、

宮城で感染拡大、そして沖縄でも感染拡大
地域の事情も感染拡大の要件であることがハッキリしてきました、

大阪府、「まん延防止等重点措置」適用を政府に要請
先手先手は結構ですが、、、
緊急事態宣言解除も早かったし、

◆ワクチンも感染拡大抑制効果は無し、結局コロナ対策に決めてなし

結局、現状では感染抑制の決め手はないようです、

マスク着用、手指の消毒、密の回避、飲食店の時短営業、4人以上の宴会禁止

これでは第4波を抑制することは出来ない、というのが現実、

ワクチン接種も現状の計画ペースでは感染拡大抑制の効果は望めないようです、

というか、ワクチンに感染予防効果があるかどうかも未確認です、
(重症化予防には効果があります)

結局は昨年の今頃云われていた、

アクセルとブレーキを踏み分けていくしかない、

踏み方が上手になるしかない、

対処方法の上達、熟練化しかない、

きめ細かい工夫の積み重ね、

政府官僚の組織的な目詰まり問題の解消、

量的問題(PCR・ワクチン接種・重症者病床・マンパワーなど)の解消、

1つずつせっせと解決していく、

そんな地道な歩みしか、今のところは無いようです、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事69~3月21日までの1週間の陽性率は2.3%(前週2.3%)と横ばい、感染者数は増加。

2021年03月24日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事69~

3月21日までの1週間の陽性率は2.3%(前週2.3%)と横ばい

◆しかし、感染者数は増加

1週間の感染者数が1万人を切った2月21日の週から、

3週連続で7000人台だった感染者数は8765人に増加、

検査数も感染者数も同率で増えたという事になります、

低い陽性率でのこの現象、どう観るべきなのでしょうか?

この数週間書いていますが、

低い陽性率はすでに安心証明にはならない状況です、

しかし、これが上昇に転じた時は間違いなく感染再拡大が始まっている時、

逆に一定の検査数があり、陽性率が下がり始めると、

これは間違いなく一旦とはいえ収束に向かっている、と云えると思います、

低位の陽性率に動きがない現状は何を示しているのか?

(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1%  236143 14474人
12月6日 6.1%  251480 15445人
12月13日  5.9%  292670 17189人
12月20日  5.6% 330070 18593人
12月27日  6.1% 348965 21432人
 1月 3日 10.8%  218184 23642人    ※年末年始で検査数が減少
 1月10日   8.6% 460951   39821人    ※1/8首都圏 緊急事態宣言
 1月17日 9.2%  450028 41521人     ※1/14関西中部福岡栃木 緊急事態宣言
 1月24日 7.2%   536485 38365人
 1月31日 5.7%   454648 26081人
 2月 7日  4.3%   389517 16693人 
2月14日  3.2%   349441 11037人
2月21日  2.8%   364258    10035人
2月28日  2.4%    299619  7233人  ※2月末、1都3県以外の緊急事態宣言解除
3月7日    2.1% 351169  7216人 
3月14日  2.3% 340145  7917人
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
※厚労省発表日報から集計 各日正午までの集計

◆3月21日で緊急事態宣言は全面的に解除されました

新規感染者数が増加傾向、

東京都の直近7日間移動の前週比は106.6%(3月23日)と明らかに増加傾向を示しています、

そんな中、緊急事態宣言は解除されました、

個人的には継続されるのではないかと考えていましたので、これはちょっと意外でした、

病床使用率などが改善されたということもあるでしょうが、

やはり飲食店などへの経済的ダメージをこれ以上甘受できない、

という考えが優先されたのかと思います、

病床に関しては、質量共に昨年より相当充実してきているので、

使用率が低減してきていると思われます、

すなわち、多くの人の努力で少しずつ対コロナ対策の地力が上がってきている、ということです、

検査態勢についても同じ事が云えます、

◆低い陽性率は検査体制のキャパシティ内で増加を続けているから

陽性率が低位で横ばいなのに、新規感染者数は増加している、

これをどう観るのか?

もっともシンプルな説明は、

検査体制のキャパシティ内でCOVID-19が活動を続けているから、

ということになります、

すなわち、感染は再び拡がる傾向にありますが、

現状の検査態勢も充実してきており、しっかりと感染者を捕まえている、

と理解するのが良いと思います、

なにやら、良い状態のように思えますが、、、

そんなことはありません、

多くの方の努力で今のところは新規感染者をしっかり掴まえられていますが、

感染は再拡大する可能性が高い、

新規感染者が急増して、

検査態勢のキャパシティを越えると、、、

陽性率が一気に跳ね上がります

その時はすでに第4波(ホントは第3波)の感染拡大期に突入しているということです、

低い陽性率はすでに安全証明ではありませんが、

陽性率の増減は感染拡大の方向性とスピードを指し示してくれると考えます、

今後も陽性率は追っていきましょう、

◆緊急事態宣言の効果はあったのか?

緊急事態宣言が解除されてなにが変わったのか?

あまり変わっていない?

たしかに飲食店の営業時間が60分延長(20時⇒21時)、

酒類の提供時間は90分延長(19時⇒20時30分)されましたが、

それ以外に目立った生活様式の変更はありません

変わらずマスク着用、手指の消毒、密の回避、4人以上の宴会の自粛、

これらは最低限継続していき、自身の身体を守らなければなりません、

それでも、1月の最感染拡大期に比べると減った新規感染者、

でも、これ以上減りそうにない現状、

これらを俯瞰でみると、、、

ひょっとすると、現行の緊急事態宣言=(実質)飲食店への時短営業要請では、

これ以上はCOVID-19を封じ込める効果が無い!!のかもしれません、

施策の限界ということです、

緊急事態宣言を2度にわたり延長したにもかかわらず、

一旦収束せずに再拡大に向かう、

これは現行の飲食店の時短営業施策の限界を示しているのかもしれません、

そうであるならば、

現行の緊急事態宣言自体が無意味、ということにもなります、

皮肉な観方ですが、無意味なら解除しても良い、

ということだったかもしれません、

◆COVID-19を押さえ込む決め手はワクチンだが、、、

現状、我々が持っている武器、

マスク着用、手指の消毒、密の回避、飲食店の時短営業、4人以上の宴会禁止、

これだけではCOVID-19を押さえ込むのが難しいのであれば、他になにか武器が必要です、

もっとも有効と思われる中国式の徹底的な都市封鎖は日本では無理、

あれは一党独裁だから出来ること、

現状ではワクチンがその切り札ではありますが、

国内では相変わらずスピード感がありません、

政府が接種現場の仕切りを自治体に任せたことで、

各自治体の個別事情に合わせて接種現場(会場・人材・運営)のハード・ソフト両面のノウハウを自治体毎に手探りで作るという、

如何にも非効率的・非生産的なことが全国で行なわれています、

政府が接種現場のハード・ソフト両面の基本行動指針を具体的に出すべきだったと考えます、

ワクチン担当大臣の仕事は結局、

『海外からワクチンを買い付ける』事だけだったみたいです、

それなら商社でも出来ます、

ホントに危機管理能力が極端に低い日本の政府とお役所構造です、

民主的で強いリーダーシップが求められています、

◆想像以上に大きいワクチンへの不信感

そんな切り札のワクチンへの国内での不信感は想像以上に大きいです、

3月5日から行なわれた国際医療福祉大学の調査では、

ワクチンを信頼する(やや信頼も含む) 55.5%
ワクチンは信頼しない(やや信頼しないも含む) 44.6%

と拮抗しています、

これも想像以上の数字です、

さらに回答者の健康状態と信頼度のクロス集計では、

・自分を健康と思っている人の信頼度 62.0%
・健康に不安のある人の信頼度 34.5% 
 (同 信頼しない65.5%)

と、自らの健康に不安のある人ほどワクチンへの不信感が大きいことも分かりました、

持病などがある人の方がコロナ重症化リスクが高いのに、

そういう人の方がワクチンを信頼していない、という結果です、

ここはワクチンへの透明性を確保しながら、

国民への情報提供を高めて、ワクチン接種推進を進める必要があります、

◆ワクチンに対する疑義も

しかし、たしかにワクチンに対する疑義もあります、

アストラゼネカ社のワクチンで接種後の血栓発生が疑われる事例があり、

EUなどで一時(3月中旬)接種を見合わせる事態となりました、

その後、WHOが相関関係は無しとの発表を行ない、接種再開、

しかし、3月24日には同じくアストラゼネカ社が発表した臨床データに疑義があり、

米国NIAID(国立アレルギー感染症研究所)が正確なデータを公表するよう求めています、

アストラゼネカ社のワクチンは日本でも接種される予定です、

国民はワクチン銘柄を選べないので、これはちょっと不安になりますね、

◆日本も機構改革が必要

日本には米国NIAIDやCDC(米国疾病対策予防センター)のような強い権限を持つ専門組織がありません、

各省庁に分断されているCOVID-19対応の権限と責任

COVID-19のような全国民に害が及ぶ国難では、

(民主的で)強いリーダーシップとともに、

効率的・生産的に対応できる組織も必要です、

司令塔不在の自治体任せのワクチン接種、、、

なんとも情けない、、、

中期的な観点での感染症対策組織の機構改革も政府の大きな宿題です、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事68~3月14日までの1週間の陽性率は2.3%とわずかに反転上昇、再拡大の危険信号かも、、、

2021年03月16日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事68~

3月14日までの1週間の陽性率は2.3%(前週2.1%)とわずかに反転上昇

陽性率は低いレベルではありますが、

感染再拡大の兆しとみることも出来ます

先週も書きましたが、陽性率はすでに安心証明にはならない状況です、

◆検査数が増加、低い陽性率でも安心とは云えない

総検査数は先週より微減、

しかし感染者数は7216人から7917人へと700人ほど増加

感染拡大は下げ止まりから横ばいへ、

そして反転拡大へ??

これだけの検査数がありながらわずかでも陽性率が反転上昇したということは、、、

『感染再拡大』!リバウンドの兆しとみることも出来ます、

これまで感染拡大のピークは4週間ほど、

以降はなだらかな下降線を描いて2カ月ほど低位で推移しましたが、

今回は2カ月を待たずに増加に転じるかもしれません、

陽性率は安心証明ではなくなりましたが、

感染拡大の危険信号ではあり得ます

たくさん検査している中で陽性率が上昇に転じたら、、、

間違いなく感染再拡大の兆し=危険信号です、

今週の陽性率も注目です、

東京都の過去7日間の新規感染者の平均移動は107.7%(3月14日)

このまま増加に転ずるようならば、、、

首都圏の緊急事態解除は見送るべきかもしれません、


(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1%  236143 14474人
12月6日 6.1%  251480 15445人
12月13日  5.9%  292670 17189人
12月20日  5.6% 330070 18593人
12月27日  6.1% 348965 21432人
 1月 3日 10.8%  218184 23642人    ※年末年始で検査数が減少
 1月10日   8.6% 460951   39821人    ※1/8首都圏 緊急事態宣言
 1月17日 9.2%  450028 41521人     ※1/14関西中部福岡栃木 緊急事態宣言
 1月24日 7.2%   536485 38365人
 1月31日 5.7%   454648 26081人
 2月 7日  4.3%   389517 16693人 
2月14日  3.2%   349441 11037人
2月21日  2.8%   364258    10035人
2月28日  2.4%    299619  7233人  ※2月末、1都3県以外の緊急事態宣言解除
3月7日    2.1% 351169  7216人 
3月14日  2.3% 340145  7917人
※厚労省発表日報から集計

◆しぶといCOVID-19、変異株が影響しているのか?

COVID-19の変異株の話題が増えてきています、

“変異”自体は、インフルエンザでも繰り返し起っているもので、

むやみに怖れる必要はないのですが、、、

COVID-19の生存への執念みたいなモノは感じます

変異はCOVID-19の生き残りをかけた執念の変異かもしれません、

不謹慎かもしれませんが、、、

映画『シン ゴジラ』の驚異の進化を想い出しました、

現在、変異株は英国由来、南アフリカ由来、ブラジル由来などが確認されていますが、

2月末にはフィリピン由来の変異株も報告されています、

いずれも感染力が増していると考えられています、

首都圏の感染拡大の下げ止まり~横ばい~反転上昇にも、

これらの変異株が関与しているかもしれません、

また英国株は重症化率も高くなっているようです(英国株以外は不明)、

ちなみにフィリピンでは1日の感染者が5000人に迫り(3月14日4993人)、

感染拡大が再びピークを迎えています、

◆強力になる変異より怖いのが、ワクチンへの抵抗が始まった時の変異

変異でもっとも怖しいのは、

ワクチンの効果が減ずるような、ワクチン耐性を持つような変異です、

まず、あり得ないとは思いますが、

もしワクチンの効果を減ずるようなことがあれば、

根本的な戦略の変更を求められることになります、

ワクチンは現在大きく7つのタイプがあり、

その防御メカニズムはそれぞれのワクチンのタイプによって(製造社によっても)異なるので、

すべてのワクチンが一気に抗体製造不能に陥ることはありませんが、

それでもしぶといCOVID-19の『シン ゴジラ』的な変異が無いとは云えません、

人類とウイルスの究極の戦いです、

◆フィリピン株ではワクチン効果の低下も懸念されている!?

フィリピン株はワクチン効果を低減させる可能性もある?

という記事も見受けられますが、まだまだ可能性の段階です、

即、根本的な戦略をひっくり返されるような事態にはならないと思いますが、

“案外しぶといCOVID-19”

ここに来て、コロナとの闘いはやはり長期戦になるような予感がしてきました、

今ある日本国内の武器は、、、

とにかく、ワクチン接種を進めながら、

マスク手消毒の基本動作

3密の回避、そして、4人以上の宴会厳禁

はたして、これでCOVID-19に打ち勝てるのか?

予断を許しません、



なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事67~3月7日までの1週間の陽性率は2.1%(前週2.4%)とさらに低下、しかし感染は止まりません。

2021年03月09日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事67~

3月7日までの1週間の陽性率は2.1%(前週2.4%)とさらに低下しました、

陽性率を見る限り感染拡大は収まりつつありますが、

現実には首都圏の感染状況は予断を許しません、

◆陽性率だけでは感染拡大の実態を見極めるのが難しくなってきました

東京都の過去7日間の新規感染者発生率は90%台(3月8日で97.8%)と高いレベルで止まっています、
(つまり、感染者数はあまり減っていない)

東京都の陽性率も3.3%(3月8日)と低位ですが、感染者数は減っていません、

全国レベルで観ても感染者数は減っていない、

前週7233人 ⇒ 今週7216人

ということは、、、つまり、、、

感染はコンスタントに継続されている、ということです、

しかし、PCR検査体制が整ってきたので、

検査数が増えたことで、感染者数が変わらなくても、

陽性率は低下傾向にある、

という減少が起こっていると考えます、

関西などで無作為検査も始まり、検査数は今後も増えると思われます、

これまでクラスター周辺の濃厚接触者を中心に行なってきたPCR検査が、

新たなステージに入りつつあることで、陽性率の意味も変化していくと云うことです、

(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1%  236143 14474人
12月6日 6.1%  251480 15445人
12月13日  5.9%  292670 17189人
12月20日  5.6% 330070 18593人
12月27日  6.1% 348965 21432人
 1月 3日 10.8%  218184 23642人    ※年末年始で検査数が減少
 1月10日   8.6% 460951   39821人    ※1/8首都圏 緊急事態宣言
 1月17日 9.2%  450028 41521人    ※1/14関西中部福岡栃木 緊急事態宣言
 1月24日 7.2%   536485 38365人
 1月31日 5.7%   454648 26081人
 2月 7日  4.3%   389517 16693人 
2月14日  3.2%   349441 11037人
2月21日  2.8%   364258    10035人
2月28日  2.4%    299619  7233人  ※2月末、1都3県以外の緊急事態宣言解除
3月7日    2.1% 351169  7216人 
※厚労省発表日報から集計


◆陽性率は安全証明にはならなくなってきた

これまでは陽性率が下がると『感染拡大のスピードは弱まっている』証明書になっていましたが、

しかし、検査数が増え続ける現状では、この証明書は意味が無くなって行く傾向にあります、

検査数が増えることで『陽性率が下がり続けても一定の感染は続いている』という状態があり得るからです、

現実に首都圏は今そういった状況です、

◆しかし、陽性率は危険信号ではあり続けます

では、もう陽性率は追わなくて良いのか?というと、そうではありません、

危険信号としての陽性率はこれまで通り、いや、これまで以上に機能します

つまり、もし陽性率が再び上昇を始めたら、、、

検査数が増えているにも関わらず陽性率が上昇し始めたら、、、

これは、間違いなく感染拡大が再び始まったシグナルです、

母数(検査数)が増えているのに、率も上昇、これはとても危険な兆候

この場合、しばらく様子とかいう時間はありません、

瞬時に政策面での対応が必要な状況です、

もし、今度陽性率が反転上昇したら、様子見など必要ありません、

これまで以上のスピード感で対応対策が必要な状況になってしまった、

と、いうことだけは間違いないのです、

◆やはり、恐れるに値するCOVID-19

2020年末からの感染拡大(真の第2波)は相当のインパクトがありました、

数字になれてしまうと云うのは怖ろしいことです、

毎日、コロナによる死者が報告され続けたこの67日間、

いつの間にか国内の死亡者数は8253人(3月8日現在)にまで達しています、

コロナ発生から2020年12月31日までの11ヶ月間での死亡者数が3414人、

2021年の67日間で4839人の方がコロナで亡くなりました、凄まじいスピードです、

感染拡大が止まらなかったら、いったい何人が犠牲になるのか?と考えると、ぞっとします、

国内のインフルエンザによる死亡者は年間3500人ほどです、

これはこれで脅威ですが、、、

もし、COVID-19の流行を野放しにしたら、

確実にもっと多くの死者を出すことになるのは容易に想像がつきます、

理由は致死率です、インフルエンザの致死率が0.01%程度と云われているのに対し、

COVID-19は0.1%~4%程度、高齢者に限ると15%程度に達する場合もあるとされています、

3月8日現在の国内の感染者データを観ると、

陽性者数439992人、死亡者数8253人、単純に計算すると致死率は1.8%となります、

インフルエンザの180倍の致死率です、

やはり、COVID-19は怖れるに値する感染症なのです、

◆緊急事態宣言継続も人手は増加

緊急事態宣言が2週間延長された1都3県の人手は残念ながら増加傾向、

とくに夜の人手が増加しているようです、

3月6日(土)の人手の増加率(NHKニュースから)

すでに2ヶ月間の緊急事態下にある首都圏、

現状の緩やかな緊急事態宣言では、人の心の動きを抑えきれなくなってきています、

人の心の中にある、自由への欲求は何よりも強い、

民主国家として、なんとも難しい舵取りですが、

人の心に届くメッセージを国のトップが発信し続けることが大切だと思います、

科学的根拠と現実の様=数字などをしっかりと携えてメッセージを発することで、人の心に届くのだと思います、

もちろん、トップの人柄と語り口も大切です、

そこのところはよろしくお願いします、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事66~2月28日までの1週間の陽性率は2.4%(前週2.8%)、独酌酔言的な予測(2.5%)を下回りました。

2021年03月03日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事66~

2月28日までの1週間の陽性率は2.4%(前週2.8%)、

独酌酔言的な予測(2.5%)を下回りました、

週の感染者数も3カ月ぶりに1万人を下回りました、

これに伴い、首都圏の1都3県以外の緊急事態宣言は解除、

引き続き飲食店の営業時間規制はあります、
(大阪の場合、夜9時まで、酒類提供は8時30分まで)

会食は4人までを目処に、

もちろんマスク・手指の消毒などの感染予防対策を継続です、

しかし、首都圏の感染拡大は下げ止まりから、

横ばい傾向にも見える数字を出しています、

3月3日時点では3月7日からさらに2週間程度延長されるようです、

(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1%  236143 14474人
12月6日 6.1%  251480 15445人
12月13日  5.9%  292670 17189人
12月20日  5.6% 330070 18593人
12月27日  6.1% 348965 21432人
 1月 3日 10.8%  218184 23642人    ※年末年始で検査数が減少
 1月10日   8.6% 460951   39821人  ※1/8首都圏 緊急事態宣言
 1月17日 9.2%  450028 41521人    ※1/14関西中部福岡栃木 緊急事態宣言
 1月24日 7.2%   536485 38365人
 1月31日 5.7%   454648 26081人
 2月 7日  4.3%   389517 16693人 
2月14日  3.2%   349441 11037人
2月21日  2.8%   364258  10035人
2月28日  2.4% 299619 7233人

※厚労省発表日報から集計

◆ホントに難しい感染拡大防止と経済活動の両立

緊急事態宣言を解除すれば、いずれまた感染拡大が始まる、

この予測は間違いないと思います、

現状では2021年5月の連休頃から5月末に、再び陽性率が上昇を始める可能性があります、

1年前に云われていた“アクセルとブレーキ”、“ウイズコロナ”、

感染拡大防止と経済活動の両立を考えると、COVID-19を完全に封じ込めることは難しい、

という思想の元に使われ出したフレーズです、

日本の場合、この両立戦略が基本ですから、

結局は次の大きな感染拡大も覚悟しなければならない、

世界的に見ると感染拡大をある程度封じ込めた国もあります、

中国や、

台湾(累計感染者数955人)、ニュージーランド(累計感染者数2382人)など、

中国が武漢で行なった強力なロックダウン、

これは一党独裁の国だから出来ること、日本では無理があります、

台湾やニュージーランドでは指導者の叡智が際立っていました、

同じ島国の日本ですが、、、

残念ながら、COVID-19の機敏な動きに対策が後手に回り

アクセルとブレーキの操作も上手とは言えない結果でした、

これは欧州や米国(ここが一番酷かった)にも云えることであります、

自由主義、民主主義の国はコロナに弱い?のかもしれません、

◆ワクチン接種は進行中

2月より前倒しで医療関係者へのワクチン接種が始まっています、

次の大きな感染拡大抑止に(現状では)もっとも期待されるワクチン接種、

事前の情報通り、安全性も良好、

12000例で副反応3例(0.025%)が報告されています、
(2月24日現在)

国内で接種後に1人の死亡が確認されました(死因:くも膜下出血)が、

ワクチン接種との因果関係は確認中、

ワクチンとの関連はしっかり調べなければなりませんが、

これでワクチン接種が滞るようなことにはならないと考えます、

◆ホントにできるのか?五輪開催までに3600万人に接種

そんな中、ワクチン接種担当大臣が、

『6月末までに高齢者向けワクチン3600万回分を確保』と発表、

やはり、どうしても五輪開会までにこの案件を成功させたいようです、

しかし、具体的な接種の方法や時期となると、、、

それは自治体の責任・役目という感じ、

あとはお任せしました、という感じの発表でした、

先週のコロナのこと65でも書きましたが、

『90日間で3600万人に接種する』(1日@40万人)ということは、

かつて経験したことが無い国家事業、五輪に匹敵する国家的大イベントです、

なのに、接種会場の具体的なマニュアルや要領、接種券の発行などの事務手続き、医療人材・運営人材の確保などは自治体任せとは、、、

世界では国家総合的な指導力を発揮する指導者がいる中で、

やはり、日本の危機管理体制は脆弱で、

指導者の叡智は期待値を下回っているように感じます、

五輪開催に投入する予算と人材と情熱をすべてワクチン接種に投入したら、、、

どうしても、そんな独酌酔言的な妄想が浮かんで来ます、

◆特効薬の情報が初めて入ってきました、、、が、、、

そんな中、COVID-19の特効薬の情報が飛び込んできました!

もし、特効薬が開発されたら、、、

それはもう、コロナ禍を完全に押さえ込むことが出来ま

特効薬の話の前に少し戻って、

※ワクチンは身体の中に抗体を作って、発症を抑えたり重症化のリスクを軽減するモノです、いわば防御線を張る役割

※また、昨年注目されたレムデシベルなどは、肺炎などの重篤な症状を緩和するのに効果があると考えられています、対症療法

が、特効薬は違います、

今回の情報は寄生虫病に効果のある「イベルメクチン」という薬が、

COVID-19の治療と予防に(!!なんと、予防にも)効果があるのでは?という報告です、

① 患者の回復を早め軽症から中等症の患者の悪化を防ぐ
② 入院患者の回復を早め、集中治療室(ICU)入室と死亡を回避させる
③ 重症患者の死亡率を低下させる
④ イベルメクチンが広く使用されている地域では、コロナ感染者の致死率が著しく低い

という報告が米国の医師団によってなされた、というニュースが世界を駆け巡りました、

これに対応し、米国では臨床実験も始まるようです、

が、この元記事リンクを張ろうとしたら、、、

元記事らしい記事は削除されていました

どういう事情なのか?

マスコミでの取り上げ方も小さいです、

先走り記事でまだ効果の確認が不十分なのかもしれません、

でも、もし予防や治療に効く特効薬が開発されれば、

それは、コロナ禍の終息に直接的で劇的な効果を上げることが出来ます、

必殺の一撃です

今後の「イベルメクチン」のニュースに注目です、

ちなみに「イベルメクチン」を発見したのは日本だそうです、
(詳細確認できず)

もし、これが世界を救うなら、

日本もコロナ禍の世界の中で、それなりの役割を果たせるかもしれません、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事65~2月21日までの1週間の陽性率は2.8%(前週3.2%)、五輪開催の影がちらつく中、解除はどうなる?

2021年02月24日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事65~

2月21日までの1週間の陽性率は2.8%(前週3.2%)、だいぶ低くなりました、

週間陽性率が2%台に落ちるのは2020年10月末以来で、

先週の独酌酔言的予想=2.7~3.0%程度の下限近くまで落ちています、

これは昨秋の陽性率の下限近い数字で、

あの頃はGOTOキャンペーンもあり、また季節要因(冬の到来)もあり、

それ以上陽性率は落ちることはなく、9週間で再感染拡大に転じました

現状ではいつ非常事態宣言を解除するのか?が焦点ですが、

首都圏以外は2月末に解除されそうです、

首都圏はもう1週間頑張る、もしくはそれ以上、、、

◆緊急事態宣言を継続すると陽性率はもっと下がっていくのか?

陽性率はまだ下がるのか?

興味のあるところです、

現状の規制策が有効であるならもっと下がる可能性もありますが、

でも、そうでないなら、

下落傾向は緩やかになり、陽性率はこれ以上下がらないかもしれません、

独酌酔言的な予測として、、、

今週末までの陽性率はあまり下がらず『2.5%』くらいではないかと予測します、

現状の規制策ではこれ以上感染を押さえ込むのは難しいのかもしれません、

一定の効果はありますが、封じ込めるには至らない、という感触です、

完全に封じ込めるには中国武漢のような“完全なロックダウン”が必要なのかも、、、

9週間で再拡大に転じるとすると、5月初旬頃、

専門家も『現状で規制解除すると5月中に再拡大する可能性がある』とTVのインタビューで答えていました、

(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1%  236143 14474人
12月6日 6.1%  251480 15445人
12月13日  5.9%  292670 17189人
12月20日  5.6% 330070 18593人
12月27日  6.1% 348965 21432人
 1月 3日 10.8%  218184 23642人    ※年末年始で検査数が減少
 1月10日   8.6% 460951   39821人  ※1/8首都圏 緊急事態宣言
 1月17日 9.2%  450028 41521人    ※1/14関西中部福岡栃木 緊急事態宣言
 1月24日 7.2%   536485 38365人
 1月31日 5.7%   454648 26081人
 2月 7日  4.3%   389517 16693人 
2月14日  3.2%   349441 11037人
2月21日  2.8%   364258  10035人

※厚労省発表日報から集計

◆ちらつく五輪開催の影

ワクチン接種や緊急事態宣言解除の動きに五輪開催の影がちらついています、

東京五輪は2021年7月23日(金)に開会式が予定されています、

ホントに開催できるのかも大きな課題ですが、それはちょっと置いておいて、

仮に3月7日で規制を解除して、

昨秋と同じように人の移動や夜の飲食が再開されると、、、

5月~6月頃に再感染拡大に転じ、

その後、さらに5~10週後に感染ピークを迎え、

ピークは4~5週間は続く、というシナリオが書けます、

つまり、、、

五輪開催時期と感染拡大ピークがピッタリ重なるのです、

無観客、海外客の入国断念、選手は選手村に隔離、

と方法論はいろいろと検討されるでしょうが、、、

感染拡大ピーク時に五輪競技をTVで観戦する、、、って、どんな気分なんだろう?

スポーツの気迫が勝ってやはり面白いような気もするけど、

感染で苦しんでいる人に勇気を与えられるのか?

それとも観戦するような空気ではなくなるのか?

日本よりも感染状態が酷い国では五輪をどう観るのか?

難しい判断ですが、

五輪開催よりは感染拡大防止を優先すべきなのは間違いないような気がします、

医療従事者という資源を五輪に差し向けるのも矛盾と感じます、

でも、莫大なお金が絡む(放映権料やキャンセル料)案件だけに一朝一夕では解決できない、

新しい組織委員会会長の英断に期待します、

◆ワクチン接種のスケジュールも

政府や組織委員会が切り札と期待しているワクチン接種、

このワクチン接種スケジュールを五輪開催が後押ししているように思えますが、

残念ながら思惑通りには進んでいません、

世界的なワクチン争奪戦の中、ワクチンの絶対量が足らないようです、

世界中で増産体制の構築が進んでいますが、、、

充足するのはまだずいぶん先のようです、

日本国内でもやっと接種が始まりましたが、

ワクチン接種担当大臣の発言は歯切れが悪い、

医療従事者への接種人数が370万人からさらに100万人ほど増えたりして、

その後の65歳以上の高齢者への接種を五輪開会式までに終了する、というスケジュールに影響が出ています、

◆3カ月でワクチン接種3600万人!!??

高齢者への接種はもともと3月下旬から開始する予定でしたが、

ワクチン不足と医療従事者優先で、高齢者への接種は15日~1カ月程度遅れる見込み

と、菅さんは答弁していますが、、、

そうなると五輪開会式まで3カ月~2ヶ月半しかありません、

高齢者の数は3600万人、最低限せめて1回目だけでも全員完了としても、

3600万人÷90日(長めにみて3カ月)=1日辺り40万人に接種する計算になります、
(2回目完了なら倍の80万人@1日)

これは医療従事者370万人(元の数字)なら10日間程度で接種終了!というスピードです、

現状ではとてもそんなスピードで接種は出来るとは思えません、

やりきれば、『日本の奇跡』と賞賛されるような偉業とも云えますが、

それでも五輪開会式が一つの目安になっている現状の予定案をなんとか堅持しようとする政府首脳の姿勢、

これはちょっと科学的でもないし、理性的でもない、

そろそろ現実を見据えた『ホントのワクチン接種計画』を発表してほしいものです、

五輪開催という呪縛から抜け出さない限り、

政府首脳の科学的で理性的な判断は望めないし、

科学的で理性的な政策も実現できないのではないか?と思っています、

◆ワクチン接種完了は2022年秋??

独酌酔言的な予測として、

『日本国内でのワクチン接種の完了時期』について、

おおむね国民の7割程度=約9000万人のワクチン接種が完了するのは、

2022年の9月頃ではないかと、ざっくり予測します、

今から1年半=18カ月、
=1カ月辺り500万人×2回接種=1000万回
=1日辺り33万回の接種

これでも相当ハードルは高いです、

ワクチン接種を望まない人たちもいます、

様々な問題でワクチン接種が困難な場合もあります、

ワクチン製造スピード、ワクチンの効果、免疫効果の期間など不確定因数がたくさんあります、

◆ホントに集団免疫は完成するのか?

政治家の中には“ワクチン接種”と“集団免疫”を関連付けて話される方がいらっしゃいますが、

ワクチン接種が行き渡れば『集団免疫』はホントに完成するのか?

これも、実はワタシはまだよく分かっていません

たぶん完成するのだと思いたいのですが、、、

国民の7割に接種するのに1年以上かかるとすると、

ワクチンによって出来た抗体が1年は持つことが条件になるような気がしますが、

現状ではまだ『ワクチンで出来た抗体が機能する期間の長さ』の臨床データがありません、これから確認されていく事柄です、

仮にワクチンで出来た抗体が半年ほどで消滅してしまうとすれば、どうなるのか?

よく分からないのですが、、、
(今後、勉強!!)

インフルエンザのワクチンは毎年接種されていますよね、

つまり、、、

インフルエンザワクチンによる抗体は1年以内に消滅、

生きている間に何度も感染する人がいるので、感染で出来た抗体もいつか消滅している!!

インフルエンザの集団免疫は獲得していない、
(毎年流行しているのだから、これも間違いない)

インフルエンザとヒトは共存しているのか!!

という視点から見ると、、、コロナとも、、、

いやいや、、、

なんとか、人類の叡智で、なんとかコロナ時代からの脱却を実現して欲しい!!と切に願います、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事64~2月14日までの1週間の陽性率は3.2%(前週4.3%)、そして『敵はデマ』な話。

2021年02月16日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事64~

2月14日までの1週間の陽性率は3.2%(前週4.3%)、

週間陽性率が3%台に落ちるのは2020年11月1日以来、

新規感染者数も1カ月前の30%以下に減りました、

感染拡大は、ある程度落ち着いた状態と云えると思います、

陽性率の減少傾向は緩やかになりますが、

それでも来週には2.7~3.0%程度まで下落すると予測します、

次は、いつ非常事態宣言を解除するのか?が焦点ですが、

概念論で云うと、

どこまで我慢できるのか?

長ければ長いほど感染再拡大を遅らせることが出来ます、

経済との兼ね合い、政治家の判断力が問われます、

数字で云うと、2020年秋頃の落ち着いた時期での陽性率は2.7%が底

そこから9週間で感染再拡大に転じました

この例に倣うと、2.7%くらいで解除するなら、

5月の連休の頃にまたもや感染が拡がるかもしれません、

きっちり押さえ込むなら1%台に落ちるまで腰を据えられるか?

ワクチン接種も始まるので、その効果がどれほど出るのか?

難しい判断です、

ここでは数字をまとめていませんが、重症者病床の稼働率も重要な指標です、

ただ、これは今後、政府自治体、医療機関の連携で病床を増やすことが出来ます、

そこはそこでしっかり対応していくことが必須、

問題はやはりCOVID-19の感染力です、

このまま終息する事はない、

という前提で、どこで経済との折り合いを付けるのか?

もう少し我慢するのか?

ワクチン接種開始の効果は?

今週末からの議論に注目です、

(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1%  236143 14474人
12月6日 6.1%  251480 15445人
12月13日  5.9%  292670 17189人
12月20日  5.6% 330070 18593人
12月27日  6.1% 348965 21432人
 1月 3日 10.8%  218184 23642人    ※年末年始で検査数が減少
 1月10日   8.6% 460951   39821人  ※1/8首都圏 緊急事態宣言
 1月17日 9.2%  450028 41521人    ※1/14関西中部福岡栃木 緊急事態宣言
 1月24日 7.2%   536485 38365人
 1月31日 5.7%   454648 26081人
 2月 7日  4.3%   389517 16693人 
2月14日  3.2%   349441 11037人

※厚労省発表日報から集計

◆災害避難と感染拡大防止

13日に東北地方で大きな地震が発生しました、

コロナ禍での大きな災害というあらたな局面です、

死者が出なかったのは不幸中の幸い、

それでも災害避難と感染拡大防止という、

相反する状況に対応しなければなりません

災害はこれからもやって来ます、

災害時の感染拡大防止策、このノウハウも今後蓄積していかなければなりません、

専門家のコメントでは、

『原則はまず避難、非難してから感染予防』

という順番で考えて良いそうです、

◆そして、またもやデマが!!

今回の地震でもいくつかのデマ・フェイクニュースが流され、

驚くほどの拡散を見せました、

「外国人が井戸に毒を投げ込んだ」という、

意図的に世間を欺きたい悪質なツイートも相当拡散したそうです、

もちろんこのデマは1923年の関東大震災で発生したデマの模倣です、

100年前と変わらないデマの発生、ホントに腹立たしい、

「千葉で工場地帯が爆発」は勘違いによるモノ、それでも拡散、

「人工地震」などというバカバカしいネタも拡散されました、

異常事態に人々を扇動する悪質なデマ、

こういうデマはCOVID-19のワクチン接種でもたくさん拡散されています、

◆ワクチン接種に関するデマ

前回も書きましたが、、、

ワクチン接種に関する最も壮大で荒唐無稽なデマは『人口削減陰謀説』です、

過剰な人口を減らすためにコロナを捏造、

ワクチンに不妊効果を混ぜ込み、世界中で接種させる陰謀である、

というデマです、、、

これははっきりと断言します、陰謀説はデマです

でも、先日、

『コロナ陰謀説を信じているのでワクチンは接種しません』と真面目に答えられた方に出会いました、

心底驚きました、デマは人の心を蝕むのです、

会話にもならないのでスルーしましたが、、、

◆日本でワクチン接種を望まない人は20%~程度

調査ではいろんな数字が出ていますが、

日本国内では「20%~40%くらいの人」がワクチン接種を受けない、もしくは躊躇しているという状態のようです、

日本ではワクチン接種は努力義務とされていますが、

個人の権利でもあるので、意見が分かれるのは当然として、

このワクチン拒絶反応は国によって相当の開きがあります、
(2020年12月の調査:世界経済フォーラム実施)

同意率が高いのはインド87%、中国85%、英国79%

低いのは米国64%、フランス54%、

日本はどちらかというとやや低位で69%、ま、そんな感じですかね、

それぞれのお国の事情が影響しています、

日本の場合は過去のワクチン禍の影響も指摘されていますが、

ここにはデマも関与しています、

◆コロナワクチンの安全性は?

ワクチン接種をためらう大きな要因の一つが安全性です、

これまでの情報を元にあえてハッキリと書くと、

超特急で造られたワクチンですが、

現状では安全性は相当高いレベルで確保されていると思います、

2020年10月に発表された日本国内の「インフルエンザワクチン」による重篤な副反応の発生率

接種回数約5650万回(推計)/重篤な副反応数333件/死亡6人

米国でのコロナワクチン接種での「アナフィラキシー」と呼ばれる重篤な副反応は、

20万回に1人との報告があります、
(全員その後快復)

上記、日本国内でのインフルエンザワクチンの場合、重篤な副反応発症の割合は17万回に1人

ほぼ同等のリスクと云って良いです、

頭痛や発熱・倦怠感などの軽微な副反応は約半数で見られるようですが、

いずれも生活に支障がない程度とされています、

日本に入ってくるコロナワクチンの安全性はなんとか担保されています、

◆そんなワクチンにもデマが

ワクチンに関するデマで多く見るのが、

『ワクチンを接種した直後に死亡した例』です、

ネットでも散見されます、

たしかに、ワクチン接種直後に死亡された方もいらっしゃるでしょう、

しかし、ワクチンの副反応で死亡が確認された例は今のところゼロではないでしょうか?
(世界中の情報を確認したわけではないのですが)

それでも、やはり『死ぬには嫌だからワクチンは打たない』という方もいらっしゃいます、

それも個人の権利なので同意するしかないです、

科学と数学で、リスクとメリットを個人個人が計るしかないです、

コロナでの死者は全世界で240万人、日本国内で6952人(0216現在)

ワクチン接種のもっとも大きな敵は・・・デマのような気がします、

◆国内でもやっと、17日から医療従事者にワクチン接種開始

いよいよ、明日17日(水)から国内でもワクチン接種が始まります、

今後、接種対象が拡がるにつれ、

接種現場の混乱、接種希望者のコーディネイト、優先順位などなど、

様々な課題がこれから発生します、

なにせ初めてのこと、

一つ一つが重要な課題であり、貴重なノウハウに繋がります、

とにかく死者数を最小限にする、一人でも多くの命を救う、

そのためにも、一人でも多くの人が賢明な判断をする必要があります


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事63~2月7日までの1週間の陽性率は4.3%(前週5.7%)、減少傾向がハッキリと。

2021年02月10日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事63~

2月7日までの1週間の陽性率は4.3%(前週5.7%)、

予想よりも速いスピードで陽性率は低下、減少傾向がハッキリとしてきました、

今週末には3%台、新規感染者は1万人を切るかもしれません、

あとはどこまで我慢するのか?

どこで緊急事態宣言を解除するのか?

次の感染拡大をどのように見積もるのか?

ここは専門家の方々の知見に期待します、

飲食業や旅行業他、壊滅的な打撃を受けている経済活動の再興との見合いですが、

このまま、陽性率の低下が続くなら、

再来週(2月22日頃)には解除の議論が高まると予想します、

(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1%  236143 14474人
12月6日 6.1%  251480 15445人
12月13日  5.9%  292670 17189人
12月20日  5.6% 330070 18593人
12月27日  6.1% 348965 21432人
 1月 3日 10.8%  218184 23642人    ※年末年始で検査数が減少
 1月10日   8.6% 460951   39821人  ※1/8首都圏 緊急事態宣言
 1月17日 9.2%  450028 41521人    ※1/14関西中部福岡栃木 緊急事態宣言
 1月24日 7.2%   536485 38365人
 1月31日 5.7%   454648 26081人
 2月 7日  4.3%   389517 16693人 

※厚労省発表日報から集計

今週はちょいとバタバタしておりますので、サクッとダイジェストで、、、

2月9日現在、死者は6605人、感染者は40万人を越えました

死者は増え続け、重症者病床もまだまだ逼迫しています、

重症者病床の拡大は次の感染拡大までの宿題です、

抗体保持率は1%以下!!

2020年12月に行なわれた抗体検査の結果、

すべての都市で1%以下と低い数値となりました、

東京都が0.91%、大阪府は0.58%、愛知県は0.54%、福岡県は0.19%、宮城県は0.14%、

全人口で観ると、、、

2月9日現在、1億2557万人中、感染者約40万8346人=感染率約0.3%

抗体保持率の方が高いので、

無症状などで抗体検査を受けていない陽性者がそれなりにいる、ということですが、

『その差はあまり大きくない』という見解のようです、

たしかに、そんなに大きな差とは感じませんね、

昨年春に良く云われていた、

『巷には感染者がうじゃうじゃいる』というのはやはり杞憂、フェイクニュースでした、

しかし、集団免疫の概念からはほど遠い数字、

こうなるとやはりワクチン接種に焦点が絞られます、

◆ワクチン接種は本当に大丈夫か?

OECD加盟国37カ国中、ワクチン接種がまだ始まっていないのは5カ国だけ、

もちろん日本はこの5カ国に含まれます、、、悲しい、、、

コロナの事62で書きましたが、『ワクチン接種は一大イベント』です、

しかし、これまでの進行状況を見ていると“泥縄式”という言葉がピッタリ、

全体イメージが描き切れていないまま、パーツパーツが進行している感じ、

ワクチン生産、冷凍庫、輸送手段、接種優先順位、接種会場設営、接種スケジュールなどなど、

個別のニュースは流れてきますが、

接種の全体像については、未だほとんど掴めません、

ここに来て、やっとワクチン輸送や会場設営に関するガイドライン(マニュアル)を作り出しているそうです、

なんとまあ、、、

一大イベントなんですから、

もっと統合的に俯瞰で全体を管理する優秀なプロデューサー・ディレクターが必要ですね、

日本の注射器は国際規格外!!??

ファイザー社のワクチンは一瓶で6回接種が可能、という予定でしたが、

これが一瓶で5回に減るそうです、

原因は国が確保した注射器が使用後注射器内にワクチンが少し残るタイプだから、とのこと、

あらら、、、注射器がアカン奴でした、

いままでだれも接種の模擬演習をしていなかったのですね、

一大イベントなのに、リハーサルなしでのぶっつけ本番、

模擬演習無しでのいきなりの実戦、、、

これで勝算があるのか??とても心配です、

◆ここでもフェイクニュースが

ワクチンを接種は不妊を引き起こす、

こんなフェイクニュースが世界中でばらまかれています、

世界保健機関WHOは2月8日に正式にこれを否定、

でも、先日ある若い女性から驚きの言葉を聞きました、

コロナ自体が陰謀、

ワクチン接種を強制して不妊を引き起こすための陰謀、と教わった、

なので、ワクチンは接種しません、

う~ん、こんなフェイクニュースでも信じる人がいるんだと愕然、

ニュースの真偽を見極めるのがとても難しい時代、

でも、見極めなければ生きていけない、

はい、ガンバって分かりやすい真実を見極めたいと思っています、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事62~1月31日までの1週間の陽性率5.7%は(前週7.2%)、そして五輪とワクチン接種同時実施の難しさについて。

2021年02月02日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事62~

1月31日までの1週間の陽性率5.7%は(前週7.2%)、

漸減傾向が続いています、少し、ちょっとだけ一安心^^)

想像以上に強力なCOVID-19もやっと減少傾向がハッキリと出てきました、

陽性率新規感染者数とも年末年始時とほぼ同じレベルに落ちてきました、

おそらく、今週もこのまま陽性率4~5%に低位に推移すると予測します、

(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1%  236143 14474人
12月6日 6.1%  251480 15445人
12月13日  5.9%  292670 17189人
12月20日  5.6% 330070 18593人
12月27日  6.1% 348965 21432人
 1月 3日 10.8%  218184 23642人    ※年末年始で検査数が減少
 1月10日   8.6% 460951  39821人  ※1/8首都圏 緊急事態宣言
 1月17日 9.2%  450028 41521人    ※1/14関西中部福岡栃木 緊急事態宣言
 1月24日 7.2%   536485 38365人
 1月31日 5.7%   454648 26081人

※厚労省発表日報から集計

◆しかし、今回の感染拡大は最悪のシナリオだったのが分かります

しかし、今回の感染拡大は最悪のシナリオが現実化したことがよく分かります、

やはり、ピークは夏と同じ3週間ほど、

そのピークは正月明けからの3週間でした、

つまり、感染が急拡大したのは年末の可能性が高い、

で、年末年始はPCR検査数が前週の65%程度に減少、
(これはこれで情けない話ですが、、、)

つまり、、、

感染したけれども、PCR検査を受けなかった(受けられなかった)人がたくさんいた、

つまり、、、

検査数の減少がより感染を拡大した可能性があります、

さらに遡ると、、、

年末年始の検査・医療体制の減衰は、以前から指摘されていたわけですから、

そこに感染拡大のピーク(もしくはピークの始まり)を持ってこないようする工夫が必要だった、

年末年始の人の動きと、検査・医療体制の減衰をもっと重要視すべきだった、

という反省点が浮かび上がります、

現実には、政府が緊急事態宣言を出したのは正月明けの1月8日と14日、

つまり、もう感染爆発が起こってから緊急事態宣言を出したわけです、

理想的には感染爆発が起こる前に対応できればヨカッタわけで、、、

文字通り、『分かっていたのに、後手後手に回った』という誹りは免れられないと考えます、

◆非常事態宣言は継続か、、、

どうやら栃木を除く他のエリアは緊急事態宣言が1ヶ月延長されるようです、

これは致し方ないかな、

陽性率だけで観ると、少なくとも3%台に落ちるまでは続ける必要があるかな、

でないと、すぐにリバウンドが始まるような気がします、

コロナの事61で書いたように、

今回の感染拡大の減速が非常事態宣言の効果なのか?

それとも、COVID-19の生存戦略なのか?

ここは専門家の分析が必要です、

もし、COVID-19の生存戦略なら、非常事態宣言を解除するのも一つの選択肢です、

人の知恵などあまり関係なく、COVID-19は一旦休憩に入るのかもしれません、

ま、また、ぶり返しますが、、、

非常事態宣言の効果が認められるなら、

ここはもう一踏ん張り、宣言を延長した方が良いかなと思います、

そのなると政府の飲食業の方々への支援対応が絶対条件となります、

菅さん、腕の見せ所ですよ!!

◆TOKYO2020はどうなる?

アスリートの方々からも多様な意見が出るように名ってきっました、

もう『完全な形での五輪開催』にしがみつく状況ではなくなってきた、

世論はハッキリと五輪開催に疑問符をつけています、

アスリートの気持ちは複雑、、、それもよく分かる、、、

IOCや東京都、五輪委員会、日本政府は『絶対に開催する』という姿勢を崩していませんが、

完全な形での開催から一歩後退、

無観客開催も公然と取り上げられるようになってきました、

半年前より相当後退してきました、

日本も欧米も、開発途上国もほんとうにオリンピックに開催・参加する事が出来るのか?

今が一番の隘路、分水嶺です、

◆ワクチン接種を望まない人が20%~30%!!

ワクチン接種のスケジュールや具体策が徐々に明らかになってきました、

そんな中でワクチン接種を希望しない人が30%という調査結果がありました、

大阪府の調査でも、ワクチン接種を希望しない人は20%います、

意外と多いと感じます、

やはり、国内では過去のワクチン薬害などの影響がおおきいようです、

さて、希望しない人には、無理矢理接種するわけにもいかないし、、、

仕方ないのでしょう、、、

ま、次に書く全国民へのワクチン接種の困難さを考えると、

政府も希望しない人には積極的な勧誘はしないような気がします、、、

オリンピックとワクチン接種は、どちらも巨大イベント、両立は困難か?

具体的にワクチン接種のボリュームを数字で見てみましょう、

以下でオリンピックとワクチン接種の両立が如何に無謀かがよく分かると思います、

全国民にワクチン接種を行なうのは、オリンピックナ並の大イベントです、

いや、オリンピック以上の大イベントなのです、

単純計算では年内の接種完了は無理です、

最低でも1年は掛かると考えています、

希望しない人に接種しないなら、もう少し早まるかもしれませんが、、、

あと、国内には外国人の方も300万人以上いらっしゃいます、

この方たちへの接種はどうするのか?

菅さんがまた「自助」とかを持ち出しそうな案件です、

◆独酌酔言的に計算してみましょう、ワクチン接種の実態

さて、

日本の人口1億2600万人、仮に計算しやすいように12ヶ月で接種完了として、、、

1ヶ月に約1000万人接種=1日辺り33万人×1人2回接種ですから、

1日約67万回の接種となります、

これを1年間続けると全国民接種完了です、

具体的なワクチン接種には、

受付~予診(問診)票記入~医師の問診~看護師によるワクチン注射~接種済み証受け取り~副反応をみるために15~30分の経過観察、

と手続き要件がたくさんあります、

川崎市で1月27日に行なわれたシミュレーションの結果を参考に、

接種には1人あたり30分かかるとして
(少し長めに設定しています)

1人30分=1日10時間会場が稼働するとして20人

67万人÷20人=33500ラインが必要、 

1会場平均10ラインとすると、3350会場×200人=1日に67万人接種可能!!

これを365日続けると全国民接種完了です、

全国で3350会場(10ライン)を毎日1年間継続して運営する!!

これはもうとんでもない数字です、

話が前後してちょっと飛びますが、結論から書くと、、、

ワクチン接種会場の現場を運営するのは、自治体の方々ではなくて、

イベント業界の専門家が良いと考えています、

そのイベントディレクターが1会場辺り3人としても約1万人必要です、

これが1年間続くわけですから、延べ約365万人のイベントディレクターが必要です、

これも絶望的な数字ですが、

自治体の方が運営するより、イベント業界が参入した方が効率は相当上がります、

さらに医師や看護師、ボランティアに至っては一体何人必要なのか?

想像もつきません、

これはもうオリンピック並の、いや、オリンピック以上のイベントです、

ワクチン接種を医療行為として捉えると、絶対に失敗するような気がします、

ワクチン接種はイベントなのです、

そして、イベントにはイベントの専門家が必要です、

接種の主体は自治体になる訳ですが、

これだけのイベントを経験した、そして成功させられる可能性がある自治体は、、、

東京都くらいかな、大阪も愛知も怪しい、

その間に東京オリンピックをやるとすれば、

観客を入れる場合は、1万人の医療関係者が必要と云われています、

もちろん、イベントディレクターやボランティアも大量に動員するわけです、

これは明らかに人材の面でワクチン接種の妨げになります、

オリンピック・パラリンピック開催中の2ヶ月間ほどは、

ワクチン接種に必要な人材がオリンピックに割かれる、、、

そんなことで本当に良いのか?

人材という観点からみれば、、、

ワクチン接種と東京オリンピックという巨大イベントを同時に実施するのは無謀なように思えます、

今、仕事が少ないイベント関係者、

収入がないイベントディレクターがたくさんいらっしゃるわけですから、

この方たちをワクチン接種会場に投入するのが、

もっとも合理的で整合性が高いと考えます、

また丸投げ!!の非難が巻き起こるかもしれませんが、

ここは電通や博報堂、ADKなどの広告代理店、

イベント制作会社のノウハウを投入しても良いのではないでしょうか?

オリンピック・パラリンピックのスタッフ・ボランティアを一気にワクチン接種に転用するという大作戦です、

アスリートの方々には申し訳ないお話ですが、

こういう観点でワクチン接種やオリンピックを考えてみるのも必要かな、、、と、、、

面白おかしく考えているわけではありません、

真面目なお話です、

今のままでは自治体レベルでワクチン接種が崩壊しそうな気がしています、

如何でしょうか?