六甲山系摩耶山からこの辺りに下山すると、どうしても足が向くのが水道筋商店街、
今も元気な商店街で何軒か贔屓のお店がありますが、、、
今日はここにしましょか、はい、月曜の祝日ですが早い時間から開いていました、
ね、ここで良いでしょう、、、ではでは入りましょう、
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でね、またしょうもない、、、いや、今日はちょっと真面目な話を聞いてもらえますか?
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昨年12月にこんな見出しの新聞記事が出ていました、
『社会主義、若者に浸透 NY、響く革命歌』!?
え!ニューヨークで革命歌?また、なにか特殊な集団の話かな?と思ったら、そうではないのです、
いま、米国では資本主義に別れを告げて民主的な社会主義を実現できないか?真剣に模索されているようです、
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現在進行形の民主党大統領選予備選挙でも、自ら“民主的社会主義者”を標榜するサンダース氏が若者からの圧倒的支持で健闘しています、
これは“格差の拡大”、“富の集中”が資本主義の弊害としてもう我慢できないところまで来ていることを示しています、
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2019年秋の米国世論調査で、『「社会主義に好意的」と答えた若者は51%にのぼり、資本主義の45%を上回る』というショッキングな報告もなされています、
米国と云えば自由の象徴、民主主義と資本主義の象徴でしたが、それが変ろうとしている、時代の大きな節目かもしれません、
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冷戦終結(社会主義の限界と敗北)以降、世界は“民主主義と資本主義の両輪”でより良い世界が実現できると信じて邁進して来ました、ところが、ここに来てその両輪ともが壊れかけています、
民主主義は自国第一主義に蝕まれていますし、資本主義はその弊害が際立って来ています、
格差の拡大、富の集中への反発、これが米国の若者の社会主義への好意的態度の理由です、
そこでは“民主的社会主義”による“富の再配分を民主的に実行し福祉の充実”を実現できないか?米国の若者たちを中心に真剣に検討され始めている、ということのようです、
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冨の格差が少ないと云われてきた日本でも“貧困層は確実に増えて”いますし、カタチは違いますが“富の集中”も進んでいます、
従来の経済理論に則った経済政策(アベノミクス)はもはや効き目がない、国民がガンバッた成果は企業の利益内部留保というカタチでしか見えず、国民の懐には実入りが無いように感じます、
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外資投資ファンドが謳う“株主第一主義”はもはや懐疑的、というか社会的搾取という犯罪の匂いさえする、、むしろ持続可能な社会作りの方が喫緊の課題、
それでも、まだ日本の若者は現状の体制を由としているように感じる、、、ま、それも良いですが、、、未来は若者たちのものなのに、、、
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民主的社会主義、たしかに今後の世界の行く末を決めるキーワードのような気がします、と考えるといくつかの妄想が浮かびます、
① もし!社会主義の中国が民主化に成功すれば、世界で最も幸せな大国になるかもしれない!! とか、、、
② 日本の野党は『民主的社会主義党』として一致団結、古い価値観の自民党と対峙すべき とか、(あ、共産党はそうでなくても党名を変えて欲しいです)
③ もう一度、フォークゲリラとかが流行ってフォークソングが隆盛するかも とか^^)
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でも、これってマジな話なんです、、、
民主主義と資本主義の限界、そして(民主的)社会主義の復活、決してないことではない、
♪まわる まわるよ 時代はまわる♪ ~ 偉いのはやはり中島みゆきか^^)
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【今日のお店:水道筋の串カツ「一燈園」】
水道筋商店街を西から入り、少し行って左側(山側)を見ると、こんなストライプのシートの店が目に入ります、
この外観だけで入りたくなる、ワタシも初めてここを見た時に衝動的に入りたくなりました、串カツの「一燈園」、
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間口は広いですが中は、、、入るとそこが客席、一本カウンターのみ、シートを背中に感じながら瓶ビールを飲むことになります、
大瓶600円也、安くはない、でも由とします、ご飯も串カツ定食もあります、好感、
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串カツは@90円から140円程、高いネタ190円、豆腐、海老大、牡蠣は270円也、
通し揚げでソースに潜らせてから出てきます、衣は重ね付け?なんかその辺りに秘伝があるようです、
これは「豆腐」270円也、串カツというより天ぷら?厚揚げな感じ、薬味が添えられています、
熱々、ハフハフ、美味い!
これ、初めて注文したのですが、、、美味しかった、想定外の展開、なるほどなあ、やはり名店に名物ありです、
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創業昭和20年代後半、現在の3代目大将は47年間串カツを揚げているそうです、間違いのない老舗、
この日はワタシ達の後に下山組が2組入店、串カツをビールで流し込んでおられました、やはり美味しい店はみなさんよく御存じです、
あ~、また行きたくなってきた!!
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