テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

独酌酔言:着用義務撤廃後のマスク着用率は・・・なんと!!

2023年04月25日 | 世の中

2023年3月13日、コロナ感染症対策として義務づけられていたマスク着用が原則不要となりました、

2020年春からの丸々3年ほど、ほぼ100%の人が政府の方針に従ってきたわけです、

さすが、日本人、

COVID-19がまん延し始めた当初の2020年頃は情報も少なく、劇症的に有名人が亡くなられたりと、

パニックのような状況でマスク着用が呼びかけられ、マスクはアッという間に店頭からなくなりました、

あの頃は高いマスクでも買っていたなあ、

あと、「アベノマスク」なんていうのもありましたね^^)

もともと、インフルエンザや花粉症対策でマスク慣れしていた日本人

マスク着用に違和感を感じる人は少なかった様に思います、

でも、やはりずっとマスクを着けているのはやはりしんどい、

いつかマスクを着けない日々が来たら、さぞかし爽快だろうな・・・

と、思っていた人も多かったのではないでしょうか?

で、2023年3月13日から屋外でのカスク着用が原則不要に、、、

詳細はコチラ、厚労省のHP ⇒

でも正直、都市部の街中ではまだほとんどの人がマスクを着けているような気がします、

と、こちらマイナビニュースのHP ⇒ で4月初め頃のマスク着用率の調査結果(日本トレンドリサーチ調べ)が載っていました、

ざっくりまとめると、、、
(ざっくりでまとめないでください^^)

3月13日以前と以後では、、、

マスク着用率はほとんど変わっていない!!という結果になっています、

やはり・・・

『必ず着用』と答えた方は76.3% ⇒ 60.4% と減りましたが、

『だいたい着用している』と合わせると、ほぼ変化はないという結果です、

『外す時間はちょっと増えたけど、基本屋外ではマスク着けています』という方が多いようです、

その理由は・・・

「周りがまだマスクをしているから」という日本人らしい理由が多いようですが、

「マスクで顔を隠したい」「苦痛ではないから」という理由も挙げられています、

たしかに回りの女性からも『化粧の手間が省けるのでマスク着用を続けている』という声も聞きました、

ちなみにワタシはというと、基本は『外したい』派です、

この年代のオッサンは結構外している人が多いような印象、
(個人の感想です^^)

さらに2023年5月8には、COVID-19は感染法上、インフルエンザ並みの5類に移行します、

『だいたいインフルエンザと同じように扱います』ということです、

この5類移行以降のマスク着用意向率は、

引き続き着用 66.2%、

周りを見て判断 26.1%、

着用しない 7.7%、

なかなかしぶといですね、日本人、

『変化を好まない日本人』的な姿がクッキリと浮び上がっているような気がします、

たとえ、今の状況が苦しくても、不便でも、、、なぜか新しいモノを受け入れるスピードが遅い、

とくに生活スタイルや経済システム、社会通念や価値観の変化に対して変化のスピードが遅い、

というような気がしています、

電化製品などの新製品には飛びつくけど、生活スタイルや経済システムの変化への対応が遅い、

古くなった社会通念や価値観に疑問を抱かなくなった日本人、

おかしいと思いながら、なんとなくその中で生きていく日本人、

COVID-19流行のお陰というか、

この3年で定着した“テレワーク”もCOVID-19流行終息と共に、

もとの“オフィス全員集合型”へ回帰する会社も多いようです、

モッタイナイ、

この10数年で日本の経済は世界から大きく取り残される結果となっています、

“ガラケイ”=ガラパゴス携帯という単語をそのまま体現しているような現在の日本です、

21世紀のガラパゴスにならないように、

若い人達がもっともっと、ガンガン良き改革を起こしていくことが大切だと思います、

はい、既存の生活スタイルや社会システム、古い社会通念や価値観はぶっ壊してナンボ!!

くらいの気概でがんばってください!!


独酌酔言:醤油って大豆と〇〇と塩で出来ているって、知っていますか?

2023年04月18日 | 世の中

2023年4月14日(金)放送の「チコちゃんに叱られる」で、

『ソースって何?』という素朴な問題が出ていました、

ながら視聴だったので正確では無いのですが、答えはわりと予想通りで、

『野菜や穀物を蒸して煮た液体調味料~~!!』みたいな答えでした、

ま、そうですよね、

でもね、これって何から出来ているのか??

案外知らないのですよ、ワタシ、、、

前にTVで『辛子は何から出来ている?』という問いがあって、恥ずかしながら即答できませんでした、

情けない、、、

で、今日はみなさんに『これ、何から出来ていますか?』常識度クイズです、

がんばってトライしてみてくださいませ、

答えはず~~と下の方にあります^^)

例えば醤油、、、現在は大豆が使われていることはなんとなく知っていますよね、

でも、、もう一つ主な原材料があります、

【問題】以下の食べ物の主な原材料は何でしょうか?
   ※もっとも一般的な、主な原材料を挙げています

  • 醤油  ⇒ 大豆・〇〇・塩
  • カラシ ⇒ からし〇
  • わさび ⇒ 山〇
  • 紅しょうが ⇒ 〇生姜
  • 片栗粉(昔) ⇒ 〇〇〇〇
  • 片栗粉(現在) ⇒ 馬〇〇
  • 豆板醤 ⇒ 〇豆と味噌
  • 春雨(昔)  ⇒ 〇豆
  • くずきり ⇒ 〇
  • カニカマ ⇒ ス〇〇〇〇ラ

【答え】

  • 醤油  ⇒ 大豆・小麦・塩
  • カラシ ⇒ からし菜
  • わさび ⇒ 山葵
  • 紅しょうが ⇒根生姜
  • 片栗粉(昔) ⇒ カタクリ(ユリ科の植物)
  • 片栗粉(現在) ⇒ 馬鈴薯
  • 豆板醤 ⇒ 空豆(ソラマメ)と味噌
  • 春雨(昔)  ⇒緑豆(リョクトウ)
  • くずきり ⇒ 
  • カニカマ ⇒ ス〇〇〇〇ラ???

 

如何でしたか?

ワタシは根生姜という言葉を知らなかったし、

豆板醤と春雨の原材料(豆の名前)も知りませんでした、

多くの食品で、原材料が似た入手しやすい安価なモノに代替されています、

カタクリで作った片栗粉なんて、今はもうほとんど無いんでしょうね、

ちなみに『カニカマ』は・・・

主に『スケトウダラ』の身で出来ています^^)


独酌酔言:結局、何事にも永遠と云うことはないんだな、、、CD・DVDの寿命

2023年04月11日 | 世の中

裁判記録というのは永遠に保存される

と、勝手に思い込んでいましたが、どうやらそうではないようです、

2022年秋には、最高裁判所が『永久的に保存する』ように指示を出している、

“特別保存”の対象だった重要な事件の裁判記録も破棄されていたのが明らかになりました、

これを聞いて驚いたのは2点、

1点目:マジ!そんな重要な裁判の記録も数十年で捨ててしまうんだ

2点目:え!?裁判記録って、今も紙だけで保存しているんだ

という2点でした、

とくに2点目=紙だけでの保存に違和感を憶えました、

今の世の中、あらゆるモノがデジタル化されてデータで記録されているのかと思っていましたが、

デジタル化がまったく進んでいない日本の政府や役所

デジタルデータでの保存というのは、まだまだ進んでいないようです、

トホホな国の実力です、

もちろん、公文書は民主主義の根幹をなす財産である、という考え方は我が国にもあります、

独立行政法人ですが「国立公文書館」という組織があります、

館長の挨拶冒頭にはしっかりと以下の文章があります、

公文書等は、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源であり、、、云々とあります、

しかし、HPの精度を見る限り、デジタル化IT化は期待できそうにない、、、

国立国会図書館もあります、

こちらは公文書にかかわらず、重要と考えられる文書資料を保存し、国会運営を補佐する組織です、

しかし、、、

森友学園事件での財務省による公文書改ざんの疑い、重要記録の破棄などをみても、公文書保存に関してはとっても甘い国民性のようです、

喉元過ぎれば、的な、、、

いまさら、ごちゃごちゃ云わんと前向けよ、とか、、、

民主主義の根幹がまだまだ根付いてないようですな、

とにかく、公文書や裁判記録はデータ化してデジタルメディアで保存すべきなんだろうな、とボンヤリ考えていたら、、、

なんと、CDやDVDのデータも消えてしまうのですね、ショック、

ほぼ半永久的に残ると思っていたのですが、、、

こちらが詳しいです ⇒

ざっくり書くと、

音楽CDのようなメーカー制作データは精度が高い、

でも、保障できる寿命は100年くらいのようです、

自分でデータ化したCD-R、DVD-R、CD-RW、DVD-RWは10年~100年程度、

保存状態によって大きく変わるようですが、

10年後くらいからは劣化が始まるという感じです、

これは“保存したデータ自体が消える”のではなく

CDやDVDの構造上の仕組みが劣化して“データが読みにくくなる”という現象です、

食品に例えると『中身は大丈夫だけど、包装紙が傷んでくる』というような感じ、

なるほど、公文書や裁判記録をデータ化しても、100年後には閲覧できない可能性があるのです、

難しいなあ、

結局、紙で安全に確実に保存する方が有効なんだろうか?

デジタル化があらゆる分野で進む現代、

「記録のデータ保存」という側面で観ると、理想的な環境が整ってきたように感じていたのは勘違いのようです、

ま、悲観論としては『100年後に日本があるのか?』という論点もあるし、

楽観的には『100年後には画期的な記録方法が発明されている』と云えるとは思いますが、、、

いっそのこと、個人的に残したいモノは洞窟の岩壁にでも書いておきますか

こちら、4万5500年前に書かれたと考えられているイノシシ、

保存期間という意味では、我々の最新技術も先人の熱い想いには及ばないようです、


独酌酔言:高校野球はいったい誰のモノなのか?

2023年04月04日 | 世の中

WBCで盛り上がり、高校野球が終わり、プロ野球開幕!!と、

球春という言葉があるくらい、この季節は野球の季節でもありますね、

年代的には野球世代、子どもの頃のスポーツ遊びといえば野球でした、
(近所遊びにサッカーはなかった^^)

プロ野球も面白いけど、高校野球が好きです、

試合時間が短いし、なにより高校生のひたむきなプレーが素晴らしい

負けたらお終いの一発勝負のトーナメントは否が応でも盛り上がります、

そんな高校野球ですが、、、

開会式の入場行進は観たくありません、

今時、なぜあんな行進を生徒にさせるのか

時代錯誤感満載で観るに堪えられません、

拳を握りしめて、笑顔を見せずに、腕を振り抜き整然と進む行進、、、

どこかの専制国家ですか!?

極端に書くと、神宮外苑の「学徒出陣壮行会」(1943年10月21日)を連想させます、

ホントに止めて欲しい、、、

高校野球がどうもかび臭い世界に閉じ込もっているのは、

「高野連」の古い体質と価値観が根源でしょうね、

昔から高野連は好きになれません、

だいたい「高野連」って一体何なんだ?

という疑問から話を進めるべき時期に来ていると思います、

当たり前のように選手の上に立っている「高野連」、その上から目線は明らかです、

高野連が高校球児を指導していくんだ!!感が溢れています、

ですけどね、本来高野連は、

平和な世の中で、球児たち自身がやりたい野球を思い切り出来る環境を作ってあげる』、

くらいの気持ちで取り組むべきじゃないかと思っています、

生徒を指導するのは親であり、学校であり、先生であり、社会全体であります

もし、高校野球も教育の一環だというのであれば、野球部顧問の方や監督が生徒を指導すべきです、

なぜ?高野連が高校球児を導こうとしているのか?

高校野球は高野連のモノなのか?

分らん、、、

今年の選抜では、あの“ペッパーミル パフォーマンス”が審判から注意されました、

高野連の説明は、、、

◆従来より過度なパフォーマンスは慎むべきと指導してきた

◆(パフォーマンスではなく)試合を楽しんで欲しい

トホホ、、、

いまや、どんなスポーツでもパフォーマンスで喜びを表わすのは当たり前、

いや、競技の一部と言っても過言ではない、

世界広しといえど、パフォーマンスを禁じているのはおそらく“KOKOYAKYU”だけです、

それも、今回のケースでは、試合後に高野連が判断したのでは無く、

試合中に審判が選手とベンチの監督に注意しています、

怖い!!

審判にまで“俺たちが球児を仕切ってるんだ!!”感がまん延しています、

あんたは試合をルールに則って進めるのが役目ですよ、

パフォーマンスが過度かどうか?

それは選手自身、高校球児全体、そして観客が決めること

なにか起こればSNSでいろんな意見が書かれるでしょう、

そこから新たな高校野球の姿が形作られていく、

なんの取り決めや規則がなくても、そうなっていくはずです、

それを何故?高野連の価値観が優先されるのでしょうか

河野太郎デジタル相が今回の件でエエ事を仰っています、要約すると、

大人(高野連)の価値観を押しつけているだけ

(高校球児)自身で決めさせないと、ブラック校則と同じ

まったく同感です、

もう一度書いておきましょう、

高野連は、『高校球児を指導する』『高野連が望む姿を球児に体現させる』のではなく、

『高校球児がやりたい野球を楽しめる環境を作ってあげる』ような高野連に変わらなければなりません、

主催の朝日新聞も毎日新聞も、

政治の世界では常に自由への改革の大切さを朗々と謳い上げているのに、

高校野球に関してはなぜ、高野連の体質の古さを指摘しないのでしょうか?

社内ではアンタッチャブル、高野連批判の記事はタブーになっているのでしょうか?

もしそうならば、大新聞社も古い体質から脱皮しなければなりません、

魑魅魍魎の世界に高校野球を閉じ込めてはいけません

NHKで『高校生・球児自身が考える高校野球・大討論会』みたいな番組を企画したら如何でしょうか?

「18祭」みたいなん、、、ぜひお願いします、

あ、NHKも高野連といざこざは起こしたくないか^^汗)

今大会では、女性マネージャーが初めて試合前のノックをしました、

ま、ほんの少しずつ変化はあるのでしょうが、、、

改革のスピードが遅すぎます、

ちなみに高野連会長は現在65歳、前任者は現在74歳、

おじいちゃんが孫を指導している様なもんです、

会長、21世紀の15歳~18歳の気持ち、分っていますか?

髪型も少しずつ許容範囲が拡がって来たように見えますが、

まだまだ、坊主・スポーツ刈りが多い

球児はほんとにあのアスタイルでのプレーを望んでいるのかな?

プレーをするのに、スポーツ刈りはそんなにメリットがあるのか?

望んでやっているなら無問題です、

でもね、卒業後にプロ野球や大学、社会人で野球を続ける球児たち、

坊主・スポーツ刈りのままでプレーしている姿を見たことがありません

もう、鬱憤を晴らすかのように、、、

ホントはもう少し違う髪型で野球がやりたいんじゃないのかな?

出来れば高野連にこんなコメントを出して欲しいです、

『野球をやる時の髪型は自由です、坊主・スポーツ刈りを積極的には推奨しません』

『みなさん、もっと自由に野球を楽しんで、青春を謳歌してください

こんな高野連なら応援してあげるんだけどなあ、、、