「先生と言われるほどの馬鹿でなし」という言葉があります、
そんなに古い言葉ではないと思いますが、
今では“諺(ことわざ)”として扱われているようです、
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その意味は・・・
「先生と言われるほどの馬鹿でなし」という表現は、人を「先生」と呼ぶことが必ずしも敬意を表しているわけではなく、時にはその呼び方が皮肉や軽蔑を含んでいることを指しているんだよ。この言葉は、他人から「先生」と呼ばれることに過度に満足している人や、自分を過大評価している人に対する批判を含んでいるんだね。
※「ことわざ・慣用句の百科事典」から抜粋引用
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学校の先生でもないのに、『先生!』なんて呼ばれたら、
まっとうな感性の持ち主なら、
その真意を測りかねて、居心地の悪さを感じて、
『先生はやめてください』とかなんとかいうのが、普通の対応だと思いますが、
『先生!』と呼ばれて、勘違いする馬鹿も多いようです、
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とくに、各分野の日本のTOPに立っている組織にこういう人が多いのが気になります、
自民党しかり、もはや説明不要、
自民党和歌山県連青年局しかり、
懇親会の中身は時代錯誤というよりも、議員の資質劣化の結果だと思います、
安倍晋三しかり、
とくに報道や科学分野に介入しようとした心根が酷い、
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ジャニーズしかり、
芸能界を支配することに酔いしれていたのか?
見て見ぬふりをして、抗えなかったTV局やマスコミもしかり、
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日大アメリカンフットボール部しかり、
偉大な監督の陰の部分だけが伝統に引き継がれたのか?
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TOYOTAしかり、
グループ会社で相次ぐ不祥事、なにが悪かったのだろう?
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各地の教育委員会しかり、
児童虐待、いじめを認めたがらない旧態依然の体質、
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宝塚歌劇団しかり、
驚いたのは、その雇用形態=フリーランス契約、
なんと、入団6年目以降は“フリーランス”として個人が劇団と雇用契約を結ぶシステムになっています、
つまり、使い捨て出来るタレント扱い、
如何にも阪急らしい合理性、それが過重労働を生んだ、
阪急もしかり、という事か、
1回目の調査報告でパワハラを認めなかったのは、昭和の経営感覚、
完全に組織が加水分解しています、
毎年、合格発表や入学式の様子がニュースで取り上げられる憧れの劇団、
というステイタスに胡坐をかいたか、
ファンを裏切った罪は重いです、
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日本の各分野のTOP組織の劣化が甚だしいです、
日本の失われた30年、日本は単に立ち止まっていただけではなく、
その裏で、国や組織の基本構造の金属疲労、加水分解が進んでいたようです、
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不況と未来展望のなさから、TOPの世代交代が停滞したのが大きな原因かな?
もう、60歳を過ぎたらTOPは若い人に禅譲すべきかな、
もちろん、60歳以降も働くのはOK、
謙虚に、今までの知恵と経験知を次の世代に引き継ぐ立場で働くべし、
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しかし、希望もあります、
高齢者TOPのそれに比して、
若くして頂点に立っている人の謙虚さと真摯な姿勢が目を引きます、
大谷翔平しかり、
藤井聡太しかり、
ブレイキン、ボルダリング、スケートボード、卓球etc、
世界のTOPレベルで活躍する10代の選手のコメントの謙虚さには驚きます、拍手、
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日本の失われた30年は、
その時代に育った若者に新しい価値観を植え付けた、
という側面もあるように思います、
一筋の希望の光、
さて、旧態依然としたTOP組織の変革スピードは如何に、
注目です、
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