TVドラマだったか、映画だったか、
久しぶりにこの諺を聞きました、
『情けは人の為ならず』、
よく聞く諺ですが、勘違いして使っている方もおられます、
かく言う(この言葉もややこしい)ワタシも昔は勘違いしていました^^)
つまり、、、誤用は、
窮地に陥っている人に、情けを掛けて助けるのは、その人の為になりません、
という使い方です、
これは誤用、誤った使い方という事になります、
、
正しい意味・使い方は・・・
情けを人に掛けるのは、その人の為になるからではない、
他人に掛けた情けは、巡り巡って自分に帰ってきますから、
人の為ではなく、自らの為に他人に情けを掛けるのですよ、
人には親切にしなさい、
と、だいたいこんな感じが正しい理解です、
納得、
、
意味がホントに難解で、今や誤用がまかり通っている『他力本願』、
何度も、この言葉の意味を学習していますが、
未だに、この言葉の意味を正確に説明できないです、
、
現代では、元々誤用だった意味で多く使われており、
この使い方もOK!という事になっているようです、
すなわち、
自分の実力ではなく、他人の力に頼って物事を成し遂げる、
というニュアンスで使う場合です、
ま、今ではほとんどがこのニュアンスで使われていますよね、
、
今、AIに『他力本願』の意味を訊いてみると、上記の使い方が例文として出て来ます、
もはや、『他力本願』はこのニュアンスで使えば良いのです、
AIは過去の本来の意味に価値を見出していません^^)
、
本来の『他力本願』は仏教用語で、
“他力”は自分の能力を超えたチカラ、というような意味、
“本願”は仏の救済みたいな意味、
つまり、厳しい修行により自らの能力を高めても、人を救えるのは仏だけである、
と言うようなニュアンスになります、
、
修行によって人は高みに登ることは出来きますが、
それによって、ヒト以上のものになれるわけではない、
人を救えるのは仏のみである、
こんな感じだと思います、、、やはり、難しい、
詳しくはこちらのサイトで ⇒
、
『他力本願』は、人の力を借りて物事を成し遂げる、
という現代用法で使うのが良いみたいです、
言葉の意味は変わる、ある意味これは必然です、
10年単位で言葉は変化していくらしいですから、
、
ワタシが良く分からなかった言葉に『気の置けない人』があります、
これは意味が良く分かっていないので、ほとんど使ったことはないです、
、
ワタシのこの言葉に対するイメージは・・・
“油断できない人” “気を許してはいけない人” というニュアンスをずっと感じていました、
正しくは・・・全く逆で、
遠慮したり、気を遣ったりする必要がない、打ち解けることが出来る人、
という意味で使います、、、あちゃ~、
なんか、言葉が違うような気がするのですが、
『負けず嫌い』と同じような矛盾を感じます^^)
、
言葉というのは、ちゃんと使えると気持ち良いのですが、
誤って使っていると、ちょっと恥ずかしい、
、
ワタシも、ネットで検索したりして、他力本願でこの記事を書いておりますが、
ワタシは決して悪人ではありません、気の置けない人です、
どうぞ情けを掛けて、引き続きこのブログを愛読してくださいませ、
情けは人の為ならず^^爆)
、
、