4週連続で陽性率70%台、高いレベルでの感染が続いていますが、、、
検査数もあるのに、全国の感染者数は減少しています、なぜだろう?
これは???ひょっとすると、陽性率のデータにタイムラグがあるのかもしれません、
あまりの感染者の多さにデータ対応が追いついていないのか?
ちょっと良い理解解釈の方法が見つからない難しい先週のデータです、
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◆ピークを迎え感染継続期に入りました、
全国では感染者は減少傾向が観られます、
しかし、このまま一気に減少することはなく、増減を繰り返す感染継続期に入ったと考えます、
東京・大阪も減少傾向、
おそらくあと3~4週間、9月3週目か最終週辺りで減少局面がハッキリと見えてくるような気がしています、
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感染者増加が続いていた鹿児島もやっとピークを迎えたようです、
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◆死者数もピークを越えてなんとか減少に転じて欲しいです
全国の死亡者数、予想よりも多いですね、
『BA.5は重症化しにくい』というイメージが先行したので、少し甘く観ていたのかもしれません、
ワクチン接種3回済の世代での感染と重症化が予想以上の拡がりをみせました、
なんとか、このまま減少局面へと転じて欲しいです、
(ここまでのグラフ:NHKニュースサイトから転載)
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◆重症者用病床使用率は、
先々週の東京の重症者用病床使用率34.3%
先週は30.7%、
ここでもピークを迎えているようです、
(東京都のHPから転載)
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◆年代別感染者比率
やはり40代以上の感染比率が増え続けています、
この世代はワクチン接種率が高いので、BA.5がワクチン抗体をすり抜けているのがよく分ります、
そして死者数増加の大きな要因となっているのは間違いありません、
(NHKニュースサイトから転載)
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◆陽性率
陽性率 検査数 陽性者数
2022年
6月5日 15.4% 900904 13万8868人 ※5カ月ぶりの低い陽性率!このまま減少が続くか?
6月12日 15.5% 701208 10万8950人 ※検査数・陽性者数とも減少で横ばい、1月以来の少ない検査数
6月19日 6.6% 1502581 9万8425人 ※陽性者も漸減も検査数が2倍、統計上の異常値
6月26日 14.6% 705992 10万2766人 ※陽性者数が微増も“緩やかな減少期”
7月2日 20.1% 679697 13万6357人 ※陽性率10週振りに反転増加!新たな局面へ
7月10日 35.0% 770971 26万9760人 ※いきなりの第7波、BA5の感染ピーク直前?
7月17日 40.3% 1386060 55万9111人 ※2月下旬以来の陽性率40%超え
7月24日 60.0% 1612620 96万9068人 ※過去最高の陽性率!感染者約97万人!
7月31日 67.2% 2051980 137万9099人 ※ピークはどこなのか?感染者約138万人
8月7日 73.8% 2027358 149万6968人 ※ピークも感染拡大スピード鈍化
8月14日 71.2% 1945952 139万5301人 ※感染ピークか?
8月21日 74.7% 1977228 147万6374人 ※お盆で陽性率反発か?感染継続期に入る
8月28日 73.8% 1937512 143万1637人 ※高いレベルの感染継続があと3~4週間は続く
(厚労省HP日報から算出)
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◆定点把握への動きは極ゆっくり
全数把握を目的に国が導入したシステム「HER-SYS」(ハーシス)、
当初、このシステムの入力項目は約120もあったそうです、
(どんだけ~完璧主義なんですか?)
現在は7項目までに絞り込まれているそうですが、それでもこのシステムへの入力作業が第7波ピーク前は発熱外来や保健所・市役所の職員の負担になっていました、
そこで「全数把握」⇒「定点把握」に変更して、最前線の事務負担を無くそうという流れに、
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国は29日(月)夕刻を締め切りとして、各都道府県に「全数把握」を見直すなら申請してください、という指導を行ないました、
が、締め切りまでに申請したのは4県(宮城・茨城・鳥取・佐賀)のみだそうです、変更しないと決めたのも10都県、
残り33府県は様子見だそうです、
結局、こうなるのが横並び日本社会、
やるもやらないも、当然どちらにもリスクがあるわけです、
そのリスクをどう取るのか?判断するのが政治・行政です、
やるリスクよりも、やらないリスクを取りやすいのが日本、
自治体のほとんどは能動的判断をしない・できない、思考停止状態になってなければ良いのですが、
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