テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

出遅れています!キャッシュレス決済¥¥みなさん、使ってますか?~今日のお店:立ち吞みの姉妹店、座りの「ひでそう なんば店」。

2019年03月29日 | 世の中

立ち呑みが出来てからもう6~7年になるかな?

裏なんばのこの辺りに、あっと云う間に系列店や姉妹店がどんどん出来ましたね、

ま、さすがに安い!美味しい!となるとこういうことも実現できるのですな、



で、今日は珍しく座りの店にいってみましょか、

はい、こちらです、あ、今日はね予約しています、でないと入店難しい、

ではでは、入りましょか、



でね、またしょうもない話ですけど、聞いてもらえます?



いや、この前ね、

コンビニのレジ待ちでちょっとショックなことがあったんですわ、はい



ワタシの前のお客さん、80歳は過ぎているかというお婆さんだったんです、

惣菜パンとか食パンを買っておられてね、

ぼ~っと見ながら、あ~、食パンとかはスーパーの方が安いけどね、

近所にスーパーが無いのかな?とか思っていたんですわ、



でね、店員さんがレジを打ち始めると、そのお婆さん、おもむろにスマホを取り出すんでわ、

さっさっと画面をタッチしたかと思うと、、、なんかの画面を出されました、



で、店員はバーコードリーダーでその画面を読み込んで(たしか)決済完了!

おお~!キャシュレス決済ですやん!!凄い!

おばあさん、何事もなかったようにその場を立ち去られました(ま、あたりまえ)、



ちょっとショックでした、はい、、、あのお婆さんがキャッシュレス決済、

あ、ワタシのレジの番ですね、

動揺しています、悟られないように冷静を装います、



ワタシ、現金派です、ヒロシです(関係ない)、

クレジットカードは使いますが、基本は現金払い、ヒロシです(もうエエ)

キャシュレス決済システムは持っていません、

各種ポイント制もほとんど利用していません、古典的昭和の人です、ヒロシです、



でも、もう世界の潮流はキャッシュレス、

10年後にはほとんど現金が流通しなくなっているかもしれません、

タンス預金などをしている場合ではありません(していませんが)、



で、ちょっと考えてみましたが、、、キャシュレス決済、どれがいいのか?

これがさっぱり??わかりません、



「Pay Pay」、「Line Pay」、「楽天ペイ」、「Origami Pay」、etc・・・

カタカナやから「楽天ペイ」にしようかな、、、くらいの感じ、



みなさんはどうですか?もう使っている?どれがお奨め?

え?「トンペイ焼き」が好き!?「東西南北」!?そら違うがな、、、 、



【今週のお店:ひでぞう なんば店】

立ち呑み「ひでぞう」に初めて行った時は衝撃でした、

立ち呑みでこの料理のクオリティの高さはなんだ~!!??てね、



元々は今里の方の店ですよね、

ずいぶん前に一度行ったことがあります、



その後は「ひでぞう」の2階に「もんぞう」が出来て(ワタシはここが好き)、

ちかくに「寿司ひでそう」とか、もう一店舗2階の店もありますね、



で、今日は座りの店「ひでぞう なんば店」に行ってみました、

ちょっと普通に上品な感じの店内、



1階はカウンターのみ10席ちょっとかな、

2階もあるようですが上っていません、



もちろん美味しい和食をいただけます、







日本酒もそこそこ揃っています、




ひとり@4000円くらいかな、

コストパフォーマンスも悪くない、



でも、ワタシはやはり立ち飲みが好きやな~、と実感した次第、

なんやろね、西九条の「大黒」なら座りも苦にならないけども、

こういう普通に洒落た感じの座りの店は、、、



やはり立ち呑みが好きやな~^^)、


『これ、ワタシは生きているうちに見れるのかな?』問題が山積み~今日のお店:焼き鳥の「秋吉」。

2019年03月22日 | 世の中

え、なに?焼鳥が食べたい、

エエですね、ワタシも肉なら鶏肉が一番好きなんです、



ではでは、ここにしましょか、

チェーン店ですけど、好きなんです、ここ、はい、





でね、またしょうもない話ですけど聞いてもらえますか?



先週ね、大阪でJRの新しい路線が開通しました、JR「おおさか東線」、

新大阪駅と鴫野駅(学研都市線)間が新たに開通、

これで新大阪と奈良が直通電車で結ばれるそうです、

凄いですね~、いつの間に作ってたんやろ?パッと出来たん?



んな訳ないですわな、計画が浮上してから50年以上経って開通したようです、

新路線を作るというのは凄いことなんですなあ、



これからも西梅田や北梅田新駅と十三を結ぶ路線の計画もありますしね、

でも、これはまあまだまだ、ワタシが生きいてるうちには無理かな、



そう、このところ『これ、ワタシは生きているうちに見れるのかな?』問題がたくさん浮上しています、



たとえば、「東京オリンピック」、

これはまあ大丈夫かと思いますが、明日何があるか分かりません、



大阪グランフロントの2期開業が2024年、この辺りから微妙やな、



2025年の「大阪万博」、どうなんやろ?

その先には「IR構想」、これは要らん、造らんでよろしい、



鉄道で云うと「リニア新幹線」東京-名古屋間の開業予定が2027年、微妙、

さらに延伸しての大阪までの開業は最速でも2037年、これはまあ無理な感じ、



そして、福島原発の廃炉完了は、、、3回の目標先送りで2030年が目標?

さらに伸びそうな感じ、

放射性物質の完全な処理も含めると、さらに数十年はかかる見込み、

これは無理、見届けられない、



ワタシが生きているうちに原発事故を終息できないのが現実、

見届けずに死んでしまうのか、、、無念の感情が湧き起こります、

次の世代にエライ借財を残してしまいました、、、

【今日のお店:焼鳥「秋吉」】

いまや全国にある焼き鳥の「秋吉」、



福井が本部の全国チェーン、福井の名物グルメですな、



いつも酒場選びでは『チェーン店はちょっと』と云っていますが、

「秋吉」は結構好きです、



焼鳥は5本セットで300円前後とリーズナブル、

@60円は立派でしょう、



特にお気に入りなのは「純けい」、



コリコリとした食感が好きです、



あと、なぜか「みの」もあります、



味噌味の「みの」も好き、



たまにここの味が食したくなります、



味の記憶ルーツは神戸三宮のビルの中にあった小さな「秋吉」、

カウンターとテーブル2つだったかな、10人も入れば満席の店、

気の良い若い大将とアルバイトさん?の二人が目の前で焼いてくれていました、



「純けい」という名前もここで初めて知りました、

タテに切った「きゅうり」に塩と味の素を振ったのもここで覚えました、



今のような外観・内観の店ではなく、ひなびた酒場の雰囲気、エエ店やったなあ、



残念ながら1995年の阪神淡路大震災でビルごと壊れてしまい、

それ以降、店舗再開も確認できませんでした、残念、

大将、元気にしたはるかな、、、




桃太郎って、元々は桃からは生まれないそうです!?何がホントなんだろう?~今日のお店:洒落ていて料理も美味しい立ち吞み、曽根崎の「じんべえ」。

2019年03月15日 | 世の中

ここも出来てもう4年くらいになりますか?

最近の立ち呑みの絶対価値=『料理も美味しい立ち呑み』です、

外観や店内の作りはちょっと洋風ですが、しっかり立ち呑みしています、

ほな、ちょっと、入ってみましょか、



でね、またしょうもない話ですけども聞いてもらえます、



桃太郎の話なんですけどね、

そう、桃から生まれた桃太郎の話です、はい、



この前、NHKのチコちゃんでもやっていましたね、

なぜ桃なのか?なぜ家来が犬、雉、猿なのか?理由がちゃんとありました、

ま、今日はそれとは違うネタなんですけどね、



桃太郎って桃から生まれますよね、それは当たり前やんか、って思いますよね、

でも、元の桃太郎の話って、桃太郎は桃から生まれないんですわ、

いや、ホンマに、びっくりでしょ、桃から生まれないんです、昔の桃太郎は、



室町時代くらいに物語の原型が出来たようです、

で、今のようなお話になったのは概ね明治以降のことです、



元のお話では、なんと“桃を食べて若返ったおばあさんから桃太郎が生まれる”という回春寓話だったようです、

きっと桃は栄養価の高い食物の象徴だったんですね、



犬・雉・猿も家来ではなく道連れ、それが明治以降家来になりました、

現代で一般的な桃太郎の装束、日の丸の鉢巻きに陣羽織、幟の戦支度も明治以降の創作です、

それまで、桃太郎は普通の着物を着ていたようです、



そう、当時の明治政府が富国強兵政策のプロパガンダ(政治的宣伝)として、昔話の桃太郎が利用されたのです、

強く、勇ましく、鬼(外敵)を倒す桃太郎英雄伝説、

日本には古来よりこういう物語がある、日本は古来よりこういう国である、

と、明治政府は国民の好戦意識高揚を図ったのです、



怖いですね~、昔話というカタチを借りたプロパガンダ、

国民はいとも簡単に騙されます、素直に明治版桃太郎物語を信じてしまいます、

その後、日本は日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、満州事変から第二次世界大戦へと突き進んでいきました、



現在、一部の保守系政治家から“日本は古来よりOOOな国だ”みたいな発言がよく出ますが、

そのほとんどが『明治政府によって作られた日本イメージ』の場合が多いです、

天皇陛下を神格化して作った神国のイメージ、これは日本古来よりのものではありません、

明治政府が作り上げた虚像イメージが多いです、



今は人間天皇陛下が国民を見守って下さっています、

ありがたいことです、平和な世の中です、



でも、なにが真実でなにがフェイクなのか?分かりにくい世の中でもあります、

現代の“桃太郎”がまた生まれないように気を付けなければなりません、

国民の目を眩ませるのが上手な人がいますからね、はい、、、

【今日の店~曽根崎の立ち呑み「じんべえ」】

洒落た外観と店内、



ワインもあるし料理も美味しいという事で、

女性客にも人気の店ですね、



料理はまず間違いなく高いレベルです、



刺身の盛り合わせもリーズナブルだと思います、



ホッピーがあるのも個人的にはとっても嬉しい、



日本酒も揃っていますが、残念ながらボトルは見せてくれません、

グラスに注がれて出てきます、



日本酒は瓶から注がれないとシズリません、これだけが残念、



でも、リーズナブルでエエ店です、

立地も良いし、ぜひ一度入ってみてくださいませ、




20年ほど前に“パラダイムシフト”という言葉が流行りました、今またパラダイムシフトが必要な世の中かな?~今日のお店:神戸新開地の老舗酒場「高田屋京店」。

2019年03月08日 | 世の中

新開地で呑む!?

そらまあ呑み切れないくらい店はありますわ、はい、



人数が4人、なるほど、そうなると、まずはここかな~、

奥の方にテーブル席もあるさかいにね、



お、さすがにこの時間は未だテーブル空いてますわ、

ではでは、入りましょか、





でね、またしょうもない話ですけど聞いてもらえますか?



最近ね、小売業の人手不足が深刻や!というニュースよく聞きますよね、

24時間営業のコンビニの揉め事とかもあります、



ま、あの件に関しては、ワタシは毎日夜11時過ぎには寝ていますので、

24時間でなくても結構です派、なんですけどね、はい、



でもね、曲がり角に来ているような気がしますよね、

このコンビニな社会、便利な社会、



20年ほど前ですかね、『パラダイムシフト』ちゅう言葉が流行りました、

そうそう、マーケティングの企画書とかでよく使われていましたよね、

こういう“新しい言葉”が好きですからね、みなさん、



当時のパラダイムシフトのきっかけは「IT化」と「グローバル化」かな、

とりあえずITの進歩によって世界が狭くなって、グローバルにものを考えないといけなくなった、



企業は世界レベルの絶対価値基準=“利益を上げ続ける”ことを最優先に考えなければならないようになりました、



未だにこの目標は日本の大企業に生き続けているようで、

“24時間営業を止めたら利益が下がる”という強迫観念で24時間営業は続けられているようです、



が、また今、パラダイムシフトが必要になっているような気もしますよね、

きっかけはなにかな?「少子高齢化社会」と「AIの進化」てところかな、

「働き方改革」なんていうのも大きなパラダイムシフトですね、



次の20年、どんな価値基準で企業は経営を続けていくのか?

パラダイムシフトが必要な時期のようです、



ま、ワタシが考えても仕方ないのですが、、、

って、あなた、さっきから呑んでばかりいてワタシの話、聞いてます!?

え!?パラダイス銀河がどうしたって?!

だめだこりゃ、



【今週のお店:新開地の老舗酒場「高田屋京店」】

新開地の老舗酒場「高田屋京店」、



名物ご夫婦が切り盛りをされて80年以上!(昭和初期創業)ま、文句なく老舗酒場です、

今も凛とした女将さんがカウンターに座って店内に目を配っておられます、



なんでもある一品料理、





ぐつぐつと煮込まれているおでんが名物かな、




味噌がかかっているのは神戸に残る田楽の名残、



大きな変形カウンターにはぐるっと30人くらい座れるかな?

テーブル席も少し、地下にも団体さん用の席がありますが、、、ワタシは降りたことがありません、

新開地は立ち呑みもエエ店が多いですが、座って呑むならここもエエですよ、



、 

ちなみに“高田屋”は灘の酒「金盃」の宣伝酒場の屋号、



現在ではここ新開地の「高田屋京店」、

神戸水道筋の「高田屋旭店一色屋」(ここは旭店からの暖簾分けと思われます)

それと阪神西灘駅近くの「高田屋巽店」の3軒しか確認できません、



「高田屋巽店」は電車からちらっと見たらビル工事をしていたようで、

どうなっているのか?気になっています、


昔、新幹線には食堂車がありました、、、って、知ってますよね!?~今日のお店:京都水尾の「つじの家」で柚子風呂、水炊き。

2019年03月01日 | 世の中

ちょっと遠いです、山の中です、

わざわざ行くしかないようなところにあります、

でも、風呂に入ってビールを飲んで水炊きをいただく、すき焼をいただく、

これがエエんですわ、

はい、ではまずは愛宕山登りから始めましょか、

でね、またしょうもない話ですけど、聞いてもらえますか、



昔ね、新幹線には食堂車があったんですわ、

はい、みなさんご存知ですよね、新幹線の食堂車、

え!?あなたは知らない!?そうですか~、ですよね、

平成生まれの方とかはひょっとすると“新幹線の食堂車”で食事をした経験、ないですよね、



なんか、懐かしいのです、新幹線の食堂車、

16両編成のうちの1両がまるまる食堂車だったんですよ、

はい、信じられな~い、ですか、



国鉄がJRになってからは、

JR東海がまず食堂車を縮小、今の車内販売方式に変えていったと思います、

JR西日本は逆に一時食堂車を豪華にする方向へ進みました、メニューも充実させてね、

でも結局、2000年にはすべての食堂車が新幹線からなくなってしまったらしいです、



ま、理由はいろいろあるんでしょう、

輸送効率UP(食堂車は効率悪い)とか、食堂車運営費の高騰とか、弁当食品類の進化とか、

効率を考えると食堂車は不要なものになったんでしょうね、

なんか寂しい、


ワタシは何度か食堂車で食事をした記憶があります、

仕事がしそがしい時は、新大阪駅で新幹線に飛び乗って、

指定席買ってないのでそのまま食堂車へ行き、打合せがてらビール飲んだりしていましたね、



一番思い出に残っているのは、25歳くらいの時のこと、

夕方岡山から新幹線に乗ってやはり指定席が無いので、一人で食堂車に入りビールを飲んで鰻重を食べていました、

テーブル席なので当然相席になるのですが、

向かいの席に座られた紳士、ワタシが食事を終えた頃に話しかけて来られました、



何を話したのか忘れましたが、

その方がある会社の社長さんだったことは憶えています、



訊かれたのでワタシの仕事のことを説明したのですが、

その社長にはワタシの仕事(この時はあるイベントのチケット販売促進で岡山の大学を回っていました)が理解できなかったようです、

でも、キミはしっかりとものを云うね、良いことだ、何かあったらここに連絡をよこしなさい、

と名刺をいただきました、堅い会社の社長の名刺でした、おお~、



結局、それ以降、その方と連絡を取ることはありませんでしたが、、、

なんか、このことだけは今でもよく憶えています、



旅は道連れ、食堂車にはそんな風景があったような気がします、

みなさんも旅の食事の思い出、いろいろあるでしょう、ね、



あ、今はね、席でお弁当食べるやないですか、

でもね、「551」の豚まんとか、「餃子の王将」の餃子、マックの「フライドポテト」、

これらは匂いが凄いので、食べる時は要注意ですよ、





今日のお店:京都水尾の「つじの家」



今日の都より西に三里、

愛宕山の麓に佇む小さな集落、

清和源氏の源流、清和天皇が気に入り終焉の地に選んだそうです、

古来より柚の産地だそうで、いつの頃からか柚風呂が有名に、



JR保津峡駅から徒歩1時間弱、

ワタシたちはJR亀岡駅から明智越えを3時間ちょっと歩いて到着、

あ、“明智越え”は本能寺の変の時に明智軍が越えた山道の一つです、



そんな“水尾の里”の「つじの家」の柚風呂で汗を流して、

地鶏の「水炊き」と「すき焼」をいただきました、




く~、風呂上りなのでビールも進みます、



地鶏も美味しかった、

水炊きが有名だけど、すき焼もイケました、




ぜひ、一度は味わいたい水尾の里の柚風呂と水炊き、すき焼、

おススメです、