【2020-2021年5月後半】
イタリアリーグA・第37節
リーグ得点記録まであと1とし、レコードを持つACミランとの対戦。これは何かの因縁か。ACミランは、目の前での記録塗り替えを阻止したい。
8分、ガンジャの強烈なシュートは、GKダニエル・アランスビアの正面で大きく弾かれる。
18分、歴史的な瞬間が訪れた。右にこぼれたボールをACミランDF3人より早く、モンテイロがセンタリングを上げ、これをエレがジャンピングボレーで右下に決め、これでジェノバCalは、リーグ74得点目を達成し、ACミランのレコードに並ぶ。
アディショナルタイムはCKからパサーリャのヘッドは、こぼれ球になり、キローガのループヘッドもDFがクリア。4本続けてのシュートはACミランDF陣が必死にクリアし、前半は1点止まり。シュート数も9-0と一方的に攻める。後半、ガンジャがGKと1対1で単独リーグ記録のチャンスはGKが体を張り、追加点ならず。
ジェノバCal 1-0 ACミラン
(得点) 18分 エレ(ジェノバCal)
結局、2点目は生まれず、単独記録は最終節へ持ち越しとなった。
イタリアリーグA・第38節
歴史的瞬間は、すぐにやってきた。
17分、エレの左からのセンタリングをバラハがヘッドで先制ゴールを決め、リーグ得点記録を75とし、ACミランの記録を塗り替えた。
パレルモ 0-2 ジェノバCal
(得点) 17分 ルベン・バラハ(ジェノバCal)
81分 ガンジャ(ジェノバCal)
(警告) 8分 ルベン・バラハ(ジェノバCal)
19分 パサーリャ(ジェノバCal)
88分、引退が決まっているオレゲル・プレサスがサルガドに替わって出場。早速、スローインからのプレイを始める。プレサスは、これがリーグ通算300試合目の記念すべき出場となり、選手生活を終えた。
ジェノバCalは31勝2敗5分け、得点76失点19で今シーズンを終えた。
ヨーロピアンリーグ決勝はAZがバイエルンを1-0で下して優勝。これで、同大会から3季連続でオランダのクラブから優勝を出したことになる。ヨーロピアンカップもインテル・ミラノが優勝し、イタリアのクラブが4季連続優勝となっている。うち3回がインテル・ミラノだ。