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羽花山人日記

徒然なるままに

カムカムエヴリバディ

2022-04-08 20:05:41 | 日記

カムカムエヴリバディ

NHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』が終わった。

100年間にわたる家族の物語を,毎朝欠かさずに見ていた。何度かまぶたの裏を熱くしたが,最も胸に迫ったのは,学生服姿の雉真稔が,新妻の安子とともに出征前に神社にお参りしたシーンである。回顧シーンで3回くらい放映されたが,そのたびに涙が止まらなかった。

写真はいずれもテレビの画面を撮影

稔は言う。「どこの国とも自由に行き来できる,どこの国の音楽でも自由に聴き,自由に演奏できる。僕らの子供には,そんな世界を生きて欲しい。陽の当たる道を歩いてほしい。」

夢を抱きながら,妻と,まだ見ぬ子供を残して戦地におもむく若者の心根に,胸をうたれたのは当然であるが,子供や孫たちにとって稔のいう世界があって欲しいという強い思いが,同時に胸をいっぱいにした。

新聞で,ある国際政治学者が,これから世界には再び2極分解した冷戦構造ができるかもしれないが,かつての冷戦構造との決定的な違いは,世界の人々が自由に行き来し,知り合ったことを経験していることだ,と述べていた。

自由に行き来し,つながりあうこと,それが世界の人々の願いのはずである。その願いが,世の中を変えてきた。ベルリンの壁の上で,ハンマーをふるう若者の姿を思い出す。施政者はそのことを常に心に刻まなければならない。

ドラマのテーマソング,“On the sunny-side of the street”,いい歌だ。

Grab your coat and get your hat  Leave your worry on the doorstep

Just direct your feet   To the sunny side of the street

Can't you hear a pitter-pat?   Life can be so sweet

On the sunny side of the street  

I used to walk in the shade   With those blues on parade   

But I'm not afraid   This Rover crossed over

If I never have a cent, I'll be rich as Rockefeller    Gold dust at my feet

On the sunny side of the street

(By Dorothy Fields)

 

STOP WAR!

 

コメント (3)
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