記念日
●台風来襲の日
統計上台風来襲の多い日。
1954年に「洞爺丸台風」で青函連絡船・洞爺丸が転覆、1958年に「狩野川台風」が伊
豆・関東地方に来襲、1959年に「伊勢湾台風」が東海地方に上陸したのはすべてこの日だ
った。
●ワープロ記念日
1978年のこの日、東芝が世界初の日本語ワープロ「JW-10」を発売した。
※八雲忌
小説家・随筆家・民俗学者・日本研究家の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の1904年の忌
日。
『日本雑録』 『骨董』 『怪談』などの作品がある。
※秀野忌
俳人・石橋秀野[いしばしひでの]の1947年の忌日。
「曼珠沙華消えてしまひし野面かな」
「西日照りいのち無残にありにけり」
「短夜の看取り給ふ縁[えにし]なり」
モミジアオイ(紅蜀葵、コウショッキ) scarlet rose mellow
【花言葉】「温和」「優しさ」
【概要】
モミジアオイ(紅葉葵、学名:Hibiscus coccineus)はアオイ科フヨウ属の宿根草。別名
コウショッキ(紅蜀葵)。和名のモミジアオイは、葉がモミジのような形であることから。
属名のHibiscusは、エジプトの「Hibis(女神)」とギリシア語の「isoko(似る)」が語源。
種小名coccineus(コクシネウス)は「緋紅色の」という意味で、花色から来ている。
【特徴】
北アメリカ東南部原産で、湿地に生育している。草丈は1~2mで、茎はほぼ直立する。触る
と白い粉が付き、木のように硬い。葉は線の細いモミジ(カエデ)のように深く掌状に大きく5
つに裂けており(正確には3裂~7裂くらい差がある)、和名の由来となっている。
花期は7~9月で、花径が15~20cmで、深紅色ないし桃色の大形5弁花を横向きに付け
る。花は短命で一日花である。雌蕊と雄蕊は途中まで合着して柱状となり長く突き出す。雌
蕊の柱頭は5つに分かれ、その下に雄蕊が群がっている。
花の後にできる実は果[さくか]である。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/6d/Hibiscus_coccineus4.
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
晩秋に枯れた茎葉をばっさり切る。
背が高くなるので植え付け時に支柱を立てておく。伸びるにしたがって茎を支柱に結んでい
くが、すぐに茎が太くなるので緩めに結んでおく。
■日当たり・置き場所
日当たりが良くやや湿り気のある土壌を好む。大型の草花なので庭植えが適しているが、
鉢植えで育てることもできる。
暑さに強く炎天下でもよく育ち、花を咲かせる。晩秋に地上部分は枯れて冬は根の状態で
過ごす。寒さにも強く凍らさなければ大丈夫である。寒さの厳しい地域では敷きわらなどで
軽い防寒を行う。
■水遣り・肥料
やや湿り気を好む植物である。鉢植えのものは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。
夏は乾きやすいので気をつける。
ぐんぐん生長して次々と花を咲かせるので、肥料は生育期間を通じて適宜与える。
■用土
水はけの良い適湿地が合っている。鉢植えの場合赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土が
適している。あれば乾燥牛糞を用土の1割程度混ぜ込んでもよい。
■植え替え・植え付け
植え付け適期は3月中旬~5月中旬。地植えの場合、予めよく耕して腐葉土などをしっかり
と混ぜ込んでおく。根がよく張り丈が伸びると倒れやすくなるので鉢植えは7号鉢(直径21
cm)以上の鉢を用いる。
年々株が大きくなるので、鉢植えの場合2年に1回植え替える。庭植えの場合4~5年に1
回、11月~翌3月の間に掘り上げて株分けをする。
■ふやし方
植え替えの時に株分けでふやすことができる。適期は3月下旬~5月中旬。
■かかりやすい病害虫
特に見られない。フヨウ類はハマキムシの被害によく合うが、本種は比較的合いにくい。
■その他
丈夫で比較的育てやすい植物であるが、大きくなり場所をとる。植える際は十分なスペース
を考える。
■まとめ
日当たりが良く、やや湿り気を好む
水はけがよく適湿地が合っている
暑さ、寒さにも強い
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます