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115 小正月 誕生花:オンシジウム

2013-01-15 00:01:49 | 雑記

 記念日

1.小正月

7日までの松の内を「大正月」と呼ぶのに対して、15日を「小正月」と言う。

松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で「女正月」という地方もある。

2.上元[じょうげん]

この日に小豆粥を食べるとその一年中の疫病が避けられると言われている。

7月15日を中元、10月15日を下元と言う。

3.警視庁創設記念

1874年のこの日、東京警視庁(現警視庁)が創設された。

4.いちごの日

全国いちご消費拡大協議会が制定。「いち(1)ご(5)」の語呂合わせ。

5.半襟[はんえり]の日

京都半衿風呂敷和装卸協同組合が制定。

襟を正す正月であり、この日がかつての「成人式」であったことから、和装に縁があるこの日

を記念日にした。

6.手洗いの日

P&Gが制定。手が5本指であることから、「い(1)い(1)て(5)」の語呂合わせ。

7.フードドライブの日

フードドライブ」とは、家にある缶詰・レトルト食品などの不要な食物を集めて、食物に困って

いる家庭に届ける活動のことで、この活動を各店舗で行っているフィットネス事業の会社・カー

ブルジャパンが制定。「い(1)い(1)ご(5)はん」の語呂合わせ。元は11月に行っていたが、

戴き物が多い歳暮や年始の後の方が良いということで1月に変更された。

8.ウィキペディアの日

2001年のこの日、インターネット百科事典サイト「ウィキペディア」が公開された。

9.アダルトの日

1947年のこの日、日本初のヌードショーが開演された。

東京・新宿の帝都座の5階劇場で額縁に裸体の女性が現われる「額縁ショー」が上演され、人

気を呼んだ。裸体画に見立てたもので、出演した女性はただじっとしているだけだった。

10.(旧)成人の日

祝日法の改正により、2000年から1月の第2月曜日に変更された。

 ハリエニシダ(針金雀児) Gorse

【花言葉】「屈従」

【概要】

ハリエニシダ(針金雀児、学名:Ulex europaeus)は、マメ科ハリエニシダ属の常緑低木

【分布】

西ヨーロッパ~イタリアが原産地となる。日本にも外来種として定着している。

【特徴】

高さ1~2.5mほどの常緑低木。枝には緑色の鋭い棘があり、葉は棘状になり、幼葉には3

小葉ある。花期は初春と秋で、棘の多い葉が密集した枝の先に、蝶形をした黄色い小さな

花を付ける。花の後に出来る実は豆果(莢の中に種子が入るもの)で、種子はアリによって

運ばれる。日当たりのよい空き地に生育する。

【外来種問題】

日本では鑑賞用に導入され、1886年に、東京の小石川植物園で栽培されていた記録が

ある。最初の野外での定着は、1950年の横浜市でのことであり、今でも本州(神奈川県・

和歌山県・島根県)や四国に拡大している。オーストラリアでは放牧用の垣根に利用する目

的で導入したものが野生化した。

外来生物法によって要注意外来生物に指定されている。また、繁殖力の強さと駆除の難し

さから世界の侵略的外来種ワースト100にも選定されている。

  オンシジウムOncidium

【花言葉】「清楚」「一緒に踊って」「美しい瞳」「遊び心」

【概要】

Oncidium(オンシジューム、オンシジウム)は、およそ400種が中南米の熱帯・亜熱帯に

広く分布するラン科オンシジウム属の蘭の仲間である。樹上に付く着生植物であるが、岩の

上に付くものや地上性のものもある。バルブ(偽球茎)は円形かっら円筒形、往々にして扁平

になるが、持たない例もある。葉はバルブの先端から2実程度つき、普通は革質だが、、剣

状や円筒形になる例もある。

花茎はバルブの基部から出て、長い花茎を上から斜め上に伸ばし、複数花、往々にして多

数の花を、総状、円錐状に付ける。花は唇弁が大きく広がり、これが花の大部分を占める。

萼と側花弁はほぼ同型で、唇弁より幅が狭くて小さい。

オンシジウムの名前は、ギリシア語のオンキディオン(onkidion:小さな瘤)に因み、花の一

部に小さな突起があることに由来する。

和名は「群雀蘭[ムレスズメラン]」、バタフライオーキッドの別名がある。

【系統】

草姿から大まかに「薄葉系」「剣葉系」「棒状葉系」「厚葉」の4タイプに分けられる。黄色を基

調とし、赤褐色の模様が入る花が多いが、黄色の単色、白やピンク、赤褐色などもある。

薄葉系

最もポピュラーなタイプ。株元の茎が肥大し、その先端に1~2枚の薄い葉を付ける。鉢花

や切花に利用する種も多く、用途も広い。花色は黄色のものが多く、沢山の花が群れるよう

に咲く。

剣葉系

葉は肉厚で先端が尖り、刀身のような形になる。茎は肥らず、肉厚の葉を左右交互に出し

て上に伸びて行く。花色はカラフルで小型のものが多い。多くの種はトリムニア属に分類さ

れている。

棒状葉系

茎はあまり肥大せず棒状の肉厚の葉を付ける。多くはトリコセントラム属に分類されている。

厚葉系

茎は肥大し、その先端に非常に分厚い葉を1枚直立させる。現在はサイコプシス属に分類

されているものが多い

******【薄葉系のオンシジウムの育て方】 ******

●支柱立て・その他の注意点

花茎が長く伸びるので、開花期は支柱を立てる。

春に新芽を出して生育をはじめ(生長期)、秋に株元が球根のように肥って(充実期)、冬は

生長が止まって花を咲かせる(休眠期)。この基本的なサイクルに応じて、水やりや肥料な

どの栽培管理をする。

【日当たり・置き場所】

生育期は出来るだけ風通しのよい場所で吊るして栽培するのがベストである。生育期のポ

イントは日差しと風通しである。強い直射日光を当てると葉焼けを起してしまうので、夏はと

りあえず、直射日光を避けた明るい日陰に置く。遮光ネットを使う場合の遮光率は50~6

0%が適当である。風通しをよくするのは出来るだけ暑さが留まらないようにするためであ

る。休眠期のポイントは冬越しの温度である。冬越し温度は5~10℃、秋に気温が下がっ

てきたら日当たりの良い室内に取り込む。ただし、冬~春が開花時期なので、乾燥した場所

や暖房の強い場所には置かないこと。蕾が開かず枯れてしまうことがある。

【水やり・肥料】

植え込み材料の表面が白っぽく乾いたら、たっぷりと水を与える。冬は生長しないのでさほ

ど水を必要としなので、乾いてから2,3日経ってから水やりをする。

肥料は春に新芽が出てくる頃固形肥料を株元に与える。夏は暑さで生育が弱ることがある

のでストップする。秋に涼しくなってきたら冬に供えて株が肥る時期なので、液体肥料を10

日に1回程度与え、晩秋まで続ける。冬は生長が止まっているので肥料は与えない。 

【用土】

基本は水ゴケを使う。

【植え替え・植え付け】

バルブが増えて鉢からはみ出すようになったら植え替えを行う。適期は生長を始める4~5

月である。傷んだ水ゴケや黒ずんだ根を丁寧に取り除いて新しい水ゴケを使って一回り大き

な鉢に植え替える。大きめの鉢だと加湿状態になるので注意がする。心持ち小さい鉢の方

が失敗は少ないが、バランスが悪く倒れやすいので、二重鉢にする。新芽の出る方向に充

分スペーを空けて植えつけるのがこつである。

【増やし方】

株が大きくなってバルブの数が増えたら、株分けでふやすことが出来る。ただし、細かく分け

すぎるとその後出る新芽の伸びが悪くて、翌年花が咲かないことがある(作落ち)。適期は4

~5月で通常植え替えを兼ねて行う。

【かかりやすい病害虫】

カイガラムシやアブラムシが付くことがあるので、見つけ次第早めに駆除する。