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久しぶりに日記をみる

2013年01月23日 | 教育ノート
 今日から、子どもたちの冬休み中の日記を見始めた。
 この休みの課題の一つにぜひ加えておいて、とお願いしていたものだ。
 http://homepage3.nifty.com/spring21/rujyutu11.pdf


 最初に手元に来たのは五年生28人分のノート。
 方法は担任に任せてあった。
 この学年は、毎日200字程度を目安に書いていく形で、もし思いつかない場合の例も細かく用意されていたので、全員書ききって提出された。

 久しぶりに子どもの日記に読むと、全員とまでは言わないが、その子その家庭なりの暮らしぶりが伝わってくる。
 正月を挟んだ冬休み。以前のような家庭内の習わしのあれこれについて記す子は少なくなったが、やはりある意味では動きのある時期なので、読んでいて楽しい。


 いくつかの気づきやナルホドを記しておこう。

◆今年も雪の多い休みだった。「雪寄せ」や「雪下ろし」を手伝った子が目立つ。五年生にもなると、多少の労働力としてあてにされていることがわかるし、作業の仕方に目をつけ始めている子もいる。

◆お年玉については記すのが当然だと思っていたが、そんなに多くない。印象としては書いている子は三分の一いないか。自分なりの予想としては、以前ほどの親類付き合いが減ったこと、お金をもらう喜びに慣れてしまった子も出てきたこと、そしてお年玉の習慣自体が減っているのかもしれない…そんなことが頭に浮かんだ。まあ、もっとも「お年玉をもらう明日が楽しみ」と書いて、次の日にはもう「来年のお年玉が楽しみ」と書いた子もいるにはいたが…。

◆今どきのショッピングセンターの「福袋」には、「不幸袋」という種類?があるそうな。お祝い気分を逆手にとった商売か。でも正直あまり感心はしないな。見つけた子も買わず、売れ残っていたという。

◆日記を続けていくと、子どもによって書き方や内容のパターンが決まってくるという当然のことを、何年かぶりに思い出した。小学校4年生あたりから顕著になる気がするが、興味・関心の対象を広げたり、深く突っ込んだりすることの差が見え始める。やはり周りがどう設定してやるかがポイントなんだよねえ。

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