すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

不要なものを身につけたなあ

2014年05月17日 | 雑記帳
 地元それも自宅から近い学校なので,今週は三日間徒歩で通勤してみた。ようやく花粉は飛ばなくなったし,前々からその時期が来たら…と決めていたことだ。1kmに満たない距離で住宅地があり橋を渡っていく,手頃なコースである。しかも,そんなに距離の変わらないいくつかの道筋がある。変化もつけられる。


 わずか12,3分で到着するが,ふだん歩かないものだから,いくら近所といっても経路にある様々な事物に興味を惹かれてしまう。それは家の佇まいであったり,植えられている植物であったり,ちょっとして風の流れであったりする。いかに車社会に毒されて暮らしてきたか,わずか三日とはいえ,考えさせられる。


 初日の帰路に通った橋は,実は春までの通勤時に毎日車で通ったところだ。出来てからおそらく十数年経つだろうが,一回も歩いて渡ったことがないことに気づいた。また,気になるのは人の視線,6時近い時刻は勤務帰りの車も多く,歩く人などいないものだから,ほぼ全員が見てくる。自分もそうだったのだろうか。


 以前4年間務めた時は,ほとんど歩かなかった。ふだんからどういうわけか荷物は多いし,雑多な物を車に詰め込んでいる。面倒くさがり屋の典型はどうしても車に頼る。持ち物も時間帯もダイエットしないと,徒歩通勤はできないなと思う。さらに雨対策。二日目は大きな傘をさして帰ったが,やはり濡れてしまう。


 本当に必要なモノ…これを考え,絞り込むだけでも価値がある。そもそも車自体が,出張業務がなければいらないわけだし,極力絞ってみることが生活改善につながるか…と言いつつ,結局通帳作成のため証明書が必要になり,徒歩でもどって帰宅し,結局車で学校へ向かうという,なんとも締まらない三日目でした。