【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

軽いヘッド/硬いシャフトのゴールは『引っかけ』

2020年05月20日 21時57分18秒 | スポーツ

 

OGPイメージ

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重〜いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ ...

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

 

 


軽いヘッド 硬いシャフト のゴルフクラブ と
重いヘッド 柔らかいシャフト のゴルフクラブで
打ち比べると 最大の違いは
 ボールに届くか届かないか に感じます。
スナップショット 8 (2015-10-15 19-55)

まあ ここがゴルフというか、ゴルフクラブの面白い
ところではあるのですが、
一見すると 重いヘッド/柔らかいシャフトのクラブの方が
シャフトが『垂れる』ような気がして
それによて 地面にあるボールに届きやすい
と認識しますが、
動くシャフトは しなっている時間が長い…です。
しなっている ということはクラブが短くなっている
ということですから、じつはそれには当たりません。

どうクラブを使うか によっても違いはありますが
本来の 
クラブの働きは
 すべてグリップに働きかけるもの
 です。

重いヘッド/柔らかいシャフトのクラブの方が
グリップの位置を押し下げ
進行方向にグリップを押す働きが強くなりますから
そういった訳で ボールに届きやすくなるわけです。

いっぽう 軽いヘッド/硬いシャフトのクラブは
その作用が少ない…ほとんどないですから
自分自身がボールに「届かせない」と行けません。
ですので 自然に右サイドが下がってくる 低くなる
スイングを覚えることになってしまいます。

そのままのスイングで 重いヘッド/柔らかいシャフトの
クラブを使うと 右サイドは下がっている
グリップは下げられる の W効果になりますから
始めはダフりの連続かも知れませんが
右サイドを下げる体の姿勢は
本来 人間にとって不自然な苦しい姿勢ですから
自然に消えていきます。
スナップショット 5 (2013-11-13 6-42)

逆に 重いヘッド/柔らかいシャフトのクラブを
使い慣れている人にとっては、その逆のクラブは
始めはトップ・チョロ連発なのですが
段々と届かせるような体の姿勢になって行きます。
行きますが、一度右サイドの高いスイングを覚えているので
その不自然な姿勢に「身の危険」を感じるのです。


軽いヘッド/硬いシャフトを使ってボールを打つ人にとっては
右サイドが下がり切るまでに ふたが閉じてしまうまでに
インパクトをすり抜けてしまわなければなりませんから
必然的に ダウンはクイックな早い速い動作にせざるをえません。
若い人には可能…かもしれませんが
おじさんには苦しいスイングになりそうですね。
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右サイドが下がる=左サイドがあがる
左サイドがあがる=体が開いている
ですので、その手のクラブを使う限り
基本 スライス系等のボールがベースになります。
ダフル に加え、体が開く というのも
同時進行で付いてきますから
急いで 急いで ヘッドをターンさせ
ひっかけを打たなければならないのです。
自分の「使える球筋」が 本来であればミスショットの
ひっかけ
 なのですから 何とも悲しい顛末です。

それに伴って
其の姿勢 右サイドが下がる姿勢が定着しますから
クラブヘッドに奥行きのある フェアウェイウッドが
苦手になります。
同時に 急いで打つ習慣が身につくので
アプローチショットも苦手になりがちです。

どんなクラブを使うか によって
そのクラブを使ってボールを打たなければいけない訳
ですから、身につくものはかなり違いが生まれる
ということでもあります。

クラブを製造販売する立場の私が言うのもなんですが。。。
軽いヘッド/硬いシャフトのクラブは
中古市場やネットオークションなどの大半を占めています。
要するに 使えないクラブの墓場 です。
よって 廉価な価格で取引されるわけですが
それがもたらすスイング、身につく体の姿勢
そして それによって痛める体
ゴルフを断念してしまうこと も付いてまわりますから
実は 高くつく ことになるのです。
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アイアン~ユーティリティ~フェアウェイウッド

2020年05月20日 17時51分31秒 | スポーツ


ここに 角度として同じ、
例えば ロフト25度の
 アイアン / ユーティリティ / フェアウェイウッド(以下ウッド)
が有ったとしましょう。

☑その3種を 同じヘッド重量 ⇒ 同じ長さ に設定します。
 アイアン / ユーティリティ / ウッド
の順に 重心深度は深くなっていきます。
✋重心深度
 重量の中心点(重心)がどの位
 打点であるフェースよりも奥まっているか


平均として その重心深度 は
 アイアン / ユーティリティ /ウッド の順に
 5mm / 13mm / 28mm
だいたい 倍~倍
まあ ヘッドの形状通り と言って良いでしょう。

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重心が深くなると どのような効能があるか と言うと
インパクト時 ロフトが付き易く
かつ、入射が緩くなります。

 やさしくボールがあげられる ようになる 

✋重心深度が深いと ミスにも寛容 というのは
ロフトによるもので 直接的なモノではありません。

主なクラブの開発、設計、実験、データ取り などの多くは
マシンで行われるのですが、人間は反応し、影響を受けてしまう生き物
ですので、マシンよりも その違いに大きく反応します。
マシンですと その重心深度の差はデータ通りの弾道~結果になるのですが
人間ですと 重心の深いモノほど
より多いロフト(ロフトを増やし)
より緩い入射角度 にしてしまいます。
 打てば 打つほど・・・ですね。


ですので よく巷では
「フェアウッドは掃くように、アイアンは上から」みたいに言われますが、
同じように打とうとしても 形状の、重心深度の効能から
放っておいても そうなってしまいます。
例え それが 3種共に 同じ長さ であったとしても、です。
人間は反応します。


この同じ長さの アイアン / ユーティリティ / ウッド を
同じ人が打つと
 順に 打ち出しが低め ⇒ 高め
     スピン多め ⇒ スピン少な目

になっていくので、ウッドの方が飛びやすい・・・のですが、
前述のように 人間は反応する生き物なので
同じ長さであっても ウッドの方が より大きなロフト、より緩い入射
で打ってしまうので、あるロフトを境に 上がるばかりで 飛ばない
というコトも大いに起こり得ます。

また これはヘッドスピードやクラブの扱い(スイング)による差もありますが、
  (😿ヘッドを振る人ほど 重心深度の効能はキツク働きます!!)
多いロフト しかし 緩すぎる入射 の為
 スピン不足で失速してしまう可能性も生まれます。


✊実際には そこに「長さ」の違いも入ってくるのです。
シャフトの、クラブの長さは ヘッドの重心位置の反応を増幅する作用を
持っていますので
シャフトが長くなるほど、この場合は ユーティリティ / ウッド
になるほど 更に ロフトは増えやすく、入射は緩くなります。

また 形状上、仕方ない というか
重心の深いモノほど ヘッドに奥行きがあり
アイアンで言うと ソール幅が広くなりますから
ロフトが増えやすい、入射が緩くなり易い
 ⇒ユーティリティ ⇒ウッド 程 ソールが地面に干渉し易くなります。


✋ですので
「アイアンは上から、ウッドは掃くように!」などと
更にその効能を強めるような使い方 をすると
その効能の要因 ヘッドの奥行き、ソール幅の広さ によって
ダフリ、トップ、チョロ のミスを誘発してしまいますので、逆に
「アイアンは掃って打つ、ウッドは上から」位の気持ちの方が良いのかも…
 🐰同じように使うことが一番ですが・・・。
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✋また これも微妙ではありますが、
弊社では どのクラブも同じようなボール位置で打つコトを推奨していますが、
多くの方は アイアン ⇒ ユーティリティ ⇒ ウッド になるほど
ボールを左(飛球線方向)に移すケライがあるようですが、
逆、とは言いませんが、重心深度の効能を考えると
ミスを回避するコト 優先するなら
・・・・・・・・気持ち ウッドの方が中寄り~右寄り(ボール半分位?)
とまでは言いませんが、ウッドの方を左寄りにすることが良いコト とは思えません。

決して アイアンはこう、ウッドはこう、と分けて考えず
同じボール位置で 同じように扱う のが
  一番の対処方法だとは思います。

 

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重心距離をゼロに❔

2020年05月19日 14時25分42秒 | スポーツ

 

OGPイメージ

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重〜いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ ...

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

 

 

 

ゴルフクラブ、打撃部分であるゴルフクラブ『ヘッド』には
ボールを遠くに、出来るだけ思った通りの方向、弾道に
繰り返し打ち易くする為、重心位置と言うのが存在します。

重心位置と言うのはどんなものか というと
それは クラブヘッドに点として存在しているのですが、

(目で見えたり、印が付いている訳ではありません)
ヘッドの重さの中心点のコトを指し、
野球のバットやテニスのラケットのように
握った棒の 延長線上に打点が存在せず、
L型にズレたところの存在するのが その特徴です。

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ちょっと困った点ではありますが、
最近のゴルフクラブの傾向として、
長いドライバーなどのウッド系は そのズレが40mm
短いアイアン系のモノが 35mm と
少しですが 差が有ります。 
(逆ならより使い易いですけどね)
それを一般的には 重心位置の中でも重心距離 と呼んでいます。


感覚的には 棒そのものではなく、棒から 3cmから4cm
離れたところで打つ そう言う感じです。

(柔らかいシャフトであれば その必要ないんですけどね)

 では、その逆に その重心距離が無かったら、
棒の延長線上に打点が有ったら、どうなるのでしょう。


実はこれ、過去に試したことがあって
ゴルフクラブテスト個人史上、最高、最低の
ものすごく怖い体験をしています…
二度としません…。



重心距離がゼロ にゴルフクラブは
過去に数度、通販などで販売されているのですが…
その都度、かなり短期間に消滅しています。

 と。。。いうコトでよほどネットを探さないと現存していない と言う代物。

その重心距離がゼロのクラブ、必ずドライバーなのですが、
 ドライバーだけ‼ ってトコロにもヒントがあったりします。

まず よほど構造、形状を考え、違うモノ にしない限り、
重心距離がゼロのクラブには ライ角度 と言うモノが設定出来ません。
ロフトの立ったクラブであれば まだ良いですが、
ロフトの大きな、寝たクラブとライ角度を併用すると
二度打ちや自分に向かってボールが飛び出てくる可能性があり
上手く打てる、打てない、飛ぶ、飛ばないの前に
安全性の問題が出てきます。
 ですので 全番手にそう言う構造を採用し難いのです。
飛ばす、上げる、距離差を生む、方向 を同時に達成するには
 重心距離-構造は必須というコトなのです。

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また、多くの人がヘッドは回転させて打つ と言う認識を持っています。
重心距離が存在しないと、スイング中
ヘッドがどこを向いていても、どのような状態でも
感覚、感触として どうなっているのか把握するのが難しく
ヘッドを回転させるにしても、ヘッドの回転のタイミング、度合い、速度
これを一定させる目安が掴めません。
●上手くボールに当たる姿勢と
✖クラブのどこかの角がボールに向かっている、
✖フェースが自分の方を向いている、

それらの状況も 感触的な差異がないのです。
同時に、上記の安全上の問題が絡んでくるので
 直ぐに回収されてしまったモノ もありました。

 

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クラブヘッドに重心距離があるコトで
どう構え、どう振り上げ、どう振り下ろすか 把握するコトが出来る、
本当ならば、そこに 運動(移動)速度を上げた時のみ、
その重心距離が解消できる ⇒エネルギー伝達効率が良い ですから
柔らかいシャフトがベターなんですけどね。

 

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え?! ウエッヂに『スチール』なの?

2020年05月18日 17時11分52秒 | スポーツ

 


クラブ診断をすると、
ものすごく よく有る例で… あまり口にはしませんが
『悩んでいるなら…辞めた方が良いのに…。』
と言うモノの 代表例があります。


それは…
ウエッヂのみを『スチールシャフト』にするコト です。


IMG_3232

気持ちは分からない訳ではありません。
●シャフトが重い方が 安定するんじゃないか…
●飛ばさないクラブだから…

おそらく そのケースの殆どがこの二点なんだと思います。

答えから言えば 

シャフトが重く なったコト で
スイングが、アプローチが、安定する なんてコトは
よほど 一方の軽い方のシャフトが 30gや、40g以下
のようなケースとの比較でない限り、
スイングに影響を与える差 ではないです。

ないですが、 気持ちの点も含め、重い方が安定する効果は
無いとは言い切れません。 その点はわかります。

ウエッヂ…アプローチショットが『飛ばさないクラブ』なのは嘘ではない…ですが、
アイアンの カーボン~グラファイト と スチールシャフト の
距離の差は そのシャフトバランス構造 から起こる ヘッド重量の差
が始まりです。
☑強度が必要で、シャフト先端が重くなってしまい
  重いヘッド装着が難しいスチールシャフト
☑設計の自由度が高く、シャフト先端を重くせず、
  強化出来るグラファイト(カーボン)

かつては良心的なメーカーさんでは
 長さ分も含めると 大きなもので20gのヘッド重量差、
シャフトの先端径や形状にも違いがあったので
アイアンヘッドには スチールシャフト用、グラファイトシャフト用
の二種類がありました。
Desktop 2020.05.16 - 18.27.00.02_Moment

今は ゴルフクラブが売れず、
特にアイアンセットは売れませんので
シャフトのバランスも スチールであっても、グラファイトであっても
殆ど似たようなモノ シャフトの先端径や形状も同じにして
コスト半減の為、統一規格に近いモノ になっています。

ですので シャフトの重さ、シャフトの材質に関係なく
ヘッドの重量は同じ。
グラファイト(カーボン)だから 飛ぶ なんてコトは一切ありません。
都市伝説、ソノモノです。


アイアンシャフトのウエッヂだけを『スチール』にする、
その最大の問題点は シャフトの硬さ にあります。

グラファイト(カーボン)シャフトの方が
 "素材"として 柔らかい訳 ではありませんが、
使う人のニーズ、購入される対象の年齢なども鑑み、
やや硬めのスペック SRクラスで #5アイアンで260~265cpm位
ですので バラつきがなく、流れていると仮定し
その流れのPWは285~290cpmです。

#5-260
#6-265
#7-270
#8-275
#9-280
PW‐285cpm グラファイト(カーボン)
SW-340cpm 👈スチール


ところがここに スチールシャフト、
機種によって異なりますが、代表的なダイナミックゴールド
まあ そう言う構成を選ぶ方は
ウエッヂのシャフトにR-シャフトは採用しないから
ダイナミックゴールドのS-シャフトを採用すると
シャフトの硬さは 一気に 330~340cpmを越えたりします。

飛ばさないクラブ、振らないクラブである ウエッヂが
いきなり 40cpm も 50cpm も硬くなるのです。
速く振って解決し難いウエッヂが硬くなる のです。


一般的に ヘッドスピードとシャフトの硬さ は関係している
と思われている訳ですが、飛ばさない~振らないクラブ の方が
シャフトが硬いのです。  コレ、まずいでしょー。

逆に、安定しにくくなるんじゃないですか❓



で………なんですけど、(ここからが本題ですが…)
コースではですね、 その振動数340cpmを超えるウエッヂ
それを使った後は パッティングを挟んで ドライバーなのです。
ドライバーを打つ前に一回 一番硬いシャフトで練習している
とも言える状態になる訳です。

先日も書きましたが、クラブの中では売値に関係なく
ドライバーはまだ商売になる状態ですから、
売るために どんどん柔らかくしています。
46インチで SR表記、振動数220cpm、220台なんてモノも
ちらほら見かけます。
●120cpm硬い 340cpmのウエッヂを使った後で
 120cpm柔らかい 220cpmのドライバー
打ったら
成功し難いですよね。
幾らなんでも 差が大き過ぎます。
ですので、お悩みのドライバーの問題点 は
そこだったりするんですけど、
まあ そう説明しても、聞いてくれない って言うか
自分の欲しい回答ではないので 咀嚼してくれないですね。

アイアン、特にウエッヂに合わせると
ドライバーのシャフトは 280cpmを超えるモノ
220cpmを基準にすると 5フレックス xxxトリプルエックス
みたいなものになっちゃいます…
それ、幾ら何でも解決法とは呼べない、最悪の対処法になっちゃいます。
ま、でも ウチではなく(お薦めしませんので)
 他店さんでリシャフトするんでしょうね。

ま そうやって クラブセッティング と スイングはごちゃごちゃになっていく訳です。
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クラブ診断…よくある話し

2020年05月17日 17時02分44秒 | スポーツ

クラブ診断…よくある話し


クラブ診断をさせて頂くと
以下の場面にたびたび遭遇します。

体調不良や諸所の事情などから数年、ゴルフを中断していた…
⇒久しぶりに復帰するのにゴルフクラブを新調
⇒加齢や体力不足を考慮し
 軽くて「振り易い」だろう・・・
 カーボン(グラファイト)シャフト 👉アイアンセット を選択
👉楽にしたはず・・・なのに上手く行かない…。


多くのクラブ診断に来店される方が
復帰して、「クラブを購入」に訪れるケースが後を絶ちません。

 
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普通のゴルファー(アマチュア)は
当然、ゴルフクラブのコトに詳しくありません。
自分の使っているシャフトの硬さや
ドライバーのロフト角度を知らない、もしくは覚えていない、
ケースも決して少なくありません。

シャフトの硬さがメーカーや機種、年代によっても
大きく異なっている、統一性がない のは「ほぼ全く」知られていませんが、
とりあえず、ゴルフバッグに入っている使用クラブ
10~13本のクラブの R…とか、SR…とか、形式上の硬さの名称 が
揃っているだけでも かなりの『ゴルフクラブ通』と言える程です。


『実はそのシャフトの硬さ表記は
そのシャフトの、そのクラブの R…、SR…、S…で
全てのゴルフクラブの共通のモノ ではありませんよー。』

と言っても 意味が分からない というか、通じないケースが
大半を占めるのです。

服のサイズ と同じで
そのメーカーや機種のテイスト、年代や対象によって
おなじ Ⅿサイズと言っても 異なる のと同じ です。
と説明し、やっと日本語として認識して貰える程度です。


…昔のアシュワースのサイズ感覚で今の服のサイズを買うと
交換必須と言ったところです。





多くの方、おそらく全世界共通なんだと思いますが、
 グラファイト/カーボンシャフト > スチールシャフト
 楽ちん、もしくは飛ぶ と思い込んでいます。

まあ これは  アインやウッドに関わらず、
メタル(ステンレス)ヘッド/フェースより チタンヘッド/フェースの方が 飛ぶ
のと同じ感覚なんだと思います。

雑誌やカタログは はっきりとはそう言っていないんですが、
微妙に そのニュアンスを含んだ 扱いをしているコトが多いので
いつの間にか そう思い込んでいる のでしょう。


その答えから言えば
シャフトの素材がカーボンだから飛ぶ、もしくは楽
ヘッドやフェースの素材がチタンだから飛ぶ は ✖
 です。
飛距離、そして楽かどうか について
 単純な素材の差は皆無 と言って間違いないでしょう。


なので
久しぶり、数年ぶりにゴルフを再開した、
たぶん、体力は落ちている、距離は落ちている…だろうから
楽に振れるモノ というコトで
 カーボンシャフトにした…… んだと思うのですが、
それは かなりの確率で裏切られるコト が多いでしょうね。

昔のように カーボンシャフトの特性を活かした、ヘッド重量に
なっておらず、ヘッドの重量はスチールと共有です。

例え 同じようなシャフト重量であっても
カーボンは実際、スチールよりも剛性が高く、強度が高いケースが
多いですから、シャフトが硬いケースが少なくありません。

職業的な目で言えば、楽か、どうかは
シャフトの硬さだ! と断言できる程の要素ですから
素材がグラファイトだろうが、見た目がチタンだろうが
シャフトが硬くなったら 望みとは真逆な
 ハードな路線、オーバースペックな路線
になります。


 
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振動数がすべて とは言いませんが、
楽をしたい、体を痛めたくない 場合、
今までのモノ
、(がどの位硬いかにもよりますが)
 よりも20cpm以上、柔らかい 👉振動数 ●cpmの数値の小さい
そして 出来るだけセット内に
 一定の硬さの流れがあるか どうか が
使ってみて、楽で、結果も出易い 一つの指標です。

あと 多くの方が
ドライバーばかりに目が行きますが、

 理解は出来ますが…
ドライバーを生かすも、殺すも、
✋バッグ全体、他のクラブ達と
     ドライバーとの『互換性』
✋少なくとも 共通する『硬さ/柔らかさ』
✋ドライバーを上手く打たせる 硬さの流れ

にかかっている と言って間違いありません。
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フジクラ スピーダーのお話し

2020年05月16日 18時00分24秒 | スポーツ

https://www.hummingbirdsporte.com/

 


ちょっと気になることがあるので
書き記しておきます。

 
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現在 ゴルフ販売の総数は極端に下がってきている中でも
そこそこ人気のリシャフト系
 の フジクラ スピーダーシリーズ の話です。

シャフトだけに限りませんが
多くのゴルフパーツは
 一番初めの開発は
 力のない人でも
 言葉は悪いですが 素人でも簡単に
 遠くに飛ばせる
 ことを念頭に始まります。

ビジネスライクな言い方で申し訳ないですが
ハードヒッター系の人は
放っておいても ゴルフ用品を買い替えてくれる、
買い替えずに居られませんし、
 ゴルフ中毒に近い存在です。
ですが その割合はゴルフ全体の数%
おそらく 3%程度だと思います。

数も少なく 放っておいても買い替えてくれるゴルファーのために
クラブを開発しても ビジネスにはなりません。

やはり ほとんどを占める 飛距離不足のゴルファーのために
新しいモノが企画・開発されます。
ゼクシオ、エスヤード なんかは典型的ですね。

テイラーメードが今の地位を築く元になった
ドライバーシリーズは R300 R320 R360  というモデルです。
チカラもなく 安定性も乏しい方向けの やさしいモデルです。
このシリーズは ヘッド重量も 205g前後あり、
重心距離も長く、モーメントも高いですから
慣れれば 必ず安定して 飛ぶようになります。

ところが ゴルフクラブの開発は
そのモデルが継続されると
なぜか そのハードヒッターというか
ゴルフ中毒に気に入られるような、そちら系にすり寄る傾向
になります。
これにあまり例外はないですね。
ヘッドであれば 軽いヘッド~小振り化~重心距離を短く
 ロフトも絞り、スピン抑制効果を強くしていきます。
シャフトであれば 例外なくハード化していきます。


フジクラのスピーダーも
初期のころは やはり 飛ばない、力のない人が開発の対象で
フジクラ自体もそれに気づいていて
シャフトを公に うさぎちゃん と ゴジラちゃん に分けていました。 
ハードなシャフトの うさぎちゃん別バージョンも用意するほどです。
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スピーダーは その前のモデル
フライラン シリーズの ライトペンタゴン というシャフトが始まりです。
復元性が高い、復元速度が速い ということで
カタログでも やや長め やや重めのスイングウエイト
 ワンスペック柔らかいものを薦めていました。

そのプローモーションはとても効果があり、
ゴルフブームも微妙にありましたが、
フジクラのシャフト というよりも
リシャフト という分野を開発した と言えます。

ところが スピーダーもご多分に漏れず
ハードタイプに移行していきます。
モデルでは ゴジラタイプばかり です。
丁度 スピーダーの661が境目ですね。


スピーダー661(speeder 661) はハニカム繊維にケブラー素材を
使っていることもあり 復元スピードが異様に速く、
人間の感覚では、しなっていることを把握できないほどです。
異様にハードなスペックです。
15年以上前 若かったフィル・ミケルソンも使用しましたが
Xフレックスでは使いきれず、Sでもギブしたほどで
復元スピードが緩やかな スピーダー757に落ち着きました。
 通常の市販スペック X の硬さを使っている人でも R でギリギリな程です。
シャフトの運動を促すためにも
重めのヘッド、重心距離の長いモノの方が
安定して飛ばせるようになります。 フジクラもそう薦めていました。

 しかし いかんせんあまりにもハードです。


ちなみにですが スピーダーの番号の末尾は
開発年を表しますので 2001年ということです。
17年も前のシャフト ということですね。


スピーダーシリーズ が登場して 5年位で
従来 飛距離をあきらめていた層が リシャフトで
飛距離を得る というのが一つの分野になったほどのブームも
話題だけ先行して 661路線登場から下降気味になり
結局 その路線への転向がスピーダーを消滅させます。

 
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そして 今なぜか復活・・・したのですが(その理由もわかりますが…)
当時は ゴルフの大好きな リシャフトまでしてしまうような
コアなゴルフファンが スピーダーを選んだわけですが、
現在では ネットやスマホの影響で
本来 この手のハードなシャフトを選ぶべきでないゴルファー層が
この手の 超ハードスペックを使うようになってしまいました。
フェイスブックやツイッターなどのゴルファーを見ていても
「ええええええ! なぜ そのシャフト? なぜ そのスペック?」
と言うのばかりで 驚きを隠せません。

 

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ウエッヂのバンス

2020年05月15日 14時25分15秒 | ゴルフ


【ウエッヂのバンス角度は何のため?】 と言う質問を頂きました。

バンス角度は ウエッヂだけでなく
全てのクラブに備わっています。
そして そのバンス角度は それぞれのクラブによって
アイアンであれば番手によって異なっています。
アイアンの機種、であれば バンス角度の違い
 番手による推移、変化も その機種の特色の一つ です。
そこが一つのヒント、回答でもあります。

 
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アイアンであれば 5番アイアンにもバンス角度は存在します。

そして それはウエッヂや9番アイアンよりも 数値は少な目
バンス角度は少なめです。 3~5度位でしょうか
そして ロフトが多くなるほど、ではなく
 クラブが短くなるほど バンス角度は増えていきます。
5番~5度  ウエッヂ~14度 と言った具合です。

クラブが短くなるほど スイングの弧 は小さくなり
それによって ヘッドの入射角度はキツク成ります。
それゆえ バンス角度の数値は大きくなるのです。


ウエッヂ単体で言うと
①バンス角度の大きなものほど ボールは飛びます。
アバウト ではありますが、
 ロフト角度 - バンス角度 がそのウエッヂの実質ロフト
と考えても良いのですが、全体のクラブに比べ
ウエッヂが飛ばない人程 そのバンス角度が上手く使えず
数値の大きなバンスは邪魔になってしまうケースが多いでしょう。

 
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②ウエッヂショットの距離感を安定させるにも
バンス角度はとても有効です

✋インパクト前後にロフトが寝やすい大きなロフトのウエッヂは
バンスがあり、それが地面と干渉するが故に
 ロフトが寝るコトをバンスが制限します。

これはウエッヂに限らず すべての番手に共通ですが
飛距離、打ち距離が一定になり易い というのが
バンス角、バンスの一番の役割 と言えると思います。


そう言った意味合いで そのバンス、バンス角度、ソールの特色
それらを有効に活用するには からだの回転通り、
からだの回転でクラブを動かして来るのが大切です。

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これを手で丸く振ってしまうと
そのクラブの長さによって作られるはずの弧、その大きさ、その角度が
意味をなさなくなってしまいます。
手で振れば振る程 本来 からだの回転で入れてくるより
緩い角度で入射するようになります。
緩い角度で入射する というコトは イコール
大きなロフト ~ロフトを寝かして入れてくるコトになるので
実質バンス角度は増え、打つ前に地面に干渉しやすくなります。
これが トップやダフリ の正体です。

打ち出し角度が増え、スピンも増える
よほど強く打たない限り、これでは スピンは効きません。
また 必要以上に緩くヘッドを入れてくると
ヘッドスピードが上がっても 高く、スピンが増えるばかり ですので
それ相応の距離になり難くなります。
飛ばない人の典型 とも言えます。

 
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クラブを設計する際、
ウエッヂはバンス角度、ソールを大きくし過ぎると
重心が低く、深くなり易いので 苦労のタネ でもあります。
ロフトの大きなクラブは 上げることに苦労はないですから
重心が低く、深くなり過ぎる必要は全くありません。
逆に 低く 深くなると ボールが飛びにくくなるので
そこのデザイン、重量配分が腕の見せ所でもあります。

重心が低く、深くなるように使うと ロフトの大きなモノは飛ばない
というコトでもありますね。



ああああ バンカー の話 を期待されていたかもしれませんが、
バンカーでの バンスの役割は おまけ 程度のモノです。
バンカーが苦手な人は バンスが有ったから、
バンス角度が大きかったから と言って それは役に立ちません。
まあ 悶絶クラブであれば 考えることはありませんが、
シャフトの硬さは兎も角、ヘッド重量を増やせば
必要十分なヘッド重量さえあれば バンカーの悩みの殆どは解消すると思います。

 

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ミート率…それをそう、称して良いのか、悪いのか…。

2020年05月14日 18時51分54秒 | スポーツ

ゴルフ用品業界では一般的に
分子をヘッドスピード、分母をボールのスピードに
例えば ボールスピード 60ms ヘッドスピード 40ms
1.5 のような数値を使って表しています。




そして この(上で言うと1.5と言う)数値は
ゴルフクラブのロフト角度が増えるとともに、低い数値になり
ウエッヂあたりに来ると ボールスピードの方が遅い
数値として 0.9など、1.0を下回るようになってきます。、
✋故に 二度打ちしたりする…んですね。
 どう打っても ドライバーでは二度打ちが不可能です。 

ですので ゴルフクラブを販売する場合、
よりロフトの立ったモノを打って頂ければ
数値としては 1.5を超えるよう…になっていきます。
それを ミート率 と呼んでよいのか 微妙ではあります。

同じクラブを使って計測する場合、
より オリジナルのロフト 10度なら10度と
ロフトを寝かさず インパクト出来れば
数値は増えていきます。

簡易計測器…などもあるので
この数値を気にされる方がいるの…ですが、
全面的に悪い とは言えませんが、
良い点と悪い点があります。

確かに 数値を上げるため、
今、手にしているクラブのロフトを寝かさずに打つコトは
 同じ力で遠くへ飛ばすのに有効な手段の一つ ですが、
ミート率と呼ばれる この数値を上げようとすると
煽り気味、しゃくり気味 のインパクトにして行けば
極端な言い方をすると アッパースイングにして行けば
行くほど 数値は上がり易くなる点は落とし穴になります。


通常、酒飲み話などでされる「ミートする」は
 フェースの良いトコロ(例えば 真ん中)に当たる概念が浸透している中、
この 計測の便宜上の言葉 ミート率 は
ロフト角度~インパクトロフト角度 を基にして いるコトは
重要なポイントだとは思います。
自分にとっての 望ましい姿勢と望ましい進入角度
これが ミートするコトで、
そして、それが安定し易いコト と言うのを心がける
数値の最高点狙いではなく、
数値の向上とともに、安定化 に利用出来るのであれば
有効な手段の一つと言えます。

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ドラバーヘッド『重心高さ』

2020年05月13日 19時20分39秒 | スポーツ

ウッド形状は箱型をしていますが、
地面からボールを打つ場合
その特性・重心位置による性格は
アイアンと準じています。

ところが ショットの中で特殊と言えば特殊な
ティーアップして、空中のボールを打つ場合がほとんどの
ドライバーヘッドの場合
その重心位置による特性は独特です。
31954726

大きさに制限の設けられてしまった現在
重心位置の中でも特に「重心の高さ」
性格をはっきり表すモノとして
選ぶ際の判断基準にすると良いかもしれません。

ドライバーはある程度決まった形状の法則があるため
重心高さが決まるとだいたいのことは決まってきます。

重心位置は ヘッドの厚みにもよりますが
現在のヘッド体積(容積) 450㏄強では
50~60mm程度でしょう。

厚み50㎜と仮定して
重心の高さが 下から30mm
       上から20mm
これで重心率    60% です。

この60%を基準として
これよりもやや低い 56~60% が
標準的なドライバーヘッドです。
ここに約7割のドライバーヘッドが当てはまるでしょう。

✋重心率の数値が大きなヘッド程(57%以上)
打ち出しが高くなりやすく
スピン量(縦回転)が多め 安定度は高くなるでしょう。
ドライバーヘッドの構造上
重心の高いモノは 重心も深く 重心距離の長め
慣性モーメントも高い 安定型のタイプです。
一昔前の言葉では シャロータイプ に多いです。
(うすっぺたいタイプです)


✋重心率の数値の低いタイプ は
 👉重心率が55%以下のもの
打ち出し角度が低くなり易く
スピン量も少な目になるため、飛距離重視タイプです。
ヘッドの形状的には サイコロ型に近くなるため
シャローなタイプなモノに比べると
重心は浅く・重心距離の短め の ディープタイプ です。
       
👉弊社のGR-14は 53% !
煽り打ちの左回転多めの人には非常に危ないヘッドになります。


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ヘッドの性格で言うと
❶弾道が低めの方
❷安定/平均値を重視したい方
❸フックを避けたい方
❹左方向を避けたい方

は前者のシャロータイプを選んだ方が良いでしょう。

①弾道が高めの方
②飛距離を重視したい方
③スライスを避けたい方
④右方向を避けたい方

は後者のディープタイプを選ぶ方が良いでしょう。


ただ 総じて
フックが多く、左引っ掛けての多い方程
ディープなモノを選ぶ(好む)ケースが多く、
飛距離に悩まれる方の方がシャローを選ぶケースが
多いように思われます。

スナップショット 1 (2014-07-21 12-32)


昨今のゴルフクラブ事情ですと
アイアンが 軽量スチール装着のモデルが殆どですので
その結果、小振りなアイアンヘッドが相方になるので
シャロータイプのドライバーとは
どんどん相性が悪くなります。

クラブが長くて、ヘッドが大きいドライバーの方が
重心距離も長く、深く 鈍重なモノになりますから
✊上がり過ぎる方
✊右へ行き易い方
✊スライスが出易い方
には クラブが選びにくい時代です。



最近では ヘッド内部などの 重心(重さの塊)によって
形状と関係なく 重心位置を設定するヘッドも増えていますが
その造りだと 大きな分の慣性モーメントが得られず
何かを得ると 何かを失う という結果になります。
ドライバーヘッドの一番大きなメリットはその体積です。
体積なりの慣性モーメントを
無理な重心設定を優先するあまり失うのは勿体ない ですね。

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シャフト◎トゥダウンは悪者?

2020年05月12日 16時35分35秒 | スポーツ
ゴルフクラブは ウッドであっても、アイアンであっても
パターであったとしてもL字型の形状で
ヘッド重量の中心点はシャフトの延長線上にありません。
 
ゴルフクラブのとても面白いところ、
特徴的な部分ですが、
その重心距離のズレが(シャフトの延長線上に無い)が
静止時(アドレスなど)と運動時(スイング中)
二通りの特性・役割を発揮します。
 
昔から 重心距離の無い電電太鼓のような
クラブがちらほら発売されていましたが、
ロフトとの組み合わせで非常に危険な
楽しみ以前の問題になってしまい、すぐに姿を消します。
 
重心距離があることによって
スイング中、視覚でなく、感覚で
ヘッドの向きを把握することが可能です。
逆に 重心距離が無い(ゼロ)であると
どんなヘッドの向きになっても近く出来ませんから
危ないので、とても強く握らなくてはならず
飛ばすことが出来ません。
 
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重心位置のズレ(シャフトの延長線上にない)ことを
正しく利用すれば、トップの位置の把握もし易いですし
ダウンスイングに力みが発生させず
そのクラブやヘッドの重さで グリップを進行方向に
動かす手伝いもしてくれます。
 
重心位置のずれがあるので
簡単に使う「シャフトをしならせる・しなるもどす」には
クラブのねじれが伴ってしまいます。
ゴルフクラブは角度が大切ですから
捩じって使うのは 上下左右の角度を危ういモノに
してしまいます。
 
 
ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー
 
昔から トゥダウンは悪者扱いを受け
それが「硬いシャフト」への道につながっている
のかも知れませんが、こちらをご覧ください。
 



お使いのドライバーは 44インチ
ヘッド重量は 241.7g(スイングウエイトはF-7.0)
シャフトの硬さを表す振動数は 102cpm です。
ヘッドの重さはあるとは言え
市販の平均的なRフレックスのドライバー が 240cpm位
ですから、半分以下の硬さと言っていいでしょう。
(半分以下という表現もおかしなものですが…)
 
アドレス時のシャフトの位置に線を残し
インパクト時のモノと比較して貰いました。
IMG_8497

 
重心位置のずれ分だけ しか トゥダウンしていないのが
分かるかと思います。
この映像は おそらく トゥダウンのコトがテーマではなく
別の何かの目的で撮影されたものだと思いますから、
意図的にトゥダウンを抑えようとか全く考えていないと思います。
 
 振動数102cpm のドライバーは
空中に上げるだけで 大きくしなります。
 
しかし、クラブをひねらないで使うとこの通りです。
ソコソコの距離だと思いますし、弾道が綺麗です^^
 
 
 
振動数300cpmを超えるアイアンで
このような しならせ方をして打つ人もいます。
 
 
さて どちらが簡単で、
どちらが効率よくクラブを使えるのでしょうか…ね。
 
インパクト時の体の姿勢を見る限り
からだへの「負担」は随分違いそうですね。
 
しなるシャフトをしならせないで打つ方が良いのか
しならないシャフトをしならせて打つ方が良いのか
 
インパクト時の体の姿勢に答えがありそうですね。。。
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