【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

アドレス🔵スタンスの向き

2020年01月11日 18時00分23秒 | ゴルフ

 

OGPイメージ

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重〜いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ ...

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

 

 


スタンス アドレスには大切な二つのチェックポイントがあります。


これはご存知だと思いますが
❶スタンスはターゲットと平行
であって スタンスをターゲットに向けるのではありません。
疲れてきたり、急いでいたりすると
無意識にそうなりがち…ですので ご注意ください。

Desktop 2019.08.05 - 07.31.06.02_Trim_Slomo_Moment


スタンス自体をターゲットに向かって取ってしまう と
結果として 大きく右を向いて アドレスをしてしまうことになります。
ゴルフを始めたばかり の人はこれ多いです。
これで練習すると
右を向いて引っかける というのが自分のスタンダードになってしまう上
例えば 見た目上 左の足かかと付近にボールを置いているようでも
実際には ずっと外、ずっと左に置いているコトになり
当たらない、届かない ひっかけが激しくなる が故に
ボールをグッと中に入れて 構えることになります。
ここまでくると結構複雑です。
ちょっと時間かけても スタンスも向きは修正しておきたいです。




❷スタンスの向きは両かかとのラインで

多くのゴルファーは
スタンスの向きの基準をつま先 でとりますが
それはちょっとチェックし直した方が良いです。


IMG_0001


右打ちのゴルファーの場合 左足
左の足、㊧の靴の方がつま先を開いてるケースが多く
その状態で 両つま先がターゲットと平行…
というコトになると
 実際にはやや右を向いて打っているコトになります。

IMG_0001 (2)



つま先の開き具合は
ある意味傾斜への対処
 にもなります。


ですので つま先基準でスタンスの向きを作ってしまうと
コースへ出た時、その傾斜、傾斜具合で
ボールの位置が動いてしまう というコトになるので
かかとでスタンスの向きを取ることに慣れましょう🎵

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清く正しく、体にやさしいフックボールを!

2020年01月11日 15時38分56秒 | ゴルフ

けっして 右回転のボールの方が良くない、悪い
と言っているのではありませんが
余りあるほどのヘッドスピードがないのであれば
飛距離を出すには 左回転の方が良いでしょう。

本質的に、ゴルフクラブも左回転を入れることは得意 です。

オジサンゴルファーにとって
飛ばし → 左回転の方が有利
なのは
ゴルフクラブの形状・特性によるものです。

ゴルフクラブは フェースの向きとロフト角度
そして入射角度というのは 絡みあっているので
右回転が入る弾道 というのは 高さ、もしくは スピン量豊富
がくっ付いてきます。

低ければよい、低スピンなら良い とは
決して思いませんが、
適切な高さ、適切なスピン というのは
平均的には 今の自分の状態・弾道よりも 低め・少なめ になるでしょう。

どちらの回転が入っているにしても
どちらの弾道にも特性があります。

右回転で飛ばすなら、絶対的なボールスピードも必要ですが、
低めに抑える必要があります。
逆に 左回転で飛ばすなら ボールスピードを意識する必要はありませんが、
ある程度の高さが必要になります。

 

スナップショット 1 (2017-12-25 19-19)



よって ヘッドターン・ヘッドの返しで 左回転 を作る方法は
よほど ヘッドスピードが速くない限り、
左回転の成功 と 打ち出し上下角度の低さ、
         (キャリーボールが確保し辛い)
左回転の成功 と 打ち出し左右角度が㊧、
         (左回転が目標から離れていく)
がパックになっているので 清く正しい左回転 ではありません。
       ( ;∀;)一言でいえば 単なる「ひっかけ」です。

清く正しく 体にやさしい 左回転~フックボール を打つには
物理的には
 飛球線に対し フェースが右を向いた 状態で、インパクトを迎えます。
 別な言い方では インサイドから打つ ということです。

ロフトは締まっている →ボールは長さなりの入射・降下で
上から打ちますが、フェースの向きは閉じません。

左回転を持ち球 にする ということは
結果として出てしまったミスを除き、
出来るだけミスが増えないよう、
ボールを、弾道を管理しなくてはいけません。

左回転は 締まったロフトで打ちますから
縦回転が少なく
 ボールが曲がるか、大きく曲がるか
の基礎になる分母が小さいのです。

右回転であれば 平均的な縦の回転数 は
4000回転以上 が分母になりますから
横回転が 1000回転でも 数値としては 0.25 ですが、
㊧回転だと その数値(縦回転)は 2500回転くらいになるので
同じ横回転の 1000回転では 0.40 になります。

0.25の数値では 弾道に曲がりが出ません。
0.40の数値では かなり はっきりと曲がります。

2500回転の縦回転に対し 0.25 の数値は
625回転という とても微妙な数値
つまり 左回転を自分の持ち球にする限り
 より回転の大小には敏感なショットが必要になるのです。

右回転を打っている限り
横の回転数が 1500でも 1000でも
あまり大きな弾道の違いになり難いのですが
左回転をうつと
500回転と800回転で 弾道に大きな差が出るので
安定し難い方法(フェースローテーション)を採用するのはとても危険なのです。

 

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「体重移動」は「からだの回転」と同意語です

2020年01月10日 21時23分08秒 | ゴルフ

ゴルフのスイングにおいて 体の構造上
回転軸となる背骨に対し
主な体の重みは前側にあります。

✋体が右を向けば体重は右に
✋からだが左を向けば体重は左に
自然な形でかかるようになります


その際、重さのかかる方の足が
スイングにとっての軸足になります。


体重移動 とは
それそのものが 単独のテクニック ではなく
からだの回転と一体になったモノ 
です。
MVI_0873 (2)(2)_MomentMVI_0873 (2)(2)_Moment(6)








ですので
体重移動が上手く行ってない というのは
からだの向き・・・
その体が 股関節から上の胴体 でなく
肩だけを捻₍ひね₎っているケースと思われます。


右を向いているのに体重は㊧
左を向いているのに体重は㊨
というのは大変不自然で からだにも無理がかかります。
スタンスの両足 に対して左右(飛球線に平行な)だけでなく
前後(ボール~背後)にも重さが動くようになるので
実は 肩だけを回すスイングは コースでの傾斜地に弱くなります。

MVI_0868Trim(3)(2)_Moment



足による 体重移動のサポート は
多くするほど 長いインパクトエリアを確保できますが、
脚力や股関節の可動域など……耐える力が必要になりますから
 自分の能力にもよります。  ✊無理しない範囲で。


体重移動が上手く行ってないスイングは
向きを変える~回す モノ が間違っている可能性が高いでしょう。

胴体を一体に動かし 向きを変えるスイングでは
腕の長さに自由がありますが、
胴体を回さず 肩だけをねじるスイングはIMG_0872
腕の長さ、左右の腕の長さに制約がかかり
からだを回すコトに対する手抜きは
 ダウン~インパクト時のローテーションと言う曲芸で
補わなくてはならなくなります。
腰などへの負担も大きく、ローテーションにより
肘や手首への負担も多いのに 練習が不可欠 というコトなのです。

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からだをまわす = 骨盤の向き

2020年01月10日 15時16分51秒 | ゴルフ

スイングを突き詰めていくと
とても重要になるのは 時期 です。

➀進行方向が右 右向き 右が高い 左が低い →俗称テークバック
➁進行方向が 右向き 右が高い 左が低い →俗称ダウンスイング
➁進行方向が 左向き 右が低い 左が高い →俗称フォロー

例えば ダウンスイング と呼ばれるモノは
からだ~骨盤~股関節から上の胴体 が右を向いており
進行方向である 右→㊧ が低くなっている時期 を 指すのであって
人間のアクティブな動作を示すモノではありません。

言葉遊びになってしまいますが 進行方向の体サイド㊧が
dohiraki低くないのでは ダウンスイング とは呼べなくなってしまいます。

ですので テークアウェイやトップオブスイング、テークバックの時点で
からだをよじり、骨盤を右に向けていなければ
ダウンスイング と言う時期が始めから存在していないのです。


ありあまる体力、強靭な体、持て余す時間、痛みに鈍感であれば
どうスイングしても良いと思いますが、
参考例 として 例えば このインパクト を見た時に
これ以前が 通称「ダウンスイング」にあたるのでしょうが、
このインパクト姿勢から「ダウン」スイングが見当たりません。




スイングは 体の向きの変更 と言う時間が軸になって進行します。
その基盤 となっているのが 前傾姿勢
体の前側にあたる 骨盤と大たい骨の角度差//股関節の角度差 です。
前傾姿勢があるので、体の向きに応じて
左右の高さが変わっていくのが スイングのみそ です。


からだと言うかなりの質量物を上手に逃がしつつ
からだの向きを変えるには それぞれ 左右の軸足 と言うのを作らないと
前傾姿勢が 体の横、側帯の傾きになってしまい
自分の体の重さは 腰回りに負担として掛かってしまいます。

IMG_2813Trim(2)_MomentIMG_2813Trim(2)_Moment(3)IMG_2813Trim(2)_Moment(5)






だから しっかり 骨盤の向きを変える 必要があるのです。
体重移動 は ただしい体・骨盤の向きの変更を行えば
 自動的にくっ付いてきますので、格段の意識は必要ありません。

からだと同調、体でクラブが移動させられれば
クラブと体の相対関係はある種固定の状態になります。
上の写真でも クラブと自分の上下関係は変わっても
上から俯瞰した状態では からだとクラブの関係は
3枚の写真共にほぼ同じです。
スナップショット 1 (2015-10-15 19-52)スナップショット 6 (2015-10-15 19-55)スナップショット 8 (2015-10-15 19-55)




 

 

 






骨盤を回さず、肩だけ、上半身を捩じっているのであれば
腰痛気味、腰痛の心配がある人、体重がそれなりにある方は
将来を見越して 改善をお勧めします。

 

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ゴルフスイング改造の壁

2020年01月09日 23時17分49秒 | ゴルフ

 

 

お店を訪れた方のスイングや
クラブ、ヘッドの傷やフェースのボール痕
などを見れば、十中八九 どんな球を打ち、
どんなことを苦手とされ、
どんなことに悩んでいるか 推測が付きます。

IMG_3232








これは別に手品でもなんでもなく、
変な例えではありますが、
事件現場の物的証拠…みたいなものですから、
スイング刑事、ゴルフクラブ刑事としては
一応ベテランな私にはそう難しくありません。
IMG_3232


弾道の悩み、スイングの悩み、苦手の克服など
実はシンプルな方ほど 簡単に改善します。
(人柄とか、性格とかの話ではありませんので、あしからず)
それはどういうことか、というと
よくある話ですが、
多くの人はスイングを円弧を意図的に造るモノだと思い
ちょっと安易な表現ですが、
ダウンスイングで先に体というか、足を動かし、腰を回し、
骨盤が正面を向いてから、肩というか腕を振って
クラブを動かします。
胴体をへそあたりから下の骨盤(腰)と
へそから上の肩 と二つに分けて使っています。
20170920_matsuyama-650x435

自分では ダウンスイング後半につかう
へそから上の肩 も体だと思っていますし、
腰と肩を別に使うことを『スイングの溜め』とも思っています。

腰が正面を向いて
"から"
肩…腕を動かしクラブを振るので、
ボールを打つ時には 既に体は開き、
左サイドは上がっています。
👉👉👉👉正面の存在しないスイング です。

MVI_0748Trim(5)Trim(2)Trim_Moment(4)MVI_0748Trim(5)Trim(2)Trim_Moment(5)






そのクラブの扱いでは
必ず 体は左が高く、右が低くなりますので
アドレス時に想定している スイングボトムは
必ず ボールの手前(右)になります。

そうなれば ヘッドに奥行きのある
フェアウェイウッドは上手く打ちにくくなります。

また このスイングでは
どちらもやさしくはありませんが…、
左足下がり ではそこそこです。
左足上がり ではより一層 右サイドが下がるので、
あまり得意とされていません。

このスイングでは 普通に打てば
体は開き、右サイドが突っ込むので
高めのための やや右回転気味 になります。
距離もあまり満足していないでしょう。

この扱いであれば、バンカーはさほど苦しみません。
アプローチのダフリトップはついて回りますが、
毎度毎度 ややショート気味を除けば、
経験値相応のアプローチになるでしょう。


問題はここから先です。

前述の通り、
先に腰を回し、あとから肩~腕でクラブを振る
そのスイングは 俗に言う「アウトサイドイン」
正しくは「正面のないスイング」ですが、
一般的には「振り遅れ」と呼んでいます。
 
2276add6

体が開いていますから、右サイドが下がり、
右サイドが下がっている分、
 右肩とボールの距離は詰まって(近づいて)いますから
右腕が伸ばせません。
👉右腕が伸ばせなければ、ロフトは開き、
 フェースは右を向きますので、
 放っておけば 高めの右回転 です。
 
スイング也な弾道です。

ところが、この同じスイングをしているのに、
自分の練習と経験によって
ヘッドを返したり、色々な方法を編み出し、
左回転(フック)の球を打っている人がいます。

自分なりの方法を「編み出して」いますから、
問題はより複雑化し、深刻になります。
IMG_0491

体を開いて その方向に引っ掛けを
意図的に打っているのですが、
本人のその認識はなく、
意図的に ひっかけを打つので
アドレスの向きもどんどん右向き、
クローズスタンスになって行きます。

少々、嫌味も入れますが、
その「意図的な引っ掛け」をドローだと思い、
ドローボールを打つ、打てない を
スイングの習熟度の基準としているので
その複雑な打ち方をどんどん深めていきます。


勿論 体は開きますので、
シンプルな方のフェアウェイウッドの不得手と同じく
余りフェアウェイウッドを得意としませんが、
コチラの場合、自称 中級者以上なのに
バンカーやアプローチもあまり得意としません。
経験と練習量によって それはカバーしていますが、
この複雑な打ち方を維持するのには
その頻度や量はかなり要するので、
年齢とともに かなり難しくなります。

体は開いているのに 左回転を打っているので
当然 体の使い方は複雑…。
にもかかわらず ショットやスコアを維持するのには
練習量・頻度ともに必須条件…。
体がもちません。

img20070608_1


・・・・と言う方が大勢お店にお越しになられます。
始めの 体を開いて右回転を打ってくれている方は、
スイングのメカニズム通りなので
スイングのメカニズム・クラブのメカニズムを
理解すれば、人によって時間はかかるかも知れませんが、
問題がシンプルですから、必ず解決します。

ところが、体の使い方やクラブの使い方
その言葉の通り「こねくりまわしている」人は
スイングのメカニズム・クラブのメカニズムを
字面で理解したとしても、
それを無理やり 物理や科学を乗り越えて使ってきたので
そう簡単には行きません。

左回転…自称「ドローボール」
スイングというか、ゴルフ上達の基準値としてる節があるので
右回転「スライス」を打つのに大変抵抗があり、
本来 その体の姿勢や使い方から
素直に打てば出る筈の「スライス」に
立ち返ってくれるのを異常に嫌います。


そして その二つの傾向は
ゴルフクラブの「選択」にも表れ、
後者の「引っ掛けフック」を打つ人は
軽いヘッド、
小さいヘッド、
重心距離の短いヘッド、
ロフトの立ったクラブ、
小振りなヘッド、
バンスの少ないウエッヂ、
ユーティリティクラブ、
硬いシャフト、
軽量スチールシャフト、
を好みます。

また クラブのセッティングの中のバラつき
例えば アイアンセットの中のバラつき で
一本だけ柔らかいモノが混じっていると
それを上手く打て、それが飛ぶ人は
「クラブに助けて貰えます」し
シンプルにスイングを改良していけます。
時間もあまりかからないでしょう。
しかし、そのバラツキの中で
より硬いものほどうまく打てる人は
「クラブに助けを求める」のを苦手としていますし、
実際に クラブの性能を封じ込めるような使い方をします。
助けてあげたいですが、
内実、ご自身からそれを拒否しているので
簡単ではないですね~( ゚Д゚)

体を痛めず、楽しければなんでも良いですが、
我々の年齢になってくると この使い方では
どこかに痛みが出てきますし、
人は本能的に 痛みの出る動きは速く動きたくありません。
危険回避の本能です。
距離が出なくなってきた…のではなく
距離を出すための速度が怖くなってきている のです。
mh

そりゃ そうですわ。
胴体には横にひねる「機構」がないのに無理やりひねって、
体の姿勢からすると 両腕の長さの都合が付いてないのに
それを無理やり都合付けてるのですから
無理が生まれます。普通は壊れるか、断念してます。
それを維持してきたのです。
そこの 考えの転換
 それそのものが「スイング改造」なんでしょうね。
技術の問題ではない気がします。
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アプローチとスコアの伸びない理由

2020年01月09日 16時14分47秒 | ゴルフ

http://hbs.livedoor.blog/

 

 

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

ちょっと面白い実験をしてみました。


まずは データの数値をご覧ください。


スナップショット 1 (2017-12-25 19-21)


アプローチショットなどで
『スピンを効かせろ』と耳にします。

確かに その言葉は
『スピンを効かせろ!』であって
『スピンを増やせ!』とは言ってないのです。


ゴルフクラブは特に細工をせず、
普通にショットすると
ロフト角度とクラブの長さの関係から
ロフトが多く、クラブが短いモノの方が
『スピンの数値』は多くなります。
ある程度の 距離までは
スピンの数値と飛距離の関係は
比例とは言わないまでも、関係性が深いです。

ところが ウエッヂショットというか
ロフトが45度以上のクラブでのショットにおいて
『スピン』と『距離』の関係はあまり関係が深くなく
同じ距離を打つにしても 色々な回転数で打つことが可能です。
立ったロフトのクラブよりも
 均一な球を打ち続けるのが簡単ではない ということです。

多くの人が経験すると思いますが、
同じフルショットをした時には
7番アイアンとウエッヂでは
ウエッヂの方が回転数の数値は大きくなりますが、
と言って ウエッヂの方が『スピンが効くとは限らず』
7番アイアンがスピンで ぴたりと止まり経験を
されたことがあると思います。


スナップショット 1 (2017-12-25 19-21)







このデータ 上から①②③としますが、
①②は55度のロフトの悶絶ウエッヂのデータ ですが、
なんと ③はパター、進化版ブリストルパターで
 打ったデータなのです。

ややトップ気味やや だったかもしれませんが、
スピンの数値は「ブリストルパター」が一番多いです。
しかし、当然ですが ファーストバウンド地点で
スピンが効いたりはしません。

スナップショット 1 (2017-12-25 19-19)


そもそも スピンは RPM 👉1分間での回転 ですから
アプローチショットなどで 「スピンが効く」を対象にすると、
3000rpmとしても、1秒間には60回転程度しか
していませんから、 3000回転と4000回転に
大きな違いはないのです。
現実、当たり前ですが 一番スピンの数値の多いパターでの
ショットはまったく止まらず
 スピンが効くどころではありません。

知られていませんが、ショットの中で
最大にスピンが増えるのは 「トップ」 です。
これは 打つクラブの機種や番手に関係なく
簡単に回転数は 1万回転 10000rpmを超えます。
パターでのトップでも この回転は出てしまいます。
オーバースピン が転がりがよいのなら
このトップ気味の球は 良く転がると思うかもしれませんが、
回転というのは 摩擦 によって生まれるのですから
1000回転に比べ 10000回転のボールは
10倍以上の接地面積、摩擦抵抗がかかりますから
ボールの移動(パターで言う転がりの意味)よりも
摩擦熱になったり、どんどんエネルギーは別なことになり、
回転数に比例するような距離は出たりしません。
   逆に飛ばない位です。

ボールを上げてアプローチすることを推奨している訳では
ありませんが、ある程度の高さで
グリーンにアプローチする場合、
グリーンの地面の硬さにもよりますが、
着弾後のボールの転がりは
 スピン…よりも地面に対する落下角度の方が
影響は圧倒的に大きいです。
スナップショット 1 (2017-12-25 19-19)
しかし、見ての通り
同じような距離を打つにしても
ボールの距離! ではなく 道のりは圧倒的に
高いモノの方が多く、
ロフトというモノの特性上、
 遠くへ飛ばしたいから 速く・強く打っても
より高く、より多くのスピンになり易いので
 道のりは増えても~距離は伸びない ので
打てば打つほど ショートする可能性が少なくありません。

特に 煽り打ち・しゃくり打ち するタイプの人は
その傾向は非常に強く、
上げるアプローチしか出来ないのに、
強く打てば打つほど ショートし、
その煽り打ち・しゃくり打ちをする人は
 パターを苦手としているケースが多い(間違いないです)ので
     パットもショート・・・(*_*;

ショットの数値
 ボールの速度
 ボールの回転
 ボールの角度 は
ヘッドの上下(下降~上昇)と
インパクト時のヘッドの関係によって構成されます。

ヘッドの最下点でとらえようとする人は
下降 上昇 どちらかで打つ可能性が高く、
打ってみないと どちらになるか分かりませんから
練習の量をしても 距離感というモノが確率され難い です。
打つロフト・弾道が毎回違うので
 距離感の構築のしよう がない からです。


それがスコアの伸びない原因…だったりします。

 

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初めてのゴルフスイング 『からだ』の回転

2020年01月08日 18時35分47秒 | ゴルフ
ゴルフのスイングを覚える場合、
 『初めての体験』が長いゴルフ人生に大きな、大きな影響を与えます。

その時の ゴルフクラブ(硬くてヘッドの軽い)の影響も大きいですが 
その時の 思い込みがスイングを形作ってしまう と言っても 決して過言ではないと思います。

http://hbs.livedoor.blog/archives/1992522.html

通常 初めてゴルフクラブでボールを打つ場合
 届かない、届きすぎる という ヘッドがボールと当たらない 
から始まる訳ですが、 「当たるコト」が最優先になる影響はかなり大きいです。

 届かない~空振り、トップ 届きすぎる~ダフリ を排除、
もしくはクリアするのには 簡単には 安定度
 固定した「なにか」が欲しくなるでしょう。
 スイングのからだ使いであれば 何か固定~動かない場所 というコトになります。
IMG_0013_Moment(2)

✋本来、ゴルフのスイングでは 
からだの回転~向きの変更が必要 なので
 上半身と下半身の境目は 股関節 
骨盤から上が上半身、大腿骨より下が下半身 です。

また もしも 初めての方がいらっしゃったら 
ボールを当てるコト ではなく
 からだの回転で からだの向きの変更でクラブを動かす 
自分が動かない(腰から下を固定して) 上半身でクラブを振る事を覚えるのではなく
 クラブを動かさず、足も含めた  自分が動くから 結果、クラブが動くんだ 
というコトを 薦めて貰いたいと思います。 

そして からだの回転でクラブを振る コトを優先させ
 そのヘッドが通る場所を ある程度 均一化させ 
その場所にボールをセットする。 
ボール在りき、ではなく スイング在りき で スイングを覚えるコトをお薦めいたします。

が、届かない~届きすぎる という問題を解決したく成れば 
骨盤から下を動かさず そこより上でクラブを振ろうとします。

  へそ 辺りが境目になりますね
 
この時点で ゴルフスイングの動作 での 
からだの回転 の そのからだがどの部位を指すのか 
からだとはどこなのか に隔たりが生まれます。

へそから下を固定、動かさず 
へそから上 主に肩や肩甲骨を胴体に対し 
ねじるコトがからだの回転 という 初っ端の「誤った思い込み」が刷り込まれます。

IMG_0093_MomentIMG_0093_Moment(3)



 

👉この誤ったスイング造り は  今も アプローチという形で
 そっくりそのまま 残っています。 
 ビギナーの方に 腰から下は固定して 
 肩だけを揺さぶって 振り子のようにアプローチする  という 
犯罪のようなことを教えるレッスンプロが多くて閉口します。
 
正しいからだの回転のポイントは
❶前傾姿勢がある~傾きのある回転であるコト
  つまり 前傾姿勢の場所は股関節 ですから  股関節が使える
 👉からだの回転であるコト です
❷ショットは 両手でクラブを持たねばならず  
別な言い方をすれば 両手は拘束されています。
  からだの向きを変えても その向きに片方の腕の長さが制約され
  決められてしまうのでは 意味がありません。
  どちらを向いていても フリーな両腕の長さ の取れる  回転が必要です。
  
ゴルフクラブには ロフトなどの角度が付いており  
その角度は 方向や距離、弾の高さなどにとって  とても重要なモノです。
 
 腕の長さに制約がかかると その角度は大きく変化してしまい
  常時、似たような角度でボールを打つコトが難しくなります。
 
😵困ったコトに・・・ですねIMG_0049 (3)_Moment 
その時期(初めてボーを打つ→当たるようになる)と並行して
 「スイングは軸が大切」とか
 「ボールをよく見ろ」
 「顔を動かすな」などと言う からだのどこかの部分、 
この場合は腰、骨盤、へそから下 を 固定した方が良いのでは…
というニュアンスの言葉が流れ込んできます。

だいたい この時期で 長ければ50年を超える 
ゴルフスイングの非常に歪んだ基礎は出来上がってしまいます。

 

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スライス(こすり球)撲滅キャンペーン

2020年01月07日 14時57分32秒 | ゴルフ

スライス こすり球を常用としているゴルファーは
 ゴルフが安定しない「選択」をしています。 

ゴルフ・ゴルファーにとって
スライス・こすり球は忌み嫌われるのは理解できますが
ゴルフを安定させ、向上させるのには
 逆球を打たないことはとても大切です。

逆球とは 概ね出るだろう「曲がり」
例えば いつも「右曲がり」の人が
その反対の「左曲がり」の球を打つことを指します。

右曲がりの球にも、左曲がりの球にも
長所短所は存在します。

右曲がりの傾向は
距離が出にくく、弾道が高く、風に左右されやすく
番手に不得手得手が多いことで
左曲がりの傾向は
距離が出るが曲がりの危険度は高く、弾道は低い
同じく番手に不得手得手があり、
左曲がりの出し方によってはバンカーを苦手としています。

ゴルフはコースを攻略して
無駄なショットを極力少なくするところにありますから
 ボールの飛ぶ方向は当然大切です。 

右曲がりの多い人が
コースで突然逆球を打ってしまうと
当然 右曲がりを計算して構えを向けていますので
そのまま OBやスコアの直結するミスになってしまいます。

ところがショットのそのもののメインテーマを
小手先によるスライス封じ にしている限り
右曲がりと逆球は くじを引くように 交互に
しかも意図せず出てしまいます。

それがスコアを頭打ちにするのです。

右曲がりは前述の通り
距離が出にくく、弾道が高く、風に弱い
その代わり OBになるほどの曲がりは少ない ので
決め打ちしてしまう と言うのも一つのアイディアです。
でも、ショットの基本、基礎を『スライス殺し』として、
それを金科玉条のようにし続けている限り、
それも難しいでしょう。
こすり球を常用する人がスコアが伸び悩むのは
ショット = スライス殺し という
 メインテーマがコースでも続くことです。 

ゴルフスイング・ゴルフショットは
自分の動かすゴルフクラブや腕など重さの
その動きによって作られる重さのベクトル(方向)
不可抗力をいつも体が反射的に補足するものです。

スライス殺しを小手先で行う動作は
小手先はスライスを殺しているつもりでも
その動作によって生まれる不可抗力封じのための
体の動きは『スライス促進』してしまう という
矛盾の中から抜け出せないことにあります。

アプローチでの基礎からのスライス撲滅の前に
少なくとも ショットの練習やコースで
テークアウェイの始まりを 右ひじで
その右ひじをアドレス時の後方(背後)に
肘鉄をくらわせるように上げることを心がけて下さい。

右ひじを体に付けて
遼君のように右ひじを体に付けて上げるスイングを
肘を外に開いて、出来るだけ両肘の高さが
前傾姿勢なりに揃っている(胸に平行)を保てるだけで
それ以降のスイングは兎も角
だいぶ スライスは軽減されると思います。

そのテークアウェイでの右ひじ使いは小手先のため
 ではなく、体の姿勢を作ります。 

右ひじを後方に引けば
右ひじを体に付けてテークアウェイを取るよりも
はるかに体が右、骨盤が右を向きます。

骨盤が右を向く ということは
スイングをインサイドからする
ショットをインサイドからする
『機会』を圧倒的に増やします。

骨盤が右を向く ということは
打撃の進行方向に当たる左サイドが低い時間を増やしやすく
ボールを上から打てる ☞ ボールを潰せる
『機会』を圧倒的に増やします。

スイングは小手先で覚えるのは間違っていませんが
小手先で覚えることによって
無意識なうちに 不器用な体をコントロールする のが目的です。

小手先で小手先のスイングを作っている限り
体を壊すほどの練習量が必要になってしまいます。
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手で動かす初動とからだの回転で動かす初動の比較

2020年01月06日 21時35分35秒 | ゴルフ
手で動かす初動とからだの回転で動かす初動の比較
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動きたがりのヘッドは動かさないが正解

2020年01月06日 16時42分17秒 | ゴルフ

ボールを当てる ボールを打つ というのは 

ある程度、年月をかけてゴルフをしていると 本能というか、反射に近い行為になっていきます。



この二つの映像を見比べても… 

同じゴルファーが 2~3週間程度でこうも変わるのか

 とても興味深いところでありますが、

 結果として 修正前(白黒の映像)では 振り遅れ、

体の正面,時間進行に対し振り遅れていますが

 頭の中のイメージは やはり 体の向きの時間進行が基準にあるのではなく

 ボールと空間に対する位置関係、ボールに対するヘッドの軌跡 という なのかも知れません。
 

体の進行に対して大幅に遅れているクラブを 形式上

 インサイドから入れようとして 開いてしまうロフト、フェース面の向きを

 インパクトのほんの直前で急きょ ヘッドターンさせています。

 おそらく 0.1秒もないほどの時間 の中です。

 先行してしまっている体の向きを正面で止めて、

 インパクトを待っていようしていますが、 

 右手がボールの方に出る 手さばき(ヘッドターン) 

 ヘッドの遠心力に引っ張られるのに対抗する反射 などが伴い、

体は開いてしまい、 結果として 外から入る(アウトサイドイン) 典型的な カット打ち です。

 一般的には カット打ちの修正、改善は

 このフェースターンを もっと高速に! もっと多く! もっと強く! とし、

インサイドの切り込む軌跡に対し 

左を向いたインパクトを造らせるのが教本なのでしょうが、

 もっと高速に! もっと多く! もっと強く! フェースターンをすれば、

体もより開き、 より体重も右に残りますから 

より一層インサイドにヘッドは切り込みます。

IMG_0685


ボールに右回転がかかるのは そのヘッドの軌跡に対する

 フェースの向きなので 毎度毎度 微妙にその基準になる軌跡が変わるのですから 

程よい フェースターン と言うのが存在しない

 ゴールの毎度動くサッカーと言った感じです。

 その始まりになっているのが 

テークバックの時点での 体の向きとヘッドの相対関係です。
 

  ✋同じ人物です(^_-)-☆ しかも2週間の差です


スナップショット 1 (2018-03-26 9-46)スナップショット 1 (2018-03-26 9-47)




         










カラー(改善後)の方は少々オーバーな位置

 では ありますが、 その二つの差は スイングの始まる

 たった0.1秒後で テークバックのほんの一瞬の時間の間に 1mに近いような差になっています。        ……こうも違うのかと少し驚きます。

 腕さばきでどうこうしよう…と言うはっきりした意識ではなく 

ぼんやりとした ヘッドの通り道~行き道を 器用にさばくことの出来る

 腕で 笑ってしまいますが 手抜きで形成してる と言うコトです。

 前傾姿勢を除くと アドレス時、グリップはへその前程度の高さにあり、 

トップの位置では  そのグリップは肩のライン位の高さになります。

スナップショット 3 (2014-03-04 10-52)

動かした量は 50㌢程度 です。
そして その50センチのグリップの上下動。 

👉ヘッドの上下動も50㌢(以下)で抑えるのがポイントです。


 体の回転、向きの変更によって 

スイング、ヘッドの軌跡が 円を描くのは理解していると思いますが、 

『結果、円を描くのです』 

『それによって グリップよりもヘッドの方が遠くを  長い道のりを移動する』

ことになるのですから それを自分で

 意図的に する必要は一切ないのです。 

二重に同じことをしようとしている のです。

本当は体が向きを変えれば それを自動的に 行います。

にもかかわらず それに手先で 

ヘッドの方がグリップよりも たくさん動く、遠くを動く、速く動く、

 それを 余計に加える必要は一切ないのです。
   

ゴルフクラブは 先端が特に重くなっています。

 体が回転する と言うことで円を描くのですが、 

それに手で余計な道のりを加えてあげると 

自分の意志によって 描く円軌道 

のものが その先端にある重さによって影響を受け

 自分に在るはずの観念的な軸点(主導権と言えば良いのか…)が 

 ヘッドの重さに取られてしまうのです。

3-5→3-19_中 (7)

ヘッドを体◯と腕✗で 

多く動かせば 本来 体だけで造られるヘッドの軌跡よりも

 道のりは長くなり、遠くなります。

 時間の進行の基準になる 体の回転から どんどん遅れて行き、

結果 体を回しさえ来れば 訪れる筈のインパクト が 

体の回転が終わってしまっても来ないので 仕方なく

 フェースターンして 体の回転の代わりを必要とする というのが結末です。 

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