【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

動きたがりのヘッドは動かさないが正解

2020年01月06日 16時42分17秒 | ゴルフ

ボールを当てる ボールを打つ というのは 

ある程度、年月をかけてゴルフをしていると 本能というか、反射に近い行為になっていきます。



この二つの映像を見比べても… 

同じゴルファーが 2~3週間程度でこうも変わるのか

 とても興味深いところでありますが、

 結果として 修正前(白黒の映像)では 振り遅れ、

体の正面,時間進行に対し振り遅れていますが

 頭の中のイメージは やはり 体の向きの時間進行が基準にあるのではなく

 ボールと空間に対する位置関係、ボールに対するヘッドの軌跡 という なのかも知れません。
 

体の進行に対して大幅に遅れているクラブを 形式上

 インサイドから入れようとして 開いてしまうロフト、フェース面の向きを

 インパクトのほんの直前で急きょ ヘッドターンさせています。

 おそらく 0.1秒もないほどの時間 の中です。

 先行してしまっている体の向きを正面で止めて、

 インパクトを待っていようしていますが、 

 右手がボールの方に出る 手さばき(ヘッドターン) 

 ヘッドの遠心力に引っ張られるのに対抗する反射 などが伴い、

体は開いてしまい、 結果として 外から入る(アウトサイドイン) 典型的な カット打ち です。

 一般的には カット打ちの修正、改善は

 このフェースターンを もっと高速に! もっと多く! もっと強く! とし、

インサイドの切り込む軌跡に対し 

左を向いたインパクトを造らせるのが教本なのでしょうが、

 もっと高速に! もっと多く! もっと強く! フェースターンをすれば、

体もより開き、 より体重も右に残りますから 

より一層インサイドにヘッドは切り込みます。

IMG_0685


ボールに右回転がかかるのは そのヘッドの軌跡に対する

 フェースの向きなので 毎度毎度 微妙にその基準になる軌跡が変わるのですから 

程よい フェースターン と言うのが存在しない

 ゴールの毎度動くサッカーと言った感じです。

 その始まりになっているのが 

テークバックの時点での 体の向きとヘッドの相対関係です。
 

  ✋同じ人物です(^_-)-☆ しかも2週間の差です


スナップショット 1 (2018-03-26 9-46)スナップショット 1 (2018-03-26 9-47)




         










カラー(改善後)の方は少々オーバーな位置

 では ありますが、 その二つの差は スイングの始まる

 たった0.1秒後で テークバックのほんの一瞬の時間の間に 1mに近いような差になっています。        ……こうも違うのかと少し驚きます。

 腕さばきでどうこうしよう…と言うはっきりした意識ではなく 

ぼんやりとした ヘッドの通り道~行き道を 器用にさばくことの出来る

 腕で 笑ってしまいますが 手抜きで形成してる と言うコトです。

 前傾姿勢を除くと アドレス時、グリップはへその前程度の高さにあり、 

トップの位置では  そのグリップは肩のライン位の高さになります。

スナップショット 3 (2014-03-04 10-52)

動かした量は 50㌢程度 です。
そして その50センチのグリップの上下動。 

👉ヘッドの上下動も50㌢(以下)で抑えるのがポイントです。


 体の回転、向きの変更によって 

スイング、ヘッドの軌跡が 円を描くのは理解していると思いますが、 

『結果、円を描くのです』 

『それによって グリップよりもヘッドの方が遠くを  長い道のりを移動する』

ことになるのですから それを自分で

 意図的に する必要は一切ないのです。 

二重に同じことをしようとしている のです。

本当は体が向きを変えれば それを自動的に 行います。

にもかかわらず それに手先で 

ヘッドの方がグリップよりも たくさん動く、遠くを動く、速く動く、

 それを 余計に加える必要は一切ないのです。
   

ゴルフクラブは 先端が特に重くなっています。

 体が回転する と言うことで円を描くのですが、 

それに手で余計な道のりを加えてあげると 

自分の意志によって 描く円軌道 

のものが その先端にある重さによって影響を受け

 自分に在るはずの観念的な軸点(主導権と言えば良いのか…)が 

 ヘッドの重さに取られてしまうのです。

3-5→3-19_中 (7)

ヘッドを体◯と腕✗で 

多く動かせば 本来 体だけで造られるヘッドの軌跡よりも

 道のりは長くなり、遠くなります。

 時間の進行の基準になる 体の回転から どんどん遅れて行き、

結果 体を回しさえ来れば 訪れる筈のインパクト が 

体の回転が終わってしまっても来ないので 仕方なく

 フェースターンして 体の回転の代わりを必要とする というのが結末です。 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 令和2年の頑張らないクン | トップ | 手で動かす初動とからだの回... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ゴルフ」カテゴリの最新記事